毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2017年05月

昇降盤による凹板製作

3月末に作った試作のジグを使って新しい作品を作ってみることにしました。
以下のサイトはジグ試作時の記事です。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/as2438/article/edit?id=13975339 
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木目のきれいな端材を選んでせいほうけいにカットしてセンターを出し、加工しました。
左から山桜、水楢、橡、チシャが各2枚です。(端材なので寸法、厚みはまちまちです。)
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山桜
IMG_サクラ

水楢
IMG_ミズナラ

チシャ(拡大)
IMG_チシャ1-4

橡(拡大)
IMG_トチ1-4
 
硬質の木の方が独特のパターンがきれいに出るようです。
さてさて、これを何に使うかですが・・・ 

オルゴール枠完成!

外側の4面をサンドペーパーで仕上げ、留め接合部の僅かな目違いを鉋で払います。
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背面の裏板(響板)のはまる部分も目違いを払いますがここでもブルノーズプレーンが活躍します。
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全ての角はC0.5程度の面取りを行います。
面取りをしておかないと角が欠けやすいし、触ったときも痛いです。
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全ての作業が完了し、3種類の枠ができあがりました。
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オルゴール枠の大量生産-4

昨日接着しておいた300mm角の枠に契りを入れました。
朝一番に接着したので昼前にはカットも完了。
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釘切り鋸でカットした契りは枠の表面より0.1〜0.2mm高いのでノーズを取外したブルノーズプレーンで面一にしておきます。小鉋や豆鉋でもいいんですがこの方が切削面が直接見えるので都合がいいです。この作業をしておく事によって面が出ているので鉋仕上の場合、途中で引っかかる事がありません。そしてサンドペーパー仕上の場合は枠本体より契りの方が少し硬いので、いくら研いでも僅かに契りが本体の面より僅かに盛り上がってしまうのです。(目で見てわからない程度ですが・・・)

ここで今年の「木のかおり」展の件で市役所へ行っていた布袋さんが戻って来て、今年から道路の拡幅工事のため産業文化会館の前の広場がなくなる!とのニュースが入ったため、これは一大事と急遽F会長を交えて相談のため、今日の作業はここで打ち切りとなりました。
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接着剤用ヘラ

木創舍で使っている接着剤(ボンド)塗布用のヘラです。
一番左は料理用の竹串ですが2液製のエポキシを混ぜる時にも使います。ツマヨウジは短くて腰がないので不向きです。右の竹串は契りの溝に接着剤を塗るために先端を平に削ってあります。
6種類のヘラはすべて作品の曲線加工時に出た端材を活用しています。
左の2本は比較的大きな面積に塗るときの物、中央の3本は主にホゾ穴に接着剤を塗る時に使います。
一番右のは小さい面積やホゾ穴の長手方向に使います。
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各ヘラを横から見たところです。
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今回の枠作りに使用したのはこのヘラです。3mmウォールナッツの薄板に桜材のハンドルが接着してあり、ウォールナッツのしなり具合がとても良くて最近よく使っています。(ノミと一緒でよく研ぐので少し短くなってきました!接着剤は均一に薄く塗らないといけませんので先端の平面度とシャープさ・・・接着剤のキレがよくないとだめなんです。)
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このヘラのもう一つの特徴は作業台の上に無造作に置いても接着剤が作業台に付かないことです。
接着塗布は時間との勝負ですから、そこらにポン!と置いてしまうことがよくあるんです。
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先の細い物ははみ出した接着剤の除去にも使います。この後濡れ雑巾で拭き取ります。
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コーナークランプ

今、フレーム(枠/額)を大量に作っていますがフレームの組立、接着時の必需品がコーナークランプです。
当工房で最も良く使うのがこのスチールベルト式のコーナークランプで各コーナーのパッドはアルミダイキャストのしっかりした造りの物です。スチールベルトで締めますから伸びがありません。その分確実に締め付けられますが唯一の欠点は重い事とスチールベルトの巻上げ時、引出し時に十分注意しないと巻き上げハンドルのスプリングバックで痛い目に遭います!
ベルトの長さは4m近くあるのでかなり大型の箱でも使用可能です。
スチールベルトの油が切れると締め付け時の動きが悪くなり、ワークに傷が付いてしまいますから定期的にベルトとコーナーパッドの円弧の部分に給油しないといけません。私は何回か使ったらシリコンスプレーの先にノズルを付けてパッドとベルトに少量吹き付けています。
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これもスチールベルト式ですがコーナーパッドは板金でできています。
構造的には同じですが鉄板に塗装してあるのでパッドとベルトの滑りが悪く、少し使いづらいです。ハンドルやネジも華奢で・・まあ値段相応といったところです。
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これはベルトがナイロン製で締め付けて行くとベルトがジワーと伸びます。
この特性がいい場合もありますので用途によって伸びのないスチールベルト製の物と使い分けています。
ベルトが古くなって来ると汚れや接着剤の付着によりパッドとの滑りが悪くなるのでベルトは常にきれいにしておかなければなりません。
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これはVeritas社のスピードナット式フレームクランプです。
硬質ナイロン製のコーナーパッドと1/4”全ネジボルトの組合せですがスピードナットの採用により、設定が非常にクイックにできる優れものです。奥行きのあるフレームの場合は写真のように2段に使った方がいいようです。
欠点は値段が高い事です。(笑)
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4つのスピードナットを平均して締めるだけでピシッと留が合ってくれます。
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下は木工をやり始めた頃に自作したコーナークランプです。
機能上はVeritasの物と同じですが蝶ナットをいやという程回さなければなりません!
中には蝶ナットを電動ドライバーで回せるように工夫されている方もおられるようです。
ボルト一本は何かに流用したようです。(笑)
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コーナーパッドは木材の引っぱり方向への強度を考えて3枚の木を貼り合わせて作っています。
当時としてはなかなかの出来映えですね!(笑)
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シロツメ草大作戦・・その後

