毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

久々の昇降盤整備

長らく使って来た昇降盤の刃口板が傷んできたので新調することにしました。
刃口板は定盤の一部となりますので正確な切削をするためには重要な部分です。
材料は硬くて摩耗に強く、寸法安定性の良いよく乾燥したカリンを使いました。
厚みを揃えて所定の寸法にカットし取付け穴とレベル調整用の孔を開けた後、ブレード固定用ナットが当たらないように中央部を彫り込みます。
以前はルーターで行いましたが今回はフォスナービットで加工してみました。
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フォスナービットで彫り込んで残った部分をノミでさらえます。
これはとても安全で効率の良い方法でした。ルーターに比べると加工面の肌は粗いですが隠れる面ですから問題ありません。
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レベル調整用ネジ孔にM4エンザートを捩じ込みます。
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昇降盤のテーブルに取付けて段差が無くなるようにレベル調整ネジを調整し、しっかり固定します。
ブレードを回転させて少しづつテーブルを下げて最大切り込み深さまで溝を切っておきます。
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ブレードのセンターに白書きでケガキ線を入れておきます。
この中央線は途中で止める加工等を行う時に非常に役立ちます。
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タモの座卓納品

今日は一日中雨でしたが出来上がっていたタモの座卓をTさん宅まで納品に行って来ました。
朝、ほとんど降っていない時に厳重に毛布に包んで車に乗せておいたのとT邸はガレージからほとんど濡れずに運べるので雨でも問題ありませんでした。また今回の座卓は脚に天板を乗せるだけですので運搬も簡単です。
この場所は仮置きと思いますが実際の居室に入れると工房で見ているときとはまたちがった表情になるように思います。
この杢はもちろんですが脚のデザインも気に入ってもらえたようで良かったです♫
Tさん、ありがとうございました。
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丸ノミの改良

スプーン製作用の丸ノミを改良しました
この丸ノミはもともと彫刻用の叩きノミなので柄尻に環が挿げてあるんですがスプーンを一度に何本も削ると手の平が痛くなって来るんです。
このノミは叩いて使う事はないので環を外して代わりにウォールナッツの帽子を作って叩き込みました。
これは手触りも良く、とても調子良く削れるようになりました!
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スプーンの製作

まず、上面のカーブだけをバンドソーで切り出し、丸鑿で横から粗彫りします。
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深さを決めたら順目方向になるように注意して繊維方向に削って形を整え、平滑にします。
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サンドペーパーで磨きます。最初は#120ですがオービタルサンダー用のペーパーを使います。
これは裏面に貼ってある弾力のある繊維が凹面を磨くのにちょうどいいのです。
#120で多少の段差や細かい傷等を完全に均しておくと後の#240、#400の作業が早く済みます。
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背面の曲線をバンドソーでカットし、スピンドルサンダーで整形してサンドペーパーで形を整え、ひたすら磨きます。
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本日の成果、ジャムスプーンが9本と標準型のスプーンが2本
色の黄色いのはオイルを塗った物で、白っぽいのはまだ最後のバフ掛けが完了していません。
本日はここまで!
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キッチンシリーズ

在庫が少なくなって来たキッチンシリーズ、食卓シリーズの作品の切り出しをせっせと行ってます。
切って削って磨けば終わりなんですが・・・小さい物ほど手間がかかる・・・笑
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タモの座卓完成

脚の上面6箇所にフォースナービットでφ20、深さ1mmの座グリをし、φ20に抜いた2mm厚の天然ゴムを貼付けました。これは天板の滑り止めです。
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底部の両端には3mm厚の硬質フェルトを貼りました。
全面に貼らないのは置いたときのガタツキをなくすためです。
オイルで仕上げて乾燥中です。この所、天気が良くて湿度も低いのでオイルの乾きが早いです!
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脚部が完成しました。
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天板を乗せてみました。
なかなか良い感じと思います。
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 Tさん、来週には納入できると思います。

何の部品?

さて、これは何でしょう?
左から樺(2本)、山桜、ウォールナッツ(2本)、欅です。
新しい作品の部品なんですが気になる方は5月15〜17日の間に美山へお越し下さい。(笑)
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タモの座卓-7

外丸鉋で凹面の目違いを払い、ホゾ孔の部分を除いて全体に緩やかなアールを付けます。
その後、スクレーパーで鉋の刃の痕や段差を滑らかにします。
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サンドペーパーで平滑に仕上げます。
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凸面を鉋で滑らかに削り、サンドペーパーで仕上げます。
やはり、ホゾ孔の部分は平面を残しておきます。
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昇降盤で所定の高さになるように両端をカットします。
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タモの座卓-6

まず両端の3枚づつを接着しました。
このくらいの角度であればポニークランプで問題なく締められます。但し真ん中の板の背にクランプのパイプがぴったり付くようにして締めます。通常は若干隙間が空くようにするんですが今回は締めた時にパイプが反る力を利用して真ん中の板を押さえるようにします。
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接着剤が乾いたら中央の板を接着しますがこのままでは力が逃げてしまいますのでポニークランプのパイプと中央の板の背を別のクランプで締めて押さえます。両方のクランプの締め具合が実に微妙ですがはみ出して来る接着剤の様子を見ながらバランスよく締めます。締めすぎるとせっかく接着できた両側の3枚が剥がれる恐れもあるので締め過ぎにも注意します。
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はみ出した接着剤を拭き取って1時間経ったら応力を抜くためにクランプの圧力を少し緩めて、一晩放置します。
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タモの座卓-5

座卓の脚ですが栗の短い角材がたくさんあったので木端に角度を付けて接合し、1/4円状の脚を作る事にしました。
手押し鉋盤のフェンスを97.5°にセットして角材の木端を削ります。
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途中経過なしで形が出来てしまいましたが角材同士の接合はビスケットを入れただけでまだ接着していません。この形状で一番厄介な工程が接着なんです。如何に締め付けるか・・・。
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左右の脚は貫を通して楔締めなので簡単に分解する事ができます。
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楔部分のクローズアップです。
角材の接着が終わって表面を仕上げてから打ち込み深さの微調整をします。
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野山のおるごーる仙...

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