毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

タモ杢板の製材

オルゴールケース用に古いタモを製材しました。
こちらは縮み杢の柾目材で本体の側板となるので15mm厚に挽きました。
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蓋の天板に使う柾目と板目の材です。
板目の方はちょっと焼けが出てしまいましたが上2/3はきれいなので使えそうです。
これらは13mm厚に挽いてあります。
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これは時の音色さんの額用の材です。
前列から4本づつ、楓、鬼胡桃、ケンポナシ、後方の3台分の少し短いのは全て鬼胡桃です。
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おまけ!
古い材を整理していた時に出て来た橡ですが両面のかなり深い無数の割れがあったのでストーブ行きか?と思ったのですが、もしやと思って2枚に挽いて見たところ、無傷のきれいな放射状の杢が現れました!表面の割れの部分を取り去っても15mm厚のきれいなブックマッチの板が取れました!
これだから製材はやめられません。
まぁ逆の場合もあるんですけどね・・・挽いてみたら内部に割れがあったり金喰いが出てきたりとか・・・こんな時はがっくり!ですけど。
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ディスクオルゴール用材の準備

久々にディスクオルゴールを新しく作る事になったので材の選定と確保をしなければなりません。
蓋の鏡板に何を使うかですが、27cmのディスクオルゴールともなるとかなりの面積なので板の収縮に十二分に考慮しておかないと後で隙間ができたり悲惨なことになります。
本体には黄肌を使うことになったので手持ちの黄肌化粧板貼の合板に栓の杢板を組み合わせる事にしました。6mm厚の黄肌の合板に4nn厚の栓を接着してクランプでプレスしておきます。
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栓の合板です。こちらは蓋の裏側になります。
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栓の杢板側です。まるで地図の等高線のような杢です!
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本体は黄肌のおとなしい柾目板、右上のウォールナッツはムーブメントを取付ける響板で、柾目板を2枚接ぎ合せ、7.5mm厚にしました。
これらを所定寸法より大きめに切ってしばらく養生しておきます。
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タモのスツール-4

角の縁にトリマースタンドで飾り面を取り、キャップボルトで締結して前後の脚の頭をつなぐ溝を昇降盤で切ります。
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頭つなぎの溝がカットできました。
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頭つなぎを接着して座板の裏面のカーブに合うように削ります。
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座板側にも桟を木ネジで固定します。この桟は座板の位置決めも兼ねています。
桟と頭つなぎをアンティーク風の真鍮クレセントで固定することにしました。
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これはなかなかいい感じにしっかり留まります。本当はもう一回り小ぶりの物があったらよかったんですが・・・。
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脚の下にコルクを貼付けて完成しました!
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一旦バラしてオイルを塗りました。
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タモのスツール-3

切り欠き部分をトリマーで掘り込みました。
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可動部分はこんな感じです。前後の脚をつなぐ支柱にはタモより強度の高い水楢を使いました。
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クランプで仮止めして座板を乗せ、脚の開度や当たり具合を確認しておきます。
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支柱にM6エンザートを捩じ込み、脚の支点に真鍮スペーサーと締結用キャップボルトの段付孔を開けました。
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X脚の折りたたみ機構が完成しました。
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タモのスツール-1

タモの反った材、巾は両耳付きで60cmありますが切れ端なので長さが30cmしかありません。
元々はオルゴールコンサートでおなじみのこの衝立の残り材です。
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この見事な「反り」を活かしてディレクターズチェアにと思いましたが長さ(奥行き)が30cmしかないのでスツールにすることにしました。
表面、裏面をソフトパッドを付けたオービタルサンダーで磨いて南京鉋で前後の面取りをします。
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スツールの座の形ができあがりました。
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ウッドレース用バイトの製作

