毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年09月

レトロな扇風機

夏の間、活躍した扇風機をしまう季節です。


我が工房には3台の扇風機がありますが一番大きな一台は数年前にHCで買った工場用扇風機で、これは3本足がスペースを取ってじゃまになるので製材室の梁に取付けられるように改造して固定してあるので埃を払ってポリ袋を被せるだけです。


あとの2台はかなりレトロな物でして、これらは以前に自宅で使っていた古い物です。


この内の一台が少し前に作業台から落下させてしまい、その時にプラスチックの首振りの切り替えノブが衝撃で割れてしまいました。そこでノブをカリンの丸棒から削り出して取り替えました。


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首振り機能は工房ではまず使いませんが、ついでにモーターカバー、ファンガード、ファンも取外して分解掃除をしました。


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新品同様とはまいりませんがかなり奇麗になりました。


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三菱電機のHPで調べるとD30-H2型は1964年製で何と52年前の製品です。(私は中学生でした!)
この時代、まだプラスチックは多用されておらず、この扇風機で使われているプラスチックの部品は割れた首振りノブと羽根、ファンガードのエンブレムそして速度切り替えスイッチのツマミの4点のみです。本体フレームはすべてアルミダイキャストでモーターの後カバー、羽根のカフス、底板、本体下部のモール等は板金製です。
これはモーターさえ壊れなければ修理できるし、長持ちするはずです!ちなみにモーターの軸受けには前、後とも注油口が設けられています。


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そしてもう一台はナショナル(松下電器の懐かしいブランド名です。)の少し新しい機種です。


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こちらはF-30JZ、1969年生で5年後に発売された製品ですがファンガード以外は全てプラスチックが使われています。
もちろん底板もプラスチックです!


5年の間でこれだけ素材が変わるというのもすごいと思いますが、羽根の形状や微妙なカーブも変化して風量や静穏性が改善されているようです。もっとも当工房では扇風機使用中は発電機を回しているのでその騒音で扇風機の音等、何の問題にもなりませんが・・・(笑)しかし、この2台、持ち上げた感じでは半分くらいに軽量化されています。今自宅にあるのはこのナショナル製よりまだ軽いです。しかし耐久性では昔の機種にまったく太刀打ちできないでしょう。


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ベンチ完成

アームレストを接着して楔で締めました。


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例によって釘挽き鋸で切り取り、鉋とサンドペーパーで仕上げて座板が完成しました。


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オイルを塗布して脚も取付けました。


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足の裏には硬質フェルトを貼付けておきます。


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ベンチの製作-6

マイクロツールレストのおかげでアームレストのポストの丸ホゾが昼までに挽けました。
バンドソーで曲線カットし、ルーターテーブルで面取りをしてサンドペーパーで磨けばポストの完成ですが、この曲線の磨きが一番時間がかかるんです。


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ポストを座板に木ネジで仮固定し、中央にφ18.7の穴を開けたアームレストを置いて両端のホゾ穴の位置を下側からケガキます。


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3つのホゾ穴がぴったり合いました。


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明日の本組み立ての準備として割り楔の溝を切っておきます。


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マイクロツールレストの製作

今日は朝から張り切って製作中のベンチのアームレストの支柱に旋盤で丸ホゾを加工しようと思いましたがツールレストがホゾの部分に入りません!!
今までは似たような加工の場合、芯押し台のクイルをいっぱい出してツールレストを斜めに突っ込んでましたが今回はホゾが短いのでそれもダメでした。


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仕方がないので極短のツールレストを作ってしまいました。
有効長さは50mm、ポストは樫の丸棒、刃物台はローズウッドです。当然、径の細い部分しか挽きませんので木材で大丈夫でしょう。
樫の丸棒はちょうどφ30に挽いた物があったのでホルダーに入る部分を直径1”(25.4mm)に挽きました。
刃物台との接合はφ30の部分を6mmほど刃物台に差し込み接着して木ネジで止めてあります。


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これでバッチリ切削部分に近づけられます。


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スピンドルガウジで円筒状に挽いて


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スクレーパーで仕上げました。


マイクロツールレストを作るのに2時間弱かかりましたが標準のツールレストを斜めにして使うより刃物が安定するし、また使うこともあると思いますので製作してよかったと思います。


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ベンチの製作-5

座板に脚を取付けるためのエンザートの埋め込み加工をします。


まず、脚を所定の位置に合わせてクランプで固定し、センターポンチでマーキングします。
少し前に購入したこのセンターポンチセットが大活躍で、これを使ってマーキングするとセンターがピッタリ出てとても気持ちがよいです。


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エンザートの下穴は垂直に開けなくてはならないのと、今回は軽量化のために座板が薄いので下穴は所定の深さでピッタリ止めなくてはなりません。ボール盤を使えばわけないのですがボール盤のフトコロの関係で使えません。
今回はドリルガイドを使って下穴を開けます。


この電ドルは私が19才の時にスピーカーボックスを作るために初めて買った日立の「日曜電気大工道具セット」のメインパーツでこの電ドルに丸鋸、鉋、グラインダー等のアタッチメントを取付けて何でもこなす物でした。 
この電ドルだけがいまだに現役で働いています!(最近はこのドリルガイド専用となっているのでそんなに出番はありませんが・・・)


