毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年07月

変形箱用スロットカッターのジグ

現在製作中のオーバルボックスのコーナーに契りを入れることにしましたが今使っている90°のジグでは使用で来ません。


箱のカーブが変わると支点を変えなくてはなりません。また頂点をサポートできないのでベースにワークを固定する方法を考えなくてはなりません。


新しいジグの支点には8mmの真鍮棒(可動式)ワークの固定は手持ちのトグルクランプでワークの高さにはM6ボルトと3種類のアクチエーターで対応することにしました。


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蓋の固定(裏向き)です。


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表向きに固定する場合はアクチエーテーの高さをネジで調節して対応します。


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箱本体も同様に固定できます。


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本体の裏向きや分厚い物はアクチエーターを短い物に交換します。


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これで明日うまく加工できるといいのですが・・・


オーバルボックス増産の続きその8

手鋸でカットした部分の痕を鉋で均した後、定盤の上で#400のサンドペーパーで摺り合わせをします。


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蝶番取付け用の切り欠きをトリマースタンドで加工します。


この箱は前後板がフラットなので簡単ですが・・・


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前後に膨らみのある箱は切り欠きの掘り込みを加工した後に45°の大面を取っておかなければなりません。


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本体側も同様です。


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蝶番を付けるとこんな感じになります。


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今日は気温に比べて恐ろしいほど湿度が高く(30℃、78%RH!!)、汗が乾きません。
こんな日は集中力も低下して来るので、蓋上面の曲面加工は明日にして4時前に終了!
早く帰ってお風呂に入いろ!(笑)


オーバルボックス増産の続きその7

天板の接着ができたので側面をサンドペーパーで仕上げます。基本的な形はベルトサンダーでできているので天板との僅かな目違い払いとベルトサンダーの痕を#120→#240→#400と順番に研磨して行きます。 
最終仕上の一歩手前まで仕上げておきます。


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いよいよ待ちに待った蓋と身の切り離しですが今回はヨシダさんに新しく作ってもらった1.6mm厚のブレードでカットします。


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それでもこれだけは鋸屑となってしまうんですが今までの3.2mmのブレードに比べれば雲泥の差ですね!


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例によって側面のみ0.5mm程度を残して昇降盤でのカットが完了しました。(今回はオーバル型なので正確には4隅を残してですが)


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残した部分を手鋸で挽いて切り離します。


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切り離し完了です。


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キヌガサダケ転落事件!



今朝MTBで工房へ向かう途中の最後の急勾配の所でなにかバサッと音がしました。
びっくりして横の斜面を見ると何とキヌガサダケが転落していました!!


斜面の上の方に生えていたようですが、長さ10cmくらいです。この立派な大きさに耐えきれず根元から折れて落ちたようです。


まさかMTBの振動で折れた!! とはちょっと考えられませんが・・・。


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オーバルボックス増産の続きその6

クランプを総動員して6台の天板を接着中です。


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箱本体は明日までおあずけですので、その間にストッパー金具を作ります。


オルフェウスの標準のストッパー金具はムーブメントまでの長さが短いのでオーバルボックスには使えません。
1mm厚の真鍮板で作ることにします。


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10mm巾にケガイた真鍮板をバンドソーで切断します。


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金属用のベルトサンダーで切断面をきれいに整えます。
真鍮板が摩擦熱で持てないくらい熱くなるので革手袋をして10秒くらい研磨してはアルミ板の上で放熱させて冷ましながら作業します。


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出来上がった10mm巾の板にノブの入る穴の位置にセンターポンチを正確に打ち4mmのドリルで穴を開けます。


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ノブが回転しないように小判穴にしなくてはなりません。


フライスにかけるのも面倒なので丸ヤスリで加工します。穴加工が終わったら角にアールを取って、#0000のスチールウールで全体を磨いておきます。


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規定の長さの位置にケガキ線を入れてバイスに挟み折り曲げますがバイスを締める時に直角を確認します。


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後に平らな板をあてがって手で一気に曲げ、最後をプラスチックハンマーで角を軽く叩いてきれいな曲がりになるようにします。最後に叩いた方をバイスに挟んで歪みを取っておきます。


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バフを掛けて完成です。
少し長めに作ってあるので取付時に先端をカットして使います。


手前の1本はオルフェウス標準のストッパーです。


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オーバルボックス増産の続きその5

天板の裏面に箱を乗せて墨線を入れます。方向を間違えないように天板の表面には前になる方に矢印をマーキングしておきます。


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バンドソーで切り抜きベルトサンダーでざっと仕上げて裏面の面出しをします。
プレーナーを低速で通してありますが完全な平面にはなっていません。
定盤に貼付けたサンドペーパーで何回かラッピングすると高いところだけがペーパーに当たってはっきりわかります。
下の写真で中央の白っぽい部分がペーパーの当った所です。この差は0.1mmもありませんが接着すればはっきりとわかります。
高低差が無くなるまであまり力をかけずに平均にゆっくりとラッピングします。


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平面が出ました。


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箱本体に両面テープを貼って面出しした天板を仮固定し、ベルトサンダーで箱本体と段差が無くなるまで研磨します。。


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ルーターテーブルにラベッティングビットをセットし、天板の裏面に段欠き加工をします。深さは5mm,奥行きは9mmです。


