毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年12月

今まで調子良く稼働していたメイン発電機のホンダEBR2300CXが突然ダウン!!


よくある故障パターンはエンジンの不調なんですが、今回はエンジンは快調に回りますが電圧がまったく出ません。
マニュアルの回路図を見てみると2極界磁回転型で電圧制御はAVR方式となっているのでたいして複雑なことはしてないようですがAVRユニットはモールド型なので中身はわかりません。


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ジェネレーター部分のカバーを外しましたが目視ではコイルが焼けたり配線等にも損傷がないので、一番クサイのはAVRユニットか界磁コイルに電力を供給するブラシとスリップリングのあたりかと思われます。


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AVRユニットです。多分これが一番可能性が高いんですがネットで検索してもヒットしません!


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スリップリングを通じて界磁コイルに電気を供給するブラシです。
摩耗の状態やスプリングの効きは特に異常ありません。左側のブラシの筋状の傷がちょっと気になりますがスリップリングはベアリングを外さないと見えないようなので今日は時間の関係でお預けです。


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とりあえずはAVRユニットを何とか入手して交換してみようと思います。


それまではいささか燃費の悪い3.5kVAの製材室用の発電機のお世話にならざるを得ません。



今まで大は小を兼ねるで小さな箱の契りの溝入れも大型のジグを使っていましたがやはり少々使いにくいので小型の物を作りました。


まず、平行を出した4mmのシナベニヤのセンターに90°の線を引き、その先端から45°の墨を入れます。
片方の墨線に沿って角材を接着し、昇降盤で角材の先端をカットします。


次の工程まで平行ガイドの位置を変えずに置いておきます。


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角材をもう一方の45°の線に合わせて接着します。
内側にはみ出た接着剤をきれいに拭き取っておきます。


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接着剤が乾いたら昇降盤でカットします。


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平行ガイドは前の位置のままなのでV字部分がピッタリ揃います。


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角材のはみ出た部分を切り落とします。


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全ての角の糸目を取り、収納時に吊るす穴を開けて出来上がりです。


面取りをするのはジグがガイドや慴動部へのひっかかりを防ぐのと使用時に怪我をせず快適に使えるようにするためで、とても重要なことです。


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早速30弁用小箱の契り溝を加工しました。


快適、快適!


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先日のステンドグラスオルゴール用の材を製材しました。


左からウォールナッツ2種、山桜2枚、その隣がサイカチ(皁莢)で一番右はケンポナシです。
いずれも十分に乾燥した材ですが、製材後、ストーブの部屋にしばらく立て掛けて様子を見ながら品定めです♬


ウォールナッツと山桜はよく使う樹種ですが、サイカチはマメ科ジャケツイバラ亜科(何じゃそりゃ?)サイカチ族の落葉高木で豆は生薬として、また鞘にサポニンが多く含まれるため古くから洗剤として使われたようです。石鹸に含まれるアルカリが絹を傷めるため、高級な着物等の洗濯には特に重宝されたようです。私の持っているこの材は柾目板でこの寸法のが4枚しか取れなかったのですが赤味を帯びたきれいな褐色で、55mm厚で3年間桟積みにしてあったのを今年の2月に挽いた物ですがほとんど狂いは出ていませんでした。固さは中庸で良く響くような気がします。


ケンポナシはたまに使いますがクロウメモドキ科の落葉高木です。典型的な管孔材で低音がよく鳴ります。
江戸指物では桑の模擬材としてよく使われるようです。杢の出た物はとても美しいんですが、なんせ、希少材ですので・・・
(この材も上の方だけ少し杢が出ています。全面入っていればもっと高価なんでしょう。)


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各箱の蓋の形と構造が決まり、部材を切り出しました。


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箱の内面と響板を仕上げてオイルを塗布し乾燥中です。


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接着前にもう一度仮組をして不具合がないかよくチェックします。


今日はもうそろそろ暗くなって来るので接着は明日にします。


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昨夜は久々に京都コンサートホールに行って来ました。最近はカフェ・モンタージュ通いで、何と2年近く行ってなかったようです。昨日はビブレで買い物をして時間が少し早かったので北山までぶらぶら歩いていきました。
写真は北大路橋の欄干ですがこうして見ると昼間と違い、なかなか風情のあるものです。


