毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2017年03月

今日は午前中、京都市内に所用があったので、ちょうど午後からオープンされた中井悠美子さんの「四季の絵文展」を見に行って来ました。

私との繋がりは1月に名古屋のカノンさんで展示会をさせていただいた時に展示していた額をのんちゃんがフェースブックにアップしてくれて、それを見た中井さんにご購入いただいたことからです。
そしてカノンさんがこの展示会を私に知らせて下さいました。

はい、この額です! 入口脇の一番目に付く所に飾っていただいてました!
桐の変形材ですが家具や通常の木工作品には使えない部分なんですが、額や花台に使うと俄然、存在感を発揮してくれます。そして飾る絵によってお互いが生きて来るのです。
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四季おりおりの花や言葉が岩彩と墨で描かれています。
優しさの中にも凛とした筆遣いが見る者の心に安らぎを与えてくれるようです。
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そしてもう一つ、気になっていたのはギャラリーのこの建物なんです。
これは2階のスペースですがフローリングとむき出しの木の柱や梁と漆喰壁がとてもいい雰囲気です。
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天井のトラス組部分、これはオルゴールの音色が良く響きそうですね!♫
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「四季の絵文展」は今日から4月2日まで開催しておられます。展示会の詳細は下記ブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/63suitabijin/e/50b418c217b7804d3e5b26909aa78e69
場所は京都の南座の近く京阪、阪急の駅からもすぐなのでとても便利なところです。
このギャラリーは京の老舗和菓子屋「鍵善」さんが 経営されている「空・鍵屋」です。

4月18日から開催の「2017木工とオルゴール展」のトップを飾るオープニングコンサートの申込が満席となりました。

満員御礼! ♪♫♩

お申込いただいた皆様、ありがとうございます。
当日は張り切って演奏致しますので(私がする訳ではないですけど・・・) よろしくお願い致します。
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もちろん、展示会開催中は私がずっとおりますのでお気軽に声を掛けていただければ、お好きなオルゴールを聴いていただけます。

オルゴールをじっくりお聴きになりたい方へのお勧めの時間帯はウイークデーの午前中と3時半以降です♪ 
 

先日製作した昇降盤用凹球面加工ジグを使って円を切り出してみました。

材料のセンターにセンターホールドピンの径プラス0.1mmの穴を開けます。
加工したい円の輪郭から1.5mm外側をカットして8角形にします。
今回はφ65と小さいので8角で十分ですがもっと径が大きい場合はそれに応じた多角形にしておきます。
(ブレードの厚みが3.2mmですから回転させて切れるのはこの厚さ以内です。つまり切削する円から3.2mm以内の出っ張りでないと回して加工できません。)
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平行ガイドにジグを固定しますが、固定位置はブレードの前方に近い位置にします。この位置はブレードの出し具合とも関連しますので特に決まった位置はありません。材料の厚さ厚さ、硬さ、予定の切削回数等で最適な位置を選びます。
最初はブレードの高さを3mm程度にして材料を半時計方向に回して切削し、徐々にブレードの高さを上げて行きます。
注意:間違っても材料を時計方向に回してはいけません!!
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けっこうきれいに加工できました。
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今回のこの円盤は外周をタイコ挽きにするので最終的には旋盤でタイコ挽きにしました。
この加工の場合は始めから旋盤でやる方が早いですが、今回はこのジグで試験的にカットしてみました。円盤を作る方法は何種類もありますがその用途に応じて最適な加工方法を選ぶ必要があります。
この昇降盤による方法は少々面倒ですが旋盤加工と同程度の真円度が得られました。加工できる直径はこの60mmくらいが下限と思います。どちらかと言うともっと大きな円を切り出す方が向いている方法と思います。でも大きくなると多角形にする手間がかかるので大きい方は300mmが限度でしょうね。
厚みも15mmくらいまで、どちらかといえば薄板の加工向きです。
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今朝からの陽気で桜の蕾のピンク色が濃くなって来ました!
このまま暖かい日が続くと一挙に咲くんでしょうが、明日からまた3日間は少し寒いようなので開花はたぶん来週の半ば当たりかと思われます。
(昨日の写真はこの枝の先端部分です。・・定点観測・・笑)
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昼間はけっこう暖かくなる日もありますが風はまだまだ冷たいです。
それでもやっと桜の蕾が膨らんできました。
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紫木蓮の蕾もほんのり色づいてきています。
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今年はオオイヌノフグリが勢力を伸ばして来ました!
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これは何でしょう?少群落を形成していますが・・イヌカキネガラシ?いままでここでは見た事ない(と思います)新種ですね。
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本人も気にしてはいたんですがその筋(どの筋や?)から改良の要望もありましたので即刻、善処いたしました!
蓋側のストッパー先端の無粋なナイロン製のキャップを高級黒檀製のキャップに交換しました!
えっ、色が変わらないって! 色は同系色ですが実物をよく見ると質感と形状にも雲泥の差があるんです。
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しかも小町はんの自慢の高い「鼻」とお揃いなんです!
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 ナイロンどすか?あのもっさりしたキャップをええのんに替えてくれはって嬉しおす。おおきに。(小町)

