昨日、響板と底板、アクリル受けの溝を掘りましたが前板と後板はダブテイルのピンが無い位置にデザインしてあるのでスルーの溝で良かったのですが側板はソケットの位置から当然外れるため途中で溝を止めないといけません。昇降盤や溝切りカッターで掘った溝は両端にアールが残っているので所定の位置まで同じ深さに仕上げないといけません。
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まず所定の位置に鑿を入れて
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徐々に掘って行きます。
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最後は一定の深さになるようにミニルータープレーンで底をきれいにします。
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止まり溝の加工が完了しました。
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響板がピッタリ収まりました。
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楠の鏡板の蓋は接着して不要な部分をカットすればほぼ出来上がりです。
この枠はレイル&スタイルビットで加工してあるので組立は超簡単、接着強度もバッチリです。
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2台目は前板と左右側板にごくゆるやかな曲面を加工するのでそのための墨を入れておきます。
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