毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2017年07月

エアコン室外機のカバー完成

アリ溝の端を杉材で埋めます。
溝に耐水性の接着剤を塗って少しきつめに作ったアリ形の材を打ち込み、はみ出した部分をカットします。
打ち込む時は桟との間に約5mmの隙間を残しておきます。これは屋根材の収縮に対応するためです。
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キシラデコール(水性マホガニー色)で塗装して完成です。
昔、工房の壁に使った時は油性で溶剤が強烈な臭いでしたが、水性になってほとんど臭いがなくなりました。
多分エマルジョンになっているせいか少し粘度が高くて油性に比べると細いスリットの部分等、塗りにくいです。しかし、その分を差し引いても臭いで頭が痛くならないし、VOC飛散も少ないでしょうから環境には優しいようです。
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明日から一週間旅に出ますので、帰って来たら完全に乾燥していると思います。

クロアゲハ

今朝、工房内でパタパタ音がするので見てみると大きなクロアゲハが迷い込んでいました。
例によって写真撮影後、窓を開けて逃がしてやりました。窓辺でもがいていた分、ちょっと弱っていたようですが元気よく飛んで行きました。
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鞍馬苔復活

一昨年の土砂崩れの余波でダメージを受けていた杉林の鞍馬苔ですが最近やや勢力を盛り返してきたようです。
これは杉林の一番下の付近、昨年はもう少しまばらで普通のシダに負けていたんですが色鮮やかに復活してきました!
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こちらはもう少し上で土砂崩れの残土を入れた所の真下まで勢力を伸ばしてきました。
この中間の水が激しく流れた所がかなりまばらなんですがなんとかがんばって元の群落に戻って欲しいです。
がんばれ!! 鞍馬苔
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エアコン室外機のカバー製作-8

アリ溝を彫って桟を通すとけっこうしっかりした屋根になりました。
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本体枠に屋根を固定するための金具をアルミのフラットバーから作ります。
エアコンのメンテナンスや修理時にも簡単に取外しできるように、また確実に固定できるようにしておく必要があるので市販品の金具では合う物がありません。
所定の角度に折り曲げてビス穴の加工をします。
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面取りをして完成
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屋根がぴったり収まったので造作用の切れ味の良いブレードを丸鋸に付けて屋根の周囲を設計図面通りの寸法に切り揃えました。組み上げて固定してから切り揃える事により板の木口がピッタリ合います。見た目のバランスも良くなりました!
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アリ溝の端に埋め木で蓋をして屋根の面取りをすれば加工は終了です。
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手挽き石臼のハンドル

エアコンカバー製作の合間を縫ってiさんから依頼された手挽き臼のハンドルです。
挽きもの用にストックしてある山桜材から加工しました。
今回のハンドルは分割式で右の丸棒がハンドル、左は軸受けのジャーナルですがこの長手方向の穴に樹脂製の軸受けをインサートします。ハンドルの穴には軸となるSS材の心棒が入ります。
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iさんが軸受けと心棒を持って来てくれたので早速組込みました。
ジャーナルのブロックは長さが100mmですがこれに垂直に貫通穴を開けるのは以外と難しいんです。
ハンドルの長穴は旋盤で加工するので精度よくセンターが出しやすいのですが直方体の場合は正方形のブロックでないとチャックで簡単につかめません。
それで今回はボール盤で加工しました。図面より少し大きめの直方体を切り出し、先ず貫通穴を開けます。次に貫通穴の両側のセンターを拾って基準となる中心線を割り出し、この中心線から直方体を切り出します。こうすれば結果的に直方体の中心に正確な貫通穴が開いたことになります。

ハンドルの方は穴に接着剤を塗って心棒を圧入してから旋盤で仕上加工しました。
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組み上がりです。
桜材の旋盤加工は気持ち良く削れ、仕上がりもとてもきれいです。
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エアコン室外機のカバー製作-7

屋根は杉の赤身板を11枚本ザネ接ぎで合わせた物を2本のアリ桟で固定します。
アリ桟とアリ溝には3/1000の勾配を付けて片側から叩き込みます。
いちばん左の棒は3/1000の勾配を取った角棒で、これを桟の片側の側面に貼付けてトリマースタンドで加工します。
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アリ桟が4本できました。
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屋根板の裏側にアリ溝を加工しますが長さが1045mmあるのでけっこう大変です。
作業台の上をきれいにかたずけて作業台のロングバイスで固定し、アルミ角パイプをガイドにして勾配付きのアリ溝を切りました。
最後は桟との調子を見ながら少しづつ切削します。この辺まで手で押し込めれば後は叩き込めます。
反対側にもう一本彫らなければなりませんが今日はあまりの蒸し暑さで集中力が落ちて来ました(笑)
今日はここまで!
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チェコ、ポーランド、ハンガリーのポスター展

京都工芸繊維大学の美術工芸資料館で開催されているチェコ、ポーランド、ハンガリーのポスター展を見に行って来ました。
これらの国では第二次世界大戦後から1989年まではソ連の影響下にあり、芸術家達は自由な活動を行えずに絵本や公的な催しなどを告知する文化ポスター等で活躍しました。
資本主義国の商業ポスターとは異なり独特のセンスとユーモアにあふれたポスターの数々でした。
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エアコン室外機のカバー製作-6

ルーバー(ガラリ)を取付けてだんだん町家の雰囲気になってきました。
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左側面もルーバーが入ります。こちらは空気取り入れ口です。
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これに屋根を乗せるとさらに町家の雰囲気になると思います。
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エアコン室外機のカバー製作-5

前面のパネルに”京町”の字を糸鋸盤で切り抜きます。
先日作ったこの糸鋸盤の台がとても使いよくてスイスイ加工できました。
ハイチェアに座ってこの台の下に出っ張っている部分に両足を掛け、両膝で台を挟み込むと目線もピッタリで非常に安定した作業ができます。そして台そのものを明るくて作業しやすい場所へ簡単に移動できるので、これは大成功でした。
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切り抜いたパネルを嵌めた前枠と後枠、各2面に割り楔でホゾを固定して組立てました。
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出っ張ったホゾと楔を釘挽き鋸で切り落とし、鉋で面一にして枠が完成しました。
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前後枠を4本の貫で接合して形が整いました。
貫のホゾは貫通ではないので耐水性の接着剤を付けて叩き込み、クランプで一晩締めておきます。
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エアコン室外機のカバー製作-4

頭つなぎの上面を屋根の勾配15°に合わせて手押し鉋で削ります。
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15°の勾配が取れました。
削り始めと削り終わりで多少の切削量の違いが出るので手鉋で修正します。
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全ての構造材の基本加工ができたので再度、仮組して加工忘れや不具合が無いかを確認しておきます。
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パネルの接ぎ合せができたので所定の寸法にカットして入れてみました。
もう一度バラして仕上鉋を掛け、面取りをしてからいよいよ本組み立てとなります。
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