LEDライト点灯を回転検出のセンサーを使わずにオルゴール演奏のスタートと同期させる簡単な方法を思いついたので早速実行しました!
18弁ムーブメントのターンテーブル回転(=ネジ巻き数)は最大で4回転です。4回転以上ネジを巻くとゼンマイが切れてしまいます!(巻き過ぎに注意)
すなわち、ムーブメントのシャフトにターンテーブルをセットした状態からは最大で4回転しかしませんから電池からLEDに行く2本の電線をツイストしてカールコードのようにし、4回転分の余裕を持たせればムーブメントの演奏ストッパー機構にリンクさせたマイクロスイッチでLEDをON/OFFできます。幸い響板とターンテーブルの間には10mm程度の隙間があるのでちょうどカールコードを収納できると考えた訳です。
ただし、ターンテーブルはM3.5のネジ8リード(8回転)でムーブメントのシャフトに取付けなければなりませんので、コードを通す前に響板(ムーブメント)とターンテーブルを合体しておかなくてはなりません。この作業の後、ターンテーブルを4回回してネジを巻けば4回分のカールコードが自動的に響板とターンテーブルの隙間に収納されます。あとは少し余裕を持たせてマイクロスイッチとターンテーブル側の既設のスライドスイッチに半田付けすれば可動部ユニットの完成です。
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ベースに4.1mmの穴を両側から貫通させて4mmの真鍮ロッドをストッパーとして通します。
実はこの穴開けが非常に難しいのですが(円筒の中心位置なら案外と楽なんですが、かなり中心から外れているのでドリルを立てる面は45°以上の傾斜があります。しかも円周上なのでなお逃げやすい)
たまたま底部に方形を残したデザインだったので正確な基準面があり、何とか一発で成功しました!
(というか失敗したらこのベースはオシャカなので失敗できなかったんです。)

真鍮ロッドにはムーブメントのガバナをに当てるE-リングとマイクロスイッチ作動用の真鍮カラーが取付けてあります。
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ロッドの先端には左に赤、右側には黒いノブを取付けました。
赤いノブを押せば演奏スタートと同時にLEDが点灯します。停止は黒いノブを押せば曲が止まり、LEDも消灯します。
欠点はゼンマイが完全にほどけた時は演奏は当然停止しますがLEDは点灯したままなので黒いノブを押して消さなければなりません。回転を検出していないので仕方がないです。その代り待機電力を必要としませんので電池の寿命は長くなると思います。
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何はともあれ、改良版ができました!