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ラベッティングビットのベアリングを奥行きが6mmになるように交換して本体の内側に天板の嵌る段を付けます。
コーナーはベアリングの径で決まるのでその半径に合わせて天板側のコーナーをノミで削ります。


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少しづつ刻んで墨線に近づけます。


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梅雨の晴れ間

梅雨の晴れ間にむくげの花が満開です。


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実はこのむくげの花の写真はこのテラスの特設観察窓?から撮ったものです。


まぁ窓ではないんですが本当は花壇の花に直接強い雨が当たらないようにと極最近設置した庇なんですが・・・
よく自然の森の遊歩道等に野鳥観察小屋なる物が建てられていますが小屋の中には森に向かってスリット状の観察窓があり、この庇の高さがちょうどそんな感じなんです。(違うところは下に壁があるかないかだけ・・・笑)


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今日の工房への訪問者は、この方・・・ゴマダラチョウさんです。
ちょうど網戸に止まったところです。


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オーバルボックス増産の続きその4

響板の端材を使って3.0mm厚、片方が弧を描いた巾50mm長さ12mmの小片を作ります。


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中央を鋤き取った響板が嵌め込まれている溝に少量の接着剤を塗って打ち込みます。


これは製作後、年月が経って響板が痩せて来た時に溝との接合部からビビリ音が発生するのを防止するためです。
響板の中央部の凹は2.8mmなのでこの小片を木殺ししてから打ち込みます。
これで、響板が少しくらい痩せてもガタツクことはありません。


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各部材を慎重に加工しても接合部に僅かな目違いが発生します。
鉋で目違いを払います。


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次に天板を取付けるために上端の面出しをしますが今回はここで新兵器の登場です。


これは以前に使っていたデルタのプレーナーのベースですがきれいにフライスのかかったアルミダイキャストの面が定盤代わりになります。今までは昇降盤や手押しカンナ盤のテーブルで代用していましたが、これなら両面テープでサンドペーパーを貼付けることも可能です。


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#240のサンドペーパーを貼付けて、その上で箱の上端の擦り合わせをします。


これだとペーパーを保持しなくていいので両手が使えるため安定した擦り合わせが可能です。
ついでに底面の擦り合わせもしておきます。


曲面のケガキ線が入れてありましたが、これが全て消えたら摺り合わせ完了です。


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再度ケガキ線を入れてバンドソーに延長テーブルを固定して曲線を挽きます。


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集塵装置は良好に作動していますがワークの中央部下にエグリがあるので切り子が恐ろしいほど出て来ます。
これは如何ともしようがないので後方から扇風機で吹き飛ばすしかないですね(笑)


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バンドソーの刃痕をベルトサンダーで均してやっと目標の箱の形になりました。


明日はいよいよ天板の取付けに入れそうです。


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ヴァイオリンの渦巻

今日のお昼のティータイムにkazegさんが製作途中のヴァイオリンのネックを持って来ました。


実はこれ、ミニチュアヴァイオリンでして先端の渦巻きは直径10mm以下なんです。


私等はこんな小さい手の込んだ物はまったく作る気がしませんが、物には作りやすい大きさというものがありますので一般的には小さくなるほど作りにくくなります。


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今日は2本のネックの仕掛品を持って来られましたが彼としてはまだまだこれでも不満らしくて本来の縮尺からすると渦巻きの巾はもっと狭くなければならないようで、そう言われればなるほどちょっと太いですね(笑・・言わなければわからない)


それで上の写真は渦巻きの溝の底が丸で下の写真は改良品でV字になっています!(ウーン、なるほど)


実物のヴァイオリンでは名器ストラドではとても優美でバランスの取れた渦巻きですが、同じく名器のグァルネリではその本体に比べてちょっと手を抜いた?と思われるふしもあります(笑)が一般的には音響にほとんど影響を及ぼさない渦巻やペグボックスの底まで美しい楽器は本体の造作も良くできているというのが定説のようです。


kazegさんも名器を残して下さい。


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オーバルボックス増産の続きその3

今日はアクリル板受けです。前後の長手方向の受けの間隔に合わせて(6台分の12枚、全部長さが微妙に異なります。)カットした部材にカーブのケガキを入れてバンドソーで切り抜きますが内側は少し余裕を残して、外側はケガキ線の外側ピッタリに切ります。


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スピンドルサンダーで仕上げます。外側は鋸刃の痕をサッと取るだけです。


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6台分のアクリル受けが取り付きました。
方形の箱なら6台で1時間程度でできますが曲線を取り入れると半日以上かかります。


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またまたバラバラに分解して細部の調整をします。


側板の接着部分の入隅に僅かに残った段差をノミでさらえて平滑にしておきます。


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前板、後板が側板の入隅に当る部分の角の糸目を取ります。
これは先ほどの側板と各々の接着面が確実に密着させるためと圧着したときの接着剤の逃げを作っておくためです。
これらの予備作業により、確実な接着が可能となります。


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もう一度組立てて接合部に隙間や捻れがないかを入念に確認しておきます。


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またまた分解して糊面にマスキングテープを貼り、溝にオイルが入らないように注意して内面にオイルを塗布します。


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響板にもオイルを塗って乾燥中

これで明日はやっと組み立てにかかれそうです。



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