毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年11月

ザトウムシの散歩

工房の入口に置いてある楠の丸太の輪切りにクモが?・・・いや、クモではなくザトウムシでした。


ザトウムシ(座頭虫)は杉林や森林等の薄暗い林の中でよく見ますが明るい所へ出て来るのは珍しいですね。
メクラグモとも呼ばれ、クモのような格好ですがクモではありません。アメリカでは「足長おじさん」の愛称があるようです。体の10倍以上もある長い足で体を揺らしてユーモラスに移動します。


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動きがよくわかるように白い橡の板の上に乗せてみました。
足が7本しかありませんが1本は欠損したのでしょうか、天敵から逃れる時に自分で足を切って逃げるらしいです。
それとも6本足で特に長い1本は触角?
ユーモラスな動きを見ていると月面探査ロボットを思い浮かべますがロボットに比べれば数段スマートでスピーディな動きをします。


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板の端に来た時にそっと2、3回足で角を探って回り込んで行きます。(けっこう動きが早いので写真ではなかなかうまく撮れません。)
板を回しながら観察しているといつまで経っても見飽きませんがそうもしてはいられないので、適当なところで解放しました。(笑)


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「木のかおり」展2016のおしらせ

今年も恒例の「木のかおり」展が12月17日(土)と18日(日)の2日間開催されます。


いつものように木工作品がメインですが、一部、服飾や陶芸、骨董品もありますので興味のある方はどうぞお越し下さい。


表の広場ではいろいろな種類の材木も販売されますので、お見逃しなく・・・


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場所はいつもの長岡京市産業文化会館です。
なお、18日は午後4時までとなっておりますのでご注意下さい。


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秋の名残

工房への上り道、ちょうど昨年の夏、崖崩れしたあたりに黄色の野菊が秋の最後を飾るかのように咲き誇っています。(シマカンギク?)


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道路を隔てた反対側には、これはヨメナでしょうか?紫の菊ですがこちらは先々週あたりが最盛期でした。


これの前には白い野菊が咲いていました。
この辺りは同じ場所で色違いの野菊が順番に咲いて行きます。


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崩れたあとの岩の間には赤い実が・・・直径1cmくらいのちいさな実です。


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ディスクオルゴールの改良-2

ローラーを取付ける支柱を10mmの角材から切り出してバンドソーで段欠きを行ったあと、エンドミルで2個一度に仕上げます。


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取付けベースの中央部分に支柱が入る切り欠きをエンドミルで加工します。深さは0.5mm、支柱の巾が10mmなのでφ10のエンドミル1パスで完了です。


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ボール盤で穴開け加工し、角をサンダーで丸めます。


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昨日作ったローラーを取付けて組立て完了。


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早速、ディスクオルゴールに取付けました。


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ローラーのシャフトにはシリコングリスをごく少量塗布しておきます。


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ディスクは前後で7.5mmづつローラーによって押し上げられています。
心なしか音がよりクリヤーになったように思います。♬


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ディスクオルゴールの改良-1

さてさて、金属材料ラックが完成したので安心してディスクオルゴールの改良に使う金属パーツの加工にとりかかりました。


これはディスクオルゴールの1号機です。このままでも特に問題はないのですが、ディスクが回転時に振動したりせず、より安定して演奏できるようにディスクの縁の下にローラー付きのサポートを取付けることにしました。


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下の写真はアンティークオルゴールですがサポートガイドによってディスクの前後がかなり持ち上げられてディスクが反っているのがよくわかります。これによりペラペラのディスクが振動しない訳です。


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先ず、回転するローラーのシャフトを真鍮のφ8丸棒から削り出して作ります。
右が支柱へ固定するためのネジでM3、中央部がローラーのシャフト部分でφ3.9に仕上げてあります。
左がネジの頭で切り離してからドライバーの入る溝を切ります。


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バンドソーで切り離してM3ネジ部をアダプターにねじ込み、、頭部を仕上げます。


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フライスに溝切りカッターを付けてマイナスドライバーの入るスリ割りを入れます。


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次はディスクを支えるローラーです。φ12の丸棒から作ります。
まずセンターにドリルでφ4の穴をあけます。


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剣先バイトで所定の厚みに切り目を入れ、外周を太鼓状に削ります。
バンドソーで切り離して反対側を奇麗に切削します。


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今日は前後2個分のローラーとシャフトが出来上がりました。


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金工用材料ラックの製作

今日は久々に金属加工をするつもりでしたが、金属棒が雑然と山積みされているのを見て、急遽ラックを作ってしまいました。
材料は先日からの工房整理で出て来たあまり使用しないと思われる半端の材を掻き集めました。
かっった〜い欅、節の入った楓、栓、チーク等さまざまです。(笑)
外枠と縦の2枚の隔壁だけが固定で細い棚板は全て取外しできます。
天板が短いのは材料が見やすいようにというのは嘘で板の寸法が足りなかっただけです。(笑)


