注文いただいた学習机に使えそうな楓材を倉庫から引っ張り出しました。
長さ2.4m、厚みは55mmありますがまず扱い易いように1.2mにカットしました。
芯持材なので×部分の芯に近い所を避けて、この内の2枚をバンドソーで挽き割り、天板用に確保しました。
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プレーナーを通して巾153mm長さ1.2m、25mm厚の板が4枚揃いました。
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楓としては珍しい銀杢(虎腑)です。柾目の水楢ではおなじみのパターンですが楓では珍しいと思います。
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4枚を並べて木目、色味と逆目、順目の方向を総合的に考えて接ぎ合わせの順番を決定し合いマークを入れました。
この4枚を接ぎ合せて1200×600mmの天板を作ります。
まだ机の横巾は確定してないのですが元の材の長さが4.2mだったので必然的にこの寸法で製作し、後は必要な長さにカットすることになります。
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残りの2本は芯側に節があるのでこの部分を避けて脚や構造材に使うことにしました。
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カットした耳や芯の部分は薪材となります。
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