さて次は黄肌の最後の端材です。半楕円のブロックの中身をくり抜きますがこれを全部フライスで加工するのは大変ですのでφ40の超硬襖錐(襖の取っ手の穴を開けるヤツです。)を使うことにしました。
フォスナビットと同じような物ですが実に切れ味がいいんです。これでX-Yテーブルを使って一定の深さに順番に開けて行きます。
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最終的にはX-Yテーブルの送りを5mmずつくらいに送って開けるとほとんど直線に近くなります。
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機械加工ができたので頭の方にも丸みを付けました。
中央に入れるハンドルとなるウォールナッツ材を切り抜きました。
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組み合わせると内部はこのようになります。
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外側はこんな形になります。
右のウォールナッツは片割れを”楽器風”の足に使ったので半分に切って"U"字型になりました。どの向きで使うか現在思案中です(笑)
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