少し前に作ったてんとう虫を真っ二つに!!・・・焼いて食うわけではありません。
さらにてんとう虫に近づけるために翅の切れ目と目ん玉を付けてあげることにしました。
切れ目に木象嵌をするんですが平面ならトリマーで簡単に精度の高い溝が掘れますがこんな曲面では無理ですから手鋸で切る事にしました。
胡桃材の巾を揃えた時に出た1.5mm厚の薄板があったのでこれを曲げてガイドにしました。
アサリのない釘引き鋸で慎重に両側を挽きこみます。巾は3mm、深さは約2.5mmちょうど鋸目の深さです。
IMG_2199

一分(3mm)のノミで底をきれいにさらえます。
IMG_2200
 
カリンの薄板をカーブに合わせて切り、溝に嵌め込んで接着後、鉋で面一にしてから旋盤で軽く挽き直しました。目玉はローズウッド、先日の30弁用の足の残りです。(笑)
目ん玉も付いてウロウロと逃げ出されると困るので名前を付けて呼び戻せるようにしました。
最初、「ルンバ」にしようと思いましたがそれほど仕事できそうでもないので「サンバ」にしました。昔そんな歌があったような?(笑)
IMG_2202