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今日のプログラムはプラハのプラジャーク・クヮルテットの演奏でベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番、モーツァルトトとブラームスの弦楽五重奏曲でした。弦楽五重奏曲はロータス・カルテットのヴィオラ奏者、山崎智子さんが加わりました。


近頃カフェ・モンタージュのサロンコンサートに慣れているせいか、ステージが遠い!!座席は前から5番目ですからかなり近いはずなんですが・・・(笑)


それはさておき、プラジャークQの緻密で息の合ったすばらしい演奏が楽しめた一夜でした。


今日は工房仲間の蕎麦パーティの日です。急坂の途中にある名残りの紅葉を愛でながら足取りも軽くいざ、工房へ!
山の中は日照が短いせいか下界よりも遅いですが、ここのモミジは手前の高野槙のグリーンとの対比がとてもきれいです。


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 パーティ会場はここ、H工房の囲炉裏の間です。
囲炉裏の前に座っているのは座禅僧?ではありません。囲炉裏の炭をおこしてもらっている」Fさんの息子さんです。


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いよいよ蕎麦打ちが始まりました。そば粉を水で練りますが水には長岡の名水?「馬の池の水」を使います。


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http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000004282.html


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練った蕎麦粉を円形に伸ばしていきます。


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円盤状になったらのし棒でさらに伸ばします。


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ある大きさからは一方向に伸ばしますが一定の厚みに伸ばすのが難しそうですね。まず半分を均一に伸ばして、のし棒に巻き取り、反対側も同じように伸ばします。
力を入れすぎると蕎麦が切れてしまうし、均一に伸ばされていないと太さがマチマチの蕎麦になってしまいます。


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蕎麦を4層に折り畳んで、いよいよ包丁で切っていきます。


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どうしてあの一定の太さに切るのかと疑問に思ってたんですが、この「駒板」と称するジグを使うんですね!!
そして1カットした後、この巾の広い包丁を少しだけ左に傾けることによって次にカットする巾が自動的に決まるという理屈です。ジグ好きの私にとっては目から鱗です!


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実は私も切らせてもらったのですが、何回か切っていくうちにだんだんコツがわかって来ました。
Iさんのようにリズミカルに早くは切れませんが駒板を押さえる力と包丁を傾ける力の微妙なバランスです。
そして蕎麦を切るまな板は平面度が重要であるとIさんが言ってましたがきれいに切るためだけではなく刃の全面がまな板に接していると包丁を傾けた時に駒板がきれいにスライドしてくれるというのがわかりました!


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いやいやこの「駒板」なるジグが単なるジグではなく、この蕎麦切り包丁の刃の高さとうまくマッチして機能するとともに上手に使うためには左手、右手の力の掛け具合を会得しなければならないという実にアナログ的な(日本的な)面白いジグでした。


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反対側から見た所です。力はいりません、軽く押せば包丁の重さでストンと切れます。
もちろん刃が切れることとまな板の平面度が重要です。


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蕎麦を茹でるには十分な量のお湯と火力が必要です。
この布袋工房所有の寸胴鍋に18Lの湯を沸かしました。さすがに薪パワーは絶大でストーブの天板を外して直火で熱すると蕎麦を投入しても湯音は下がりません。


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第一弾が茹で上がり、大量の水で冷やして、最後に冷水で締めます。
皆さん、無言で一心にすすっておられますがきっと旨いんでしょう!(笑)


あっ、左端のご婦人は遠慮しておられるのではありません。奥ゆかしいのでもなく・・・ただ単に囲炉裏の熱気が熱いので・・ということでした・・。


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私の分が出来上がって来ました!


