2017年08月
またまたオルゴール製作ですが今度は50弁用を2種類作ります。
一つは先日作った宝箱に似た形ですが若干意匠が異なります。
天板は同じ形ですのでまず凹面の加工をしておきます。
今までは昇降盤で始めから横ズリをしましたがブレードへの負担が大きいので今回は縦に何本も溝を切る方法でラフな凹面を作りました。
こうしておけば横ズリは10回程度で終わります。
スクレーパーとサンドペーパーで仕上げて完了です。
中央はウォールナッツ、左右はササフラスという木です。
ササフラスはアメリカ東部に産するクスノキ科の広葉樹で根から石鹸等の香料となるササフラス油が採れるらしいです。材にも芳香があり、切削中はちょっと楠に似た臭いが漂いますが楠ほど強烈ではありません。楠もよく響く木ですが、このササフラスも変わったところでテイラーの一部のギターに使われているようです。(テイラーのは北米ではなくタスマニア産のようです。)
これで6台分の材料を木取りしました。
一つは先日作った宝箱に似た形ですが若干意匠が異なります。
天板は同じ形ですのでまず凹面の加工をしておきます。
今までは昇降盤で始めから横ズリをしましたがブレードへの負担が大きいので今回は縦に何本も溝を切る方法でラフな凹面を作りました。
こうしておけば横ズリは10回程度で終わります。
スクレーパーとサンドペーパーで仕上げて完了です。
中央はウォールナッツ、左右はササフラスという木です。
ササフラスはアメリカ東部に産するクスノキ科の広葉樹で根から石鹸等の香料となるササフラス油が採れるらしいです。材にも芳香があり、切削中はちょっと楠に似た臭いが漂いますが楠ほど強烈ではありません。楠もよく響く木ですが、このササフラスも変わったところでテイラーの一部のギターに使われているようです。(テイラーのは北米ではなくタスマニア産のようです。)
これで6台分の材料を木取りしました。
ステンドグラスを止める桟を作りますがイレギュラーな形なのでかなりやっかいです。
今回は一台きりですが蓋の内面の溝のカーブをトレーシングペーパーに写して4mm合板でテンプレートを作りました。(左の2枚です。・・上下で微妙にカーブが異なります。)
止め桟はけっこう上手くできましたがステンドグラスは厚みが一定ではないので桟の裏側の当る部分をヤスリ、丸ノミなどで少しづつ削って合わせます。ガタが出てはいけませんから削っては合わせる根気のいる作業です。
ピッタリ合ったところで木ネジを打ちました。
頭(蓋)が少し重いような気がします。(重量ではなく大きさのバランス)
明日の朝の涼しい(そうでもないけど午後よりはましです。)間に対策を考えることにします。
今回は一台きりですが蓋の内面の溝のカーブをトレーシングペーパーに写して4mm合板でテンプレートを作りました。(左の2枚です。・・上下で微妙にカーブが異なります。)
止め桟はけっこう上手くできましたがステンドグラスは厚みが一定ではないので桟の裏側の当る部分をヤスリ、丸ノミなどで少しづつ削って合わせます。ガタが出てはいけませんから削っては合わせる根気のいる作業です。
ピッタリ合ったところで木ネジを打ちました。
頭(蓋)が少し重いような気がします。(重量ではなく大きさのバランス)
明日の朝の涼しい(そうでもないけど午後よりはましです。)間に対策を考えることにします。
内面の加工が終わり響板の寸法も側板のカーブに合わせてカットしました。
箱の枠を接着する前に仮組して専用ストッパーを作っておきます。
右上のは標準の72弁用ストッパー金具ですが、これはアクチエーター部分が短いので使えません。
写真下の専用の物を1.2mm厚真鍮板で作りました。
ムーブメントを取付けてストッパーの動作を確認しておきます。
ついでに試聴も兼ねて!♪♬♩♫ うん、ハイブリッドの響板、なかなかいい感じです!
接着後バンドソーで側面のカーブをカットしますが、今回は切り落とす部分に厚みがあるのでサイカチの箱のようにはいきません。
そこでケガキ線を2本入れて外側のケガキ線まで適当な間隔で切り込みを入れます。
切り込みを入れておく事で切断された材がしなってくれるのでストレス無くカットできます。
その代り、この作業で出る端材が使えなくなってしまうのが少々残念ですが・・・
きれいに曲線カットができました。
箱の枠を接着する前に仮組して専用ストッパーを作っておきます。
右上のは標準の72弁用ストッパー金具ですが、これはアクチエーター部分が短いので使えません。
写真下の専用の物を1.2mm厚真鍮板で作りました。
ムーブメントを取付けてストッパーの動作を確認しておきます。
ついでに試聴も兼ねて!♪♬♩♫ うん、ハイブリッドの響板、なかなかいい感じです!
接着後バンドソーで側面のカーブをカットしますが、今回は切り落とす部分に厚みがあるのでサイカチの箱のようにはいきません。
そこでケガキ線を2本入れて外側のケガキ線まで適当な間隔で切り込みを入れます。
切り込みを入れておく事で切断された材がしなってくれるのでストレス無くカットできます。
その代り、この作業で出る端材が使えなくなってしまうのが少々残念ですが・・・
きれいに曲線カットができました。
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