毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年07月

今日の作業は側板、前板と後板の曲線切り抜きからです。


LUXOに3mmのブレードを付けて墨線の外側を慎重に挽きます。バンドソーでの切り抜きがきれいにできているとスピンドルサンダーをかける時間が少なくて済むので時間短縮になります。


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枠の曲線加工ができたので響板を箱の内側のカーブに合わせて曲線カットします。


先ず、一台をサンプルとして箱の曲線を写し取り、きっちり合うように調整します。
ムーブメントの取付け穴もこの時点で開けておきます。


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今回の6台の内2台だけは前後のカーブが異なりますが、あとで調整することとしてサンプルの一枚をテンプレートとし、全部同じ形にカットしました。


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一台ずつ厚みを合わせます。
きつからず、ゆるからず・・・


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(試聴を兼ねて♪)ムーブメントを取付け、ストッパーの位置や動作も確認しておきます。


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今日は朝から奈良のIさん宅までつい先日完成したウォールナッツの丸テーブルをお届けに行って来ました。
奈良と言っても高の原ですから精華町を越えるとすぐですがやはり一時間程はかかります。
(本当は昨日の予定だったんですが雨のため運ぶのが大変でしょうからと気を利かせていただきました。)


12、3帖くらいの洋間ですがソファーとテレビ位しか置いてないのでとても広く感じます。(見習わなければ・・・)


このテーブルは直径が110cmあるのでけっこう大きいですがこの空間なら2〜4人で座るにはゆったり座れてちょうど良さそうです。


天板はもちろん、脚の形も気に入ってもらえてよかったです。ちょうどソファーの脚もウォールナッツ調なのでよく似合っていると思います。今は夏なので畳風の敷物ですが秋から春まではベージュ系のカーペットなのでいいコントラストになるでしょう。


テーブルの上に乗っているのは脚の曲線を切り取った時に出た端材を使ったフォトスタンドで、私からのプレゼントです。
(こちらもとても喜んでもらえました!)


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以下は出荷前の工房での完成写真です。


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左右側板の内面を昇降盤で横摺りしてR200の凹加工をします。
400mmのブレードなのでぴったりです。
この方法はけっこうきれいに均一に切削できますから仕上は#240のサンドペーパから始められます。


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この方法はブレードに対して横方向に材料をずらして行きますのでテーブル面に恐ろしい程の切削屑が散らばります。
今回は先日製作したダストポートをテーブルに固定して掃除機で吸引しました。


テーブル上にはこれだけ散乱しますが側板12枚の加工でこれなら上出来です!
吸引してないと小山のように溜りますし、一回通すごとに切削屑を掃除しないと次の加工ができない程ですが、これなら連続して作業可能です。


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前板と後板はブレードを45mm巾に交換したバンドソーで挽きます。


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バンドソーの挽き肌は粗いのでカンナで仕上げますがまず外丸鉋で高い部分を横摺りしてならします。


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反り台鉋できれいに削ります。


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サンドペーパーで仕上げて響板とアクリル受けの入る溝をルーターテーブルで切りました。


箱の形になるまではまだまだ工程があります。


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枠になる材を所定の寸法に切断し、接合部分の切り欠きの加工が完了しました。


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クランプで仮組して、専用のテンプレートで曲面加工のケガキ線を入れますが外側の加工は箱がほとんど組み上がってからとなります。


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この色の浅いウォールナッツは25mmに挽いた板がなかったので前板と後板の曲線は非常にゆるやかな4000Rとします。
それでも平面と比べるとずいぶん違った雰囲気になると思います。


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ストッパー金具の入る溝をトリマースタンドで加工します。
前板に曲面を取り入れるとかなり深い溝を彫らなくてはなりませんが、スパイラルビットを使えばあまり抵抗なく彫れます。


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ストッパーツマミの通るφ6×9の小判穴を開けておきます。


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溝の両端をノミでさらえて金具を実際に取付け、スムーズに動くか確認しておきます。
この状態なら簡単に修正できますが箱に組み上がってからでは非常に困難な作業となります。


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響板の在庫が無くなったので新たに作ります。
響板用に製材してあった28mm厚の板から作りますが6.5mm厚の板が3枚しか取れません。約8mmは大鋸屑になってしまいます。


先ず、手押し鉋で平面を出します。


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ガイドを併用して墨線どおりに慎重に挽きます。


スプルースは柔らかいんですが目の詰まった正目材はまっすぐ挽くのがけっこう難しいんです!


