毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2017年03月

遊星ギヤのデイ&ナイト

遊星ギヤです。これでもう3回目くらいの製作ですが、各パーツの細部や組み立て方法等すこしづつ変わっています。
円形のT字スロットを切るために本体は2枚構造とし、表板はデイ&ナイトのイメージに合うようにブラックウォールナッツと楓を接合した板を使います。
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表板と裏板のセンターをピッタリ合わせてクランプし、木ネジで4カ所をしっかり仮固定します。
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ボール盤にしっかり固定してサークルカッターで表板の中心板をくり抜きます。
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7mmの溝巾になるまで表板をくり抜きます。
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4本の木ネジをゆるめて表板を取り去り、裏板に巾14mm、深さ8mmの溝を切って行きます。
サークルカッターのセンタードリルの穴が開いているので表板と同心円で溝がカットできます。
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Tスロットの溝が切れました。
先に作ってあった惑星ギヤのシャフト(シャフト径6mm、頭は12.5mmです。)を入れて寸法の確認をしておきます。
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加工の終わった3つのピースを接着すればTスロット付きの本体が完成です。
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接着剤を均一に薄く塗って、先ず仮固定用の木ネジを締め、クランプで固定します。
中心板にはφ6の真鍮棒を差し込んで接着します。これでセンターのバッチリ出たTスロットができあがります。
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昇降盤とバンドソーで輪郭をカットして本体がほぼできました。
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栓の平面出し

今日は3時のティータイムを終えてから時の音色さんからあずかっている栓の板の平面出しを行いました。長さは短くカットしたものの、巾は70cm近くあるのでプレーナーは通りません。先日復活したルータープレーナーを使いました。
見た目には平でもけっこう、反りや捻れがあります。この写真は片面の平面を出した後の裏面の切削中ですが最大で3mm程度の段差があります。
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一番大きな板を削り終わった面です。平面は出ましたがルータービットが走った後の僅かな段差が残っています。
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#120のサンダーをざっと掛けて段差を均しました。
美しい木目が際立ってきます!
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3枚の幅広板の平面がばっちりでました。
結局25mmあった板厚は平面を出すと17.5〜20mmになりました。
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これは上賀茂神社?ではありません。
三枚分の切削クズです!(笑)
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 06)

ユニバーサルジョイントとオルダムカップリング

ユニバーサルジョイントとオルダムカップリング(ジョイント)が誕生しました。
どう違うかって? 
ユニバーサルジョイントは多分誰でも見た事があると思いますが?(見たことないって!) 
そうですね、昔の大型トラックなら横から見るとトランスミッションから後輪に動力を伝えるためのプロペラシャフトの両端に付いてるのが丸見えだったんですが・・・最近のトラックは(付いてるんですけど)見えないですね。
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乗用車も最近の小型車はほとんどFFですからプロペラシャフトがありません。 でも前輪を駆動するのにユニバーサルジョイントの改良型である「等速ジョイント」が見えない所で働いているんです。
要するに回転を伝えるための継ぎ手の一種なんですが駆動軸と被駆動軸に角度差があっても動力が伝えられる継ぎ手です。欠点は伝逹角度が大きくなると被駆動軸側の角速度が変化する事です。
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一方、オルダムカップリングは 工場等の大型据え付け装置等に主に使われる物で私も現物は見た事ありませーん。用途は駆動軸と従軸が平行ではあるが少しずれている時に用いられる物で・・・(基本的な設計不良じゃないの?)2枚の中央にキーの入ったクラッチ板のような物の間に両面に90°交差したキー溝を持つスライダーカップリングを挟んだだけの物です。面積の大きなキーで動力を伝達しますからかなり大きなトルクにも耐えられますが、なにぶん滑り摩擦を生じますので伝逹ロスが大きいのと高速回転には向かないでしょう。しかし、模型にすると動きがトリッキーで面白いのでインパクトがあります。
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続々誕生

今日はゼネバギヤと三角カムが誕生しました。

ゼネバギヤ(左)はスイスの時計職人が考案した事からジュネーブにちなんだ名を持つ機構です。
一種の間欠駆動機構であり、双方向性ではないので位置決め機構にもなります。
オルゴールに使われるゼネバギヤはスロットを一つ塞いだものでゼネバストップと呼ばれて、ガバナが故障した時のシリンダーの暴走予防やゼンマイの巻き過ぎの防止のために使われます。

三角カムは安定した動きをするカムで他のギヤ等と組み合わせて間欠動作等に良く用いられています。
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メカニズムはさらに続く!

ここしばらく続いているメカニズムシリーズですが、同じパーツはほとんどないのでこれだけ作っても飽きないですね(笑)
スムーズな動きを実現するために加工精度は0.1mm単位、パーツによってはそれ以下に抑える必要があります。
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38mmのスパーギヤですが噛み合わせの調整をしなくてはいけません。
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これはホームセンター等に売っているU字溝のブロック?
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ではありません! 必要な長さに切り出して穴開け加工と整形をします。
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木製のユニバーサルジョイントになります。
しかし、これ磨くのたいへんそうやな〜!

それぞれ組み上がった時の事を思い浮かべながら黙々とパーツの製作が続きます。
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