蕎麦の産地には特にこだわらない、重要なのは栽培している人の姿勢で、如何にその原料の良さを引出すかです。と言うIさんの丁寧に打ってくれた蕎麦はほんのりと緑がかって、細目のとても上品な蕎麦です。のどごしも最高で久々のおいしい蕎麦を堪能しました。


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参加してくれたメンバーもとても喜んでくれてすばらしい一日でした。

Iさんどうもありがとうございました。



以前にHさんにお願いしていたオルゴール組込み用のステンドグラスが出来上がって来ました!



3枚作っていただきましたがその内一枚はブログプロフィールのバラの図案と同じ物です。
この子は完成して3ヶ月でお嫁に行ってしまいましたが、その2世がやってまいりました!



他の2枚は以下の写真のダイヤ?と葡萄?のような幾何学的な図案ですが2枚ともガラスの色と模様がとても美しいんです!
私のへたな写真ではその質感や輝きを十分にお見せすることができませんが、もちろん、これらをオルゴールの蓋に組込みますのでその時は現物を見ていただけると思います。


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このステンドグラスが映えるような箱を作らないといけません!
材料探しにあれやこれやとストックから引っ張り出しては楽しい時間が過ごせそうです(笑)


Hさん、ありがとうございました。出来上がったらまたお見せします。


今日はせっせと竹の箸削り、30本(15膳)と菜箸2膳を削りました。


えっ、何でまた・・・明日は野山工房の蕎麦パーティなんです!


先日知り合いになった元手打ち蕎麦店主、今石臼屋さんのIさんが蕎麦を打って振る舞ってくれることになりましたのでその準備です。100%自然食の蕎麦ですからそれを食べるお箸も出来合いのではなく、目の前の竹薮から切って来た竹を割って削った箸でいただくことにします。もちろん、蕎麦つゆを入れる器も竹製です。こちらは布袋さんが担当です。
箸の方も彼が竹を割ってくれたので私はそれを鉋で削っただけですが(笑)、ずっと前に作ったこの箸専用の削り台が役に立ちました。これがなければ一人で34本も削る気はしません!


明日の蕎麦パーティが楽しみです。


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箱本体の部材の仮組ができました。


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蓋の部材を作ります。
カットガラスを入れる物と


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杢板を入れる物等を用意しました。


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5台の内、同じ形の物は2台だけです。
同じ物を作るのは面白くないので・・・・。


今日は3時前から雨で4時になると暗くてほとんど見えませんのでこの辺で帰る事にします。続きはあした〜。


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一台だけ残っているウエーブボックスに30弁のオルゴールを取付けることにしました。


大きさはちょうど30弁にぴったりです。


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底板が15mmの厚さがあり、ムーブメンを取付けるには分厚すぎるのと底部に空間がないと音響効果的に今一なので底をくり抜いて新たにスプルースの響板を取付けることにしました。


まず4隅に1/2”のフォスナービットで穴を開けます。


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底板をくり抜きますが糸鋸盤ではヘッドがつかえて加工できないのでトリマーテーブルにスパイラルビットを付けて5mmずつ、3回に分けてカットしました。


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底板にチャンファービットで大面を取ります。響板と響板押さえ板を準備します。


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響板押さえ板を留で合わせます。一枚づつ微調整して合わせます。


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ピッタリ収まりました。


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今回はアクリル板を響板押さえ板を介して本体側板にネジ止めするのでアクリル板には45°傾斜した小穴を開けなければなりません。
そのままで傾斜穴を開けるのは無理なので端材に45°傾斜した3.2mmの溝を切ったジグを作り、穴開けします。
(3mmアクリル板には両面に保護シートが貼ってあるので3.2mmの溝がぴったりです。)
こうすることによって2mmの細いドリルでも流されずに正確な斜め穴が加工できます。


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さらに4.1mmドリルで皿モミします。この加工はこのジグがなければ到底無理です!


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きれいな傾斜の付いた2mm皿穴が加工できました!


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蓋を閉めると演奏が止まるタイプのストッパーを取付けますが市販品にはないので真鍮板と丸棒を加工して作ります。


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けっこうきれいに取り付きました。動作もスムーズです。


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響板の裏から放射される音がよく響くように裏板の4隅に真鍮製のフットを打ち込みました。


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アクリル保護板と蓋を取付けて完成です。


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