だいぶ前に購入してそのまま置いてあったHSSのブレードチップを使って小細工用のバイトを作りました。
このチップはウッドレースの刃物用に作られた物で厚みは1/16" (1.6mm)ですが断面は台形で下辺は約1.4mmと狭く、切り込んだ時に側圧が掛かりにくいのでパーティングツール(突っ切りバイト)にはうってつけです。また、上端と下端はわずかに鎬面(山形)になっています。
海外ではこんなマニアックな鋼材が一般に市販されているんですから驚きです。
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購入してあった2本を柄に挿げました。
上はウォールナッツ、下はローズウッドです。
角材の先端40mmを半割にして片方にブレードの収まる溝を掘り、切り取った半分を接着してからウッドレースで挽きました。先端の20mmには真鍮のパイプをエポキシを併用して圧入し強化してあります。ブレードも溝にエポキシ接着剤を塗って圧入です。真鍮パイプの右側の溝はブレードを押し込んだ時の接着剤と空気を逃がすためのスリットです。ブレードはこの位置まで挿入してあります。
(この工程の日は携帯忘れたので途中の写真ありませ〜ん。)
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一晩置いてエポキシが完全に硬化したのでチップの先端に刃を付けました。
長いローズウッドの方は突っ切りバイト用の刃を付けました。
これは刃を下から見たところです。
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ウォールナッツの方は剣先バイトとしました。
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桜材を試し削りしてみました。
右の3条は突っ切りバイトです。断面が台形なので切削抵抗は少ないですが刃巾が1.6mmと狭いのでコントロールはかなりシビアです。下面の鎬面はフラットに研ぎ直した方がいいかもしれません。
左は剣先バイトですがこんな飾り面や細かい部分の加工に使えそうです。
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システム展示台の改良

最近展示会で活躍しているシステム展示台に共鳴箱の機能が付きました♫
元々なかった中央の棚を新設し、この棚自体が共鳴箱となるようにしました。
開口部の高さは約7cmと低いですが横巾は90cmあるので低音域の増強が期待できそうです。
ナチュラルな音になるように上下、左右共に傾斜を付けて平行面をなくしてあります。
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一番下の棚は75mmステップで3段階に高さの変更が可能になりました。
中央の棚も棚の左右に置いてあるアタッチメントを使って120mm高くする事ができます。
これによって色々なオルゴールや機器に対応可能となりました。
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花嫁修業?

薔薇のステンドグラスのお嫁入りが決まったので花嫁修業というわかではありませんがもう一度磨きを掛けて少し改良も行いました。
展示会やコンサートに出すと「こうした方が使いやすいな」というような部分が出て来ます。
今回は蓋を開ける時に操作しやすいように本体の正面に凹面の加工をしました。
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ほんの少しの事ですがこれでずいぶん扱いやすくなったと思います。
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台風の爪痕

昨夜から未明にかけて風雨が強かったので工房への山道が心配でしたが8時頃には日も差して来たので出かけました。路上には折れた小枝や木の葉が散乱していましたが幸いにも落石や土砂崩れはなかったので超低速で通過して進めました。ところがもう少しで到着というところで折れた竹で通せんぼ!!
それも一本や二本ではありません。20mほど進むたびにこんな有様です!工房まで15本以上あったと思います。
仕方がないのでいつも車に積んでいる鋸で一本ずつ切って前進しました。
2本目を切っている時に造園屋さんの車が来たので3人で手分けして20分ほどで通れるようになりました。
一人でやっていたら2時間以上かかったかもしれません。
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工房には特に被害はありませんでしたが製材室の床が濡れていました。
天上に雨漏りの痕はないのでこの部分の屋根と明かり取りの波板の隙間から吹き込んだようです。
ちょうど先日、製材後に整理して物を置いていなかったので何も濡れずに済みました。
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12345

今日は台風の影響で雨も強くなって来たので早めに工房から帰りましたが家に着いて車のオドメーターを見ると、数字が順序よく並んでいました!
「112345」km・・・まあ単なる通過点ですからどうという事はないわけですが、停まっている時にこんなに並ぶのは珍しいのでついつい写真を撮ってしまいました。
112345
 
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