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6.5mmの板が9枚挽けました。この板一枚から響板が4枚取れるので36台分です。
(当分の間、響板は作らなくてよさそうです。・・・笑)


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各天板の平面を出し、寸法を揃えて6台分の部材が揃いました。


響板の中央には音が良く響くように昇降盤で50mm巾の凹面を加工しておきます。
深さは3mmですがブレードのケガキ刃の痕をそのまま残しておきます。
実はこの作業がけっこう大変でして3.2mm厚のブレードで50mm巾ですから一枚につき17回、9枚では実に163回カットする訳です。


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長い方のトートバンドでフラワーバスケットを作ってみました。


切り花や造化を飾るための物ですが別に花に限らず何でも飾れます。
本体はシルキーオーク、トートバンドはもちろんブナです。


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オーバルボックスが作ってすぐにお嫁に行ってしまうので、オーバルボックス用の材を製材しました。


今回はサペリ、ウォールナッツ2種とシルキーオークです。
おのおの選りすぐりの材を厚み、巾を揃えて挽きました。
オーバルボックスの場合は側板に30mm強の厚みが必要です。前板、後板も25mm厚が必要なので標準ボックスの2倍近くの材がいります。


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今日も暑かったですが、心地よい風があり、湿度も昨日に比べて低いのでずいぶん過ごしやすかったです。
昨日は高温多湿でそうめん日和でしたが(笑)今日のように肉体労働して、カラッと暑い日は風呂上がりのビールが一番ですね!(なぜか湿気の多い日は飲んでも汗でるだけであんまり旨くない!)


今日はなぜかスタウト、あては先日布袋さんにいただいた巨大満願寺の醤油風味焼きが最高です!トウモロコシも添えてみました。


グラスはアキツガラスクラフトの細かい泡のでるグラスがビールにぴったりです。


極楽、ゴクラク!!


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本日はkazegさんと布袋さんが主宰する工房村のそうめんパーティです。


布袋工房の前は日当りが良すぎて暑すぎるだろうということで最近増設したわが工房の特設テラスで催すことになりました。7名の参加なので朝からテラスをちょいと掃除してテーブルと椅子を設置、商売柄?即席テーブルになる材料は山ほどありますのですぐに設営完了!


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調理場はTさんがテラス横にテントを建ててくれました。


食器はもちろん前の竹薮で切ったばかりの青竹です。


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そうめんが茹で上がって来ました。冷却用の水や氷も豊富に用意されています。


やはりそうめんには青竹の器がぴったりですね!


で、私は具材係?ということで錦糸卵、キュウリ、蒲鉾、ハムとトマトを用意しました。淡路島産のタマネギをスライスして来るのを忘れたのが痛恨のミステイクでしたがおおむね好評でしたのでよしとしましょう。


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今日のそうめんは播磨の揖保の糸、薬味はkazeguさんが用意してくれたオロシショウガ、ミョウガ、大根おろしでした。


今回のイベントは「そうめんだけで腹一杯になること」ですのでビールや他の副食は一切ありません。


暑い日のそうめんはやはり食が進みます。kazeguさんが2杯目を茹でてくれています。(結局、一人三束くらい食べた?)


いやあ〜、満腹になりました!


ごちそうさまでした。


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はい、こちらは先日お目見えしたカジキマグロ風・・・けっこう精悍な目付きでゆっくりまわります(笑)


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風のないときはおとなしく整列していますが・・・


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窓を開けて風をいれると
水を得た魚のようにすいすいと泳いでおりまーす。


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今日は神戸の妹分、Mちゃんの主宰する花工房JOUERの20周年記念オルゴールコンサートに時の音色さんと一緒にやってまいりました。8時過ぎに時の音色さんの工房を出発してまずまず順調に予定通り10時にJOUERさんに到着です。


季節柄、天気を心配していましたが、梅雨の晴れ間というよりは、なんともう夏到来か?というくらいの晴天に恵まれました。(そのかわり暑い!・・・贅沢を言うな!)


こじんまりとしたお店ですが店の前は花と緑がいっぱい! コンサートのパンフも拡大コピーして貼られています。


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入口横には神戸のセンスが光るこんなディスプレイと「あじさいコンサート」のための紫陽花の花も・・・


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5月末には会場の下見もしてコンサートのレイアウトも二人とも頭に入っているのでほぼ一時間で設営完了です。


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お店の中も花がいっぱいです!
いつもはブリザーブフラワーが飾られている棚をお借りしてオルゴール達を配置、いつもは花の妖精達が潜んでいる空間に今日は「音の妖精」も混じっての饗宴です。


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本日のプログラムです。


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今日のための特別の紙芝居には主宰者のMちゃんも登場です!


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しかし、このほのぼのとした絵と語り口、皆さんに楽しんでいただけたようです。


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今日はJOUERさんのお客様を中心に15名程度の方々に聴いていただきました。


皆様暑い中、来ていただきありがとうございました。
とてもよい20周年の記念になったことと思います。


撤収を手伝っていただいたMちゃんの旦那さんやいろいろ気を使っていただいたお母様にも感謝致します。ありがとうございました。




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