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下穴の先端を軽く面取りします。これはエンザートを捩じ込む時に下穴の縁がめくれるのを防ぐためなのでインパクトレンチに面取りカッターを着けて適当に・・・


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専用工具でエンザートを捩じ込みます。ネジが食い付くまでは垂直がずれないように慎重に捩じ込みます。


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次はアームレストを支えるポストの位置を決めて座板に鉛筆で位置を正確にマーキングします。


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ポストの入る部分を6mmだけ切り欠くために鋸で墨線の内側に切れ目を入れます。


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向待ちノミで欠き取って行きます。


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突きノミで仕上げます。


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ピッタリ収まりました。これを6カ所同じように行います。


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各ポストを所定の位置に配してアームレストの位置をポストの頭にケガキます


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ベンチの製作-4

バンドソーでアームレストの形に切り抜き、下面はクイーンアンビット、上面は丸面ビットで面取りしました。


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続いて座板の彫り込みです。あと少し・・・ですね。
あまり力を入れずにリズミカルに削るのがコツです。


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鉋による削りができたのでランダムオービタルサンダーにソフトパッドを着けて#80→#120→#240で鉋の痕を取って滑らかにします。


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ジグソーで外側の輪郭をカットし、裏面の角をクイーンアンビットで面取りしました。


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ベンチの製作-3

左右の脚を貫でつないでホゾを割り楔で留めます。この接合方法の長所の一つは楔がしっかり効いているので接着後1時間くらいで仕上ができることです。


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脚部分が完成したので座板につけるアームレストを作ります。
L字部分を留で接合しますが箱や額縁だとベルトクランプが使えるのですがL字の場合は締めようがありません。
今回のアームレストは曲線なので頂点の三角部分はどうせ切り落とすので、この部分を加工してクランプでがっちり掴めるようにしました。


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先端には溝を切って接着時に仮の楔を差し込み目違いが出ないように工夫しました。


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アームレストの接着ができるまで座板の掘り込みを行います。


まず、後の一番深い直線部分をチェアシートビットで掘りますが猛烈な切粉が飛散するので屋外でやります。(笑)
ベンチともなると直線部分が1m近くあり、この長さをまっすぐに四方反り鉋やプルシェイプで削るのは難しいのです。
その点、ルーターならガイドさえきちっと設定すればきれいな直線加工はお手の物です。
深さは10mm弱ですがこのビットは直径52mmもあるので5回に分けて切削しました。


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コーナーの部分はノミ、プルシェイプ、四方反り鉋を駆使して削ります。
今日は約半分を大体の形に彫り込みました。


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アームレストの留めの接着剤がほぼ乾いたのでクランプしていた凸部分を切り落とします。(お役御免!)


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溝切り刃で雇い実の入る溝を加工します。


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雇い実を接着して一晩置きます。
これで強固なL字部材ができました。


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ベンチの製作-2

接着ができたので脚の内側を曲線カットしました。


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貫のホゾ穴を角ノミで開け、駒止の溝をルーターテーブルで掘り込み、外側も曲線カットしてやっとベンチの脚らしくなってきました。


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貫のホゾを調整して仮組です。


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座板を置いてみました。全長1350mm、二人掛けのゆったりサイズですが詰めれば3人は座れます。(笑)


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仮組を一旦バラして貫にオイルを塗り、明日の組立てに備えます。


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ベンチの製作-1

ベンチ用の脚と貫を木取りして、墨付けをしました。


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ホゾの機械加工が終了しました。


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足側にホゾ穴を開け、ホゾとの組合せを決めて合いマークを入れます。
ホゾ穴側を少しづつノミで削って調整します。ホゾの角を面取りし、木殺しして手で1/3くらい入るまで調整します。


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ホゾとホゾ穴両面に接着剤を塗ってポニークランプで圧入します。
調整の甲斐あって胴突きがきれいに付きました。
明日までこのまま置いて、内側の曲線加工と貫のホゾ穴加工を行います。


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座板の準備をしておきます。


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ダイニングチェアの製作-7

残りの一脚も座板が完成したので足りない駒止を作りますが、25×20mmのローズウッドの角材から取れるだけ作っておきます。
まず、固定ボルトの入る穴を開けますが長いままで穴開けします。
このボルトは首の部分が段付きでネジ部より太いので頭を沈める部分と会わせて3種類のドリル(φ13.8、φ9.5、φ6.5)を使って穴を開けました。


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昇降盤で一定の長さに切断します。


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先端を切り欠きます。



ブレードの毛引き刃によるギザギザは滑り止めとしてこのまま残しておきます。


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専用ジグでマイターゲージに固定して後端を45°カットします。
このカットは機能上、必要ないんですが・・・まぁ見た目です・・。
(座板の裏なんで通常は見えないんですけどね。)


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ジグは端材で作ったこんな物ですが、これにより小さな駒止もしっかり固定できるので安全にきれいな加工ができます。


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全ての角を面取りして完成です。


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