昇降盤や丸鋸盤は直線をカットするもの・・・普通はそうなんですが、実は曲面カットや球面の切削加工もできるんです!
もちろんそのままでは出来ませんので専用のジグとそれなりの使用方法が必要となります。
下の写真は今回作った球面(凹面)切削用のジグです。
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アームの先端にM6のズン切りボルトを旋盤で加工したセンターサポート用の軸を付けただけの物ですがアームは加工の性質上、充分な剛性を持っていなくてはなりません。このアームは目の通った30mm厚の米松を使いました。
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まずセンターホールドピンがブレードの軸のセンターに来るようにジグを平行ガイドにしっかりクランプし、次にセンターホールドピンがブレードの刃の中心に来るように平行ガイドを調整します。
これでX軸、Y軸共ブレードの中心位置にホールドピンがセットできました。
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ブレードを下げて切削量をゼロにし、センターの裏にポンチを強めに打った材料をセンターホールドピンで締め付けて(材料が手で回せる程度に)ロックナットで固定します。ホールドピンの先端のテーパー部分が2〜3mm程度材料に食込んでいる事を確認します。
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ブレードを少しづつ上げて材料を手で回して切削します。
始めは切削量が少ないので一回の切削は1〜2mm程度でも大丈夫ですが球面が広がるごとに切削量は多くなるのでそれに応じてブレードを上げる量を少なくして行きます。
写真は中心部の深さが約3mmの時で4回目の切削が終わった所です。
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深さ9mmまで切削できました。コンパスで描いた円まで切削したかったのですが、この材料は厚みが12.5mmしかないので400mmのブレード(R200)ではこれが限界です。(裏のセンター穴がつながってしまう!)
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このテクニックはまったく丸鋸盤のセオリーに反した方法ですがアメリカの木工雑誌にはけっこう載っています。
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チップソーは通常、左右のケガキ刃とノミのように削り取るすくい刃の組合せで出来ています。この方法はケガキ刃の先端で斜め横方向に切って行きますから深い切削はできませんし、無理に深い切削をして万一引っかかった時は材料が吹っ飛んでしまいます。
どちらにしても横車を引くような使い方ですからあまり推奨はできませんがポイントをきっちり押さえれば思ったより危険な方法ではありません。
1)切削量は1mm以下、切削面積が増えて来たら0.5mmあるいはそれ以下にする。
2)材料の切削面は完全に平面が出ていること。
3)常にセンターホールドピンに弛みがないか注意すること。
4)良く切れるブレードを使用すること。

この方法で切削すると独特の放射状の面白い切削痕が残ります。
きれいな切削痕を出すにはセンターをピッタリ合わせる事と、材料を回す時に一定の速度で止めずに回す事です。
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注文していたLEDキットが届きました。
今日は久々の電子工作です。LEDは昔から寸法変わりませんが、この抵抗器の小さい事!
部品の実装密度はたいしたことありませんが、この基板の直径は32mmです。
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今時はこんな単純な回路でも多層基板ですから、昔のようにプリントパターンが走っておらず、裏面もドットだけです! しかし、真空管時代の40Wの半田ごてしか持っていない老人にはこのサイズが限界です。もちろん彫刻をやる時のヘッドルーペのお世話になりました。
昔はほとんど毎日のようにもっと複雑な回路の基板のハンダ付けをやってたものですが・・・
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ターンテーブルの上にぴったり取り付きました!
秋月電子通商さんのキットは基板の寸法から詳細な仕様まで購入前に確認できるので設計する上において何かと便利です。キットに付属の電池ケースは3連が付いているのでプラネタリウムには使えないので、別途単体のケースも3個注文しました。(@30です!ホームセンターよりずっと安いです。しかも品質も良い!)
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ターンテーブルをベースにセットしたところです。
ネジ巻き用のハンドルも取付けました。ドームはこの上にポン!と被せるだけです。
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早速の要改良点ですが
LEDの光は指向性が強く強烈なのでLEDの上にデフューザーを付けるといいのですが、適当な物がないので今回はこのままです。
またライトのスイッチがドームの中にあるので(上の写真の手前に写っているスライドスイッチです。)ちょっと不便です。本当はオルゴールを演奏すると自動で点灯するようにしたいのですが、そうするとターンテーブルの回転を検出するセンサーと電子回路が必要となります。
もしくはターンテーブルを透明アクリルで作ってその下から照らすようにする方が簡単かもしれません。(アクリルをマット面にすればデフューザーの機能もある程度持たす事ができる。)
次回の課題ですね。(次回あるのか?)
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いけず小町はんの音色磨きです。
蓋をぴったりくっつけて演奏するとどうしても少しくぐもった音になるのと本体と蓋の接触具合でビビリ音が若干発生する場合があります。(よく鳴る箱ほどこの現象が現れるようです。)
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真鍮の小釘の頭を本体側に4ヶ所埋め込んで1mm弱の隙間を作る事にしました。
蓋と本体は印籠になっているので、隙間があっても問題にはなりません。
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もう一つの原因は蓋の裏に当るストッパーのロッドから出る異音のようです。
こちらは真鍮のロッドの先端にナイロンのキャップを被せました。本当は被せたくないのですが・・
リターンスプリングを強い物にすれば解消しますが蓋開閉の操作感が悪くなるのとふたの裏に傷が付きやすくなるので、やむなくナイロンキャップを採用しました。
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これで音色がクリヤーになってノイズも減少しました。

おおきにはばかりさん♫。 

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