薪小屋前の雑草地ですが、ほぼ毎日30分のローラー作戦の甲斐あってか、チガヤやギシギシ等の手強い雑草が少なくなりシロツメ草は増えて来たように思えます。
さて問題はこれからの暑くなる季節、こちらの体力が持つか奴らの勢力が盛り返すかの攻防にかかっています。
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オルゴール枠の大量生産-3

昨日、専用ジグを作ったので研磨作業がはかどります。
500×400mmの枠3面分の研磨が完了して直角部分の糸目を取ったところです。
これで接着して、次のサイズにかかります。
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いつも通りの組み立て接着後昇降盤で契りの溝を入れますが胡桃は刃物の切れが悪く、切り終わりにはかなり大きな返りが残ります。いつもはノミでさらえますが今回はブルノーズプレーンのノーズを外して返りをカットしました。
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刃の出具合さえ調節しておけばノミより簡単です。
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続々と組立が完成して来ました。
500×400mmが3面と400×300mmが5面です。
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契りをカットして検品すると何とウォールナッツの3.2mm厚の契りのこんな所に虫穴が!!!
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契りを切り取った部分をさらに細く切って穴の形に合わせて削り塞ぐことにします。
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接着剤を付けて軽く叩き込みました。
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釘引き鋸でカット、これでほとんどわかりません。
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あとは外周を仕上げれば完成です。
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桜の新緑

今朝は真っ青な青空、気温も低めでまるで秋のような天気です。
高温多湿にめっぽう弱い私には最高の天気です!
それでも日射しは強いので工房への急坂にさしかかる手前の通称”ニューイングランド”で一息入れて、長袖のシャツを脱いでT-シャツ一枚になります。
桜の若葉を通した朝の光と涼しい風が心地いいです。 早起きは三文の得・・・。
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花は咲く

スイカズラの花が満開になりました。
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一般的に多くの花は対称的な形のものが多いですがこの花のように上下非対称の花もあります。
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もうおなじみになったイボタロウもたくさん花を付けています。
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飾り面仕上用ジグ

先日からメルヘンオルゴール用の枠の製作に取りかかっていますが今回は数が多い事もあって効率よく精度の高い仕事をするためにはやはりジグが必要です。
枠(額縁)の内面には飾り面を取りますが、内面は枠を組立てて接着してから仕上げるのは厄介で特に入り隅の部分は大変です。
そこで内面は接着する前に仕上げておきますが各ピースが同じ形状に揃っていないと後の修正に無駄な時間を費やすことになります。
特に今回使ったクイーン・アンビットは微妙なカーブなのでフリーハンドで仕上げるとどうしても接合部分に目違いが生じてしまいます。

まず檜の正確な直方体を作り、直線部分は昇降盤で、曲線部は外丸鉋でクイーン・アンビットの断面と同じカーブになるように削ります。
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墨線近くまで来たら少しづつ削ってビットのカーブにぴったり合うようにします。
表裏、リバーシブルに仕上げて#240と#400のサンドペーパーを貼付けて使います。
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両側面に桜の板のガイドを取付けて完成です。
使い方はガイドを基準面に沿わせて力を平均にかけてサンディングするだけでルータービットで加工した面も型くずれせず、両端もダレません。
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小さい方の枠はチャンファー(45°の大面)を取ったので45°用の研磨ジグも作りました。
右の2点がそれです。こちらは裏表使えないので2つ作りました。
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こちらは平面部分をガイドとして、45°の面に押し付けながらサンディングします。
フリーハンドで研磨すると面が小さいのでどうしても45°の角度が微妙に変わってしまいますがこのジグを使えば端から端まで正確な45°に研磨できます。
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サンドペーパーをセットしたジグの断面です。
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サンドペーパーは細くカットした2枚をこのように挟んで左の三角の桟をビスで締めて固定します。
45°に固定される中央の研磨板に桟の溝が切ってあるのでビスを締めても桟や研磨板がずれる事はありません。
ペーパーを2枚挟むのは実際に必要な左の一枚だけだと研磨板の角度が変わってしまうためです。幅広のサンドペーパーにビスの穴を開けてもいいんですが、めんどくさいので・・・
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45°研磨ジグの全てのパーツです。3つの木のピースは一本の栗の直方体から切り出しました。
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