ギター仙人の工房へ持って行く予定のプレーナーにダストポートを取付けました。
マキタの2012型プレーナーですが木工を始めた30年以上前に購入した機械です。
専用のダストポートがオプションであったはずですが当時はガレージや今の工房に移ってからも屋外で作業していたので付けていませんでした。しかし、プレーナーを室内で使うと集塵装置がないと大変なことになります!!
手持ちの内径60mmの透明パイプとアルミアングル、鉄板のサドルなどで作ってみました。
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吸引口は欅の丸棒から削り出し、これは試験用の掃除機のホース(φ40)とつなぐための物です。
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こちらは本式の集塵機と接続するためのφ100のアダプターです。材料はジャンク箱にあったPVCの異径ソケットで透明パイプ側は内径を木工旋盤で63mmに合うようにテーパーを付けて挽きました。
これぐらいで引かないと幅広の材や狭い材でも切削量を多めにすると掃除機のホースでは一発で詰まってしまいます。
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反対側のキャップです。
こうしておけばレイアウトによって左右どちらでもホースが接続可能ですし、万一ポート内で詰まった時も掃除が楽にできます。
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掃除機を接続して85mm巾の材を削ってみました。
透明パイプ内の削くずの流れがよく見えます。これは切削量が約0.5mmの時です。
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切削量を1.5mmにすると凄い量の削くずが出ます! この後すぐに詰まりました!!
慌てたので写真もぶれてます(笑)
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掃除機接続時の手前側にこぼれた削くずです。
今回削った材の厚さは約40mmでしたが分厚い材になるほど洩れは多くなると思います。
まあ、この程度なら上出来でしょう。
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出口側はほとんどこぼれません。
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