毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2018年04月

タモの座卓-4

 天板のオイル乾燥待ちの間に座卓の脚を作ります。
材は檜の根株ですが芯持ち材で両側に芯に向って割れが入っているので両側面を円弧状に切り取る事にしました。
私のバンドソーは超旧式で曲線挽きができないのでカットラインまで切り目を入れて斜めに切り込んで行きます。
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一応きれいにカットできたんですが・・・この目廻りは何とか対処できるとして、側面にバンドソーを入れたところ・・・!!
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この気になっていた虫穴がず〜っと下まで続いてるんです!
虫は不在なので表面だけなら埋めれば対処できたんですが、残念ながら、この材は作品には使えません!!
明日、別の材と手段を考える事にします。

木工というのは自然素材を相手にしますから切ったり削って行く段階で隠れていた傷や不具合が突然現れる事はたまにあります。今回はクロスカットした時点で多少の不安はあったんですがそんなに奥まで入っているとは思いませんでした。
これは工房での何かの台にでも使う事にしましょう。(笑)
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タモの座卓-3

表面の研磨ができたので一回目のオイルを塗布しました。
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オイルを塗ると杢が鮮やかに浮き上がります。オイルをたっぷり染み込ませて拭き込んでおきます。
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京北 材木市

今日は京北町で催されている中源さんの材木市に行って来ました。
金閣寺付近で時の音色さんを乗せて京見峠〜杉坂越えで京北町へ、山肌の新緑が美しいです。
今回ゲットしたのはこのシルバーハートとモアビだけです。
シルバーハートは別名アニグレとも呼ばれる中央アフリカ原産のアカテツ科の木です。
通常、少し黄色みを帯びた白っぽい木なんですがこのシルバーハートは少し桃色がかった薄い褐色で始めは鬼胡桃かと思いました。そしてほぼ全面に縮み杢が出ています。
杢が出ている物はサテンシカモアとも呼ばれるようです。
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こちらはモアビ、同じアカテツ科ですが比重0.8〜0.9ととても重い木です。
家具業界では洋桜で通るようですが私の感覚では桜には全く似ていません。
この材は作品の主要部分には使いませんが機構部品として軸受け部やハンドル等に重宝します。
硬い割には加工しやすく寸法安定性も一級ですが欠点は加工時の粉による咳やかゆみです。マスクなしではサンダー掛けはできません!
下に転がっている長尺の角材もモアビです。
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ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ

今日は久々の昼間のコンサートです。
ベートーヴェン、ヴァイオリンソナタの全曲演奏会、今日はその第一回目です。
今日のプログラムは第1番と6番、そして名曲、第9番(クロイツェル)でした。
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しかも以前のブログにもちょっと書いたようにベートーヴェンがこれらの曲を作曲した頃のフォルテピアノによる伴奏で各回ごとに異なる楽器で演奏されるんです!
今回はウィーン製のマテウス・アンドレアス・シュタインという1820年頃の名器ですがはじめの一音を聞いただけで、その音色の美しさ、まろやかで優美な音に耳が釘付け!?になりました。この音はとてもダイナミックで粗野な!(失礼)現代のピアノには絶対に出せない音です!!
そして名ヴァイオリニスト豊嶋さんの弾くA.ストラディバリウスとの相性がこれまたバッチリで双方とも消え入るような弱音の美しさがもうたまらなくすばらしかったです。
しかしいくら名器といえども豊嶋さん、上野さんお二人の名手と音楽性によって紡ぎ出された音なんでしょうね!

いやいや、これは第2回、第3回が待ち遠しいです♫♩♪
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朴の花

お向かいの朴の木が立派な葉っぱを付け始めましたが実は今まで花が咲いたのをだれも見た事がないんです。
昨日、蕾らしき物があるということで今日は煙突掃除に屋根に登ったので屋根から写真を撮ってみましたが花らしき物は見当たりません。
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しかし下から注意深く覗くと蕾らしき物が見えます!
他の木々も密生しており、特定の角度からしか見えないんです。
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写真をズームアップしてみました・・・ウーン・・・よく解りませんがかなりデカイです。
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ネットで調べると朴の花の蕾の写真がありました。
形はよく似ています。
花の開花は5月頃らしいのでこれから毎日観察する事にします。
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タモの座卓-2

裏面の平面出しが完了しました。
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続いて表面の加工です。
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表面も鉋掛け終了です。
少々腐れが入っていますがこれがなければ、この杢のタモは私が買えるような値段ではないと思います(笑)
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木端も鉋掛けします。
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面取りをしておきます。表面はC5、裏面はC10程度の大面を取ります。
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後は木口をカットし、微細な割れを埋め木とパテで埋めてオイル仕上をすれば天板の加工は出来上がりです。

新緑

辛夷の新緑
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こちらは櫟の梢です。
まだ青虫や毛虫がいないのでどちらもきれいな葉っぱです(笑)
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お向かいのSさんの敷地の山吹
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今年最後のチューリップ
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11時のコーヒータイムにお向かいのSさんが桜の葉の秘密を教えてくれました。
今までまったく気付きませんでしたが桜の葉はこの時期、すでに虫に食われているのが多いんです。
左上が虫の食害を受けていない物で下の4枚が虫に喰われた葉っぱなんですが葉柄に対して左右対称に喰われているんです!!
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これを見てある人はきっと双子の毛虫が喰ったんでしょうと言ったらしいですが・・・
種を明かすと新葉が出てまだ葉柄に対して左右の葉身がたたまれてくっ付いている時に虫害を受けると開いた時にきれいな対称形になるということでした!(これぞブックマッチですね!)
そして、このように顕著に左右対称に喰われるのは桜だけらしいんです。
工房の敷地内には色々な木があるので確認しましたが、本当に桜だけでした。というより他の木々はまだ虫にやられていないようです。
きっと桜は新葉からいい香りがして甘いんでしょうね。
今日はすばらしい発見をしました。Sさん、ありがとうございました。
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タモの座卓-1

座卓の天板、樹種はタモです。
先日、楓のダイニングテーブルを納めさしていただいたTさんの注文ですが、今回は低めの座卓で脚の上に天板を乗せるだけの構造ですので天板を仕上げればほぼ完成です。

このタモは15年くらい前に仕入れた物ですが捻れや反りもほとんどなく良く乾いているので鉋で平面を出して仕上げる事にします。
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鉋を掛けるとタモ独特の縮み杢が現れます!。
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オルゴールの整備

来月の美山での展示会とコンサートに備えて出展オルゴールの整備です。
これはコンサートプログラムに含まれるラプソディ・イン・ブルーの箱です。
この箱は本格的なオルゴールを作り始めた頃のわりと初期の物なので乾燥はもう充分ですが、蓋の反りが若干気になるので鏡板を裏スキして応力をできるだけ抜くことにしました。
例によってX-Yテーブルに固定してフライスで彫り込みます。
彫り込み量は5mmですが、まず4mmを順方向で彫り、残りの1mmはプライムカットで加工します。
トリマーやルーターではプライムカットは禁じ手ですがX-Yテーブルでワークをがっちり固定して送る場合はきれいな仕上面が得られます。
少し手間をかける事によって、サンドペーパーでの磨きが楽になるので結局早く仕上げる事ができます。
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サンドペーパーでビットの削り痕を取り、仕上磨きをしてオイルを塗布しました。
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木工材料展

いつもお世話になっている中源銘木さんの木工材料展のお知らせです。
今年は場所がいつもの長岡京ではなく、京北です。
ちょっと交通の便は悪いですが、そろそろ新緑の美しい季節、興味のある方は周山街道をドライブがてらどうぞ・・・。
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