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早速所定の位置に設置しました。
これで寸法や種類別に整然と?収納できたので取り出しも楽々です。


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秋のお出かけ

今日は朝、冷え込んでいましたが日が昇ると昨日のように北風が吹いていないのでとても暖かくなって来ました。
先ずは北大路のビブレで買い物を済ませ、北山のギャラリー翔を目指して歩きます。植物園を通り抜けるという手もあるんですが、そうするととても昼までには着きそうもないので(笑)今日は鴨川の右岸の遊歩道を散歩しながら歩いてみました。


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北大路橋から北山大橋間の右岸には桜や欅,ムクノキ等のけっこう大きな木があります。


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紅葉した落ち葉と草のコントラストもきれいです。


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これはムクノキでしょうか?幹周りは3m近いと思います。


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北山通へ出て東に向うと植物園のアートショウウインドウが見えて来ます。人工的ですがこれはこれできれいですね。


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ギャラリー翔にちょうど11時に到着!


木工仲間の中村謙二さんの個展です。


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色々な額や小引出し、机、椅子等が展示されています。


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大きい額も、


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ちいさなかわいい額も、


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様々な額がお出迎えしてくれますが、各額に入れられた絵や文字が額の表情にとても良くマッチしています。


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「木工額展」は11月20日まで開催されていますのでお時間と興味のある方はぜひどうぞ。


昇降盤用等長カットジグ

楔や契りの材等、比較的短い寸法で同じ長さの物をたくさんカットする時は直方体の木のブロックを平行ガイドにクランプを使って固定していましたが、私にとってはこれがけっこう邪魔臭くて(じゃまくさがりなんです・・・使いやすい物は邪魔臭がり屋の発想から生まれる・・・ほんとか?)専用のクランプをブロックに固定してしまいました。


これでいちいちクランプを取りに行かずに済むし、作業が終わった時もかたずけは一回で終了します。


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ブロックの縦使い、横使いもブロックを90°回すだけで簡単に変更できます。
(長めの物を切る時にはブレードと平行ガイドの間隔・・カットした材の逃げ場・・が広い方が都合が良く安全に作業できるんです。)


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ロック機構は左下側のロッキング用円柱を1mm弱篇芯させてあります。
平行ガイドへの固定は真鍮のレバーを90〜180°回すだけで確実に固定されます。


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(No Title)

お向かいのSさんが剪定して切り落とした山椒の枝にアゲハの幼虫がじっとしがみついていました。
まぁ、このくらい大きな山椒だと大丈夫なんですが1年生や2年生くらいの山椒だとこいつ一匹で葉を全部タイラゲテしまって山椒は枯れるか成長がしばらく止まってしまうんです。


しかし、まだ4cmくらいでそんなに大きくないんですが寒くなるまでに羽化できるんでしょうか?


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可愛い顔してるんですけどね〜・・・。


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ビワの木も剪定されてたんですが、これはビワに絡み付いたヤマブドウ?に似ている?のツルになんか妖しい物がくっ付いています。


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よく見るとゼリー状の透明の物体です!
樹液がゼラチン状に固まった物でしょうか??


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今年も琵琶の花、満開です。


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石臼のシャフト

先日の乙訓工芸作家展で私のブログをいつも見ているというIさんが来られて、石臼のシャフト?を頼まれました。


これは多分抹茶用の臼で左が下臼、右が上臼ですね。
臼の部材を作るのは初めてですが、シャフトは下臼の四角い穴に圧入しシャフトに上臼を被せて上臼をハンドルで回して挽くようです。


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材は梅がいいかなと言われていたので古くから置いてある梅の板を製材してみましたが、割れや腐れが多く、強度的にあまりよい材ではありませんでした。


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桜材もいいかと思いましたが上臼とシャフトの間を茶葉が通るのであまり香りの強い木は不向きと思い、赤樫を使いました。
(確かに梅の材は匂いはありません。樫もほとんど匂いません。桜はとてもいい香りですがけっこう匂いが強いのです。)


シャフトは中央部から先端にかけて緩いテーパーを付けなくてはなりません。
まず、鉛筆でマーキングして、先端部を所定の直径までパーティングツールで切り込みを入れます。


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中央部から切り込みを入れた所までテーパー状に削ります。


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テーパーの加工ができたので下臼の角穴にシャフトを圧入しますが、角穴を見ただけでは内部の細かい様子がよく見えません。
ホゾを少しづつ叩き込んでは抜き、当たりを見て少しづつ削っていきます。


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当たりの付いた部分をノミを立てて縦鉋のように削ります。


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角穴の形状は正四角形ではなく、三味胴になっているようです。


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2/3くらいが軽く入るようになったら当て木をして最後まで叩き込みます。


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先端部の面取りを鋸で切ってノミできれいに整えます。


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上臼を嵌めてみました。


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上臼の上の穴からシャフトを見た所です。


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