毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

またしても額の続き

昨日切り抜いた額の内面を滑らかに仕上げます。
墨線から0.5mm以上ずれている物はこのマイクロプレーンで墨線近くまで削って滑らかにします。
IMG_9306

マイクロプレーンは以前にも紹介したと思いますがその名の通りヤスリではなく鉋に近いです。
ヤスリのように粉ではなく、細切れの鉋屑が出ます。
IMG_9308

次に細目の鉄工ヤスリでフラットに削ります。
IMG_9311

入隅のコーナーは鉄工ヤスリの側面を利用して直角に仕上げます。
鉄工ヤスリの一方の側面にはこのように刃が付いています。
IMG_9312

一方、反対側の側面には刃がありません。
ドリルで開けた丸孔の部分を最初、刃が付いている方で削り、直角になったらヤスリを裏返して刃のない方を側面に当てて仕上げます。
形が整ったらサンドペーパーで滑らかに仕上げます。
IMG_9313

ルーターテーブルにラベッティングビットを装着し、裏面に所定の深さに切り欠きます。
コーナーはビットの半径のアールになるのでコーナーチゼルと突きノミで直角に欠き取ります。
IMG_9314

だんだん額の形になってきました。
IMG_9318

ニューバイク

長年乗り続けたMTB、SPETIALISED  HardRookとお別れの日がやってきました!
26年前、長男と淡路島一周のサイクリングのために購入したものです。その後しばらく乗って10年程は工房材料倉庫の天上からぶら下がってお休みしていましたが定年退職後、復活して晴れの日は自宅〜工房への足として3年間よく働いてくれました。
IMG_9291

そして今日からこのTREK  DS3が新しい足として来てくれました。
ベースはクロスバイクですが700-38Cというクロスバイクとしては太めのセミブロックパターンのタイヤを履き、サスペンション付きのフロントフォークを採用したMTB寄りのバイクです。
また、ブレーキも前後輪とも油圧ディスクブレーキ付きでこれはフロントサスペンションと共に帰りのダウンヒルで威力を発揮してくれるものと思います。
IMG_9297

リム、タイヤはクロスバイク用ですがタイヤ巾は38mmとちょっと太め、エアバルブはフレンチ式です。MTBはアメリカ式が多いですがクロスバイクは一般的に25〜30mm巾のタイヤを使うので高い空気圧に耐えられるフレンチバルブが主流のようです。
IMG_9300

MTBよりは溝の浅いブロックパターンです。
IMG_9301

何と前、後輪共に油圧作動のディスクブレーキです! 今時のMTBではリムの汚れや水濡れでも制動力に影響しないディスクブレーキが当たり前のようですがHardRookではリムブレーキの改良型のカンチブレーキでした、隔世の感アリです!
IMG_9303

リヤディレイラーのスプロケットカセットは9枚、フロントのクランクは3枚なので27段変速です。
かなりのクロスレシオできめ細かく変速できる訳ですが私の乗り方ではもう少しオープンレシオでクランク側はLとHの2枚で十分と思われます。(Mギヤはほとんど使いません。)
IMG_9302

フロントフォークは本格的なMTBに比べるとストロークは63mmと短いながらサスペンション付きです。サスペンションなしのクロスバイクに比べるとこのパーツだけで2kg超の重量増加になるんですが、しかし街乗りや工房への荒れた簡易舗装路を走るにはこの重量増加に対して十分おつりのある機能です!歩道上の細かい凸凹やちょっとした段差の乗り越えなど、ずいぶん楽になりました!
年とともに瞬発力や運動機能等は衰え、また本格的なトレールコースを攻める訳でもないですのでこのバイクのチョイスは結果的にとてもベターと思います。
明日からまた工房通いが楽しくなりそうです。(笑)
 IMG_9304

またしても額

先日加工した凹板ですがまたしても額にすることにしました。
ジグソーか糸鋸盤で切り抜きますが刃を通すための小穴を4隅に開けなければなりません。
穴を正確な位置に開けると切り抜いた後の処理が楽になるのですがこの穴のセンターを毛書くのがけっこうめんどくさいんです。1〜2面ならどうってことないんですが、今回勢いにまかせて12面も作ってしまったので4×12=48ヶ所も毛書かなければなりません。
これは私にとっては耐えられない作業ですから、またまたジグの登場です。
アクリル板の切れ端のコーナーにに45°の線を毛書き、ドリルの径に応じた位置に小穴を開けた物を作りました。これを開口部の毛書き先に沿わして錐でマーキングするだけでOKです!
IMG_9292

12面、あっという間にできました!(笑)
IMG_9293

糸鋸盤で切り抜く物は5mm、硬くて分厚い木はジグソーで抜くので10mmの穴をあけます。
窓のコーナーを丸くする物は14.3mmのドリルを使いますがフォスナービットは突き抜ける側に当て板を敷かないと必ず返りが出ます。ところが裏面は凹の曲面ですから当て板が使えません。そこでこれらは先ず2mmのドリルで裏面から貫通穴を開けて表面(凹面)側からフォスナービットで穴開けしました。10mm以下の私のドリルは突き抜ける側にもまったくと言っていいほど返りが出ません。これらのドリルはたいへん重宝しています。(高かったですけど・・・)
IMG_9294

長方形の物も作ってみました。
IMG_9296

切り抜き完了です。
IMG_9305
 

昇降盤による凹板製作

3月末に作った試作のジグを使って新しい作品を作ってみることにしました。
以下のサイトはジグ試作時の記事です。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/as2438/article/edit?id=13975339 
IMG_9280

木目のきれいな端材を選んでせいほうけいにカットしてセンターを出し、加工しました。
左から山桜、水楢、橡、チシャが各2枚です。(端材なので寸法、厚みはまちまちです。)
IMG_9282

山桜
IMG_サクラ

水楢
IMG_ミズナラ

チシャ(拡大)
IMG_チシャ1-4

橡(拡大)
IMG_トチ1-4
 
硬質の木の方が独特のパターンがきれいに出るようです。
さてさて、これを何に使うかですが・・・ 

オルゴール枠完成!

外側の4面をサンドペーパーで仕上げ、留め接合部の僅かな目違いを鉋で払います。
IMG_9275

背面の裏板(響板)のはまる部分も目違いを払いますがここでもブルノーズプレーンが活躍します。
IMG_9272

全ての角はC0.5程度の面取りを行います。
面取りをしておかないと角が欠けやすいし、触ったときも痛いです。
IMG_9274

全ての作業が完了し、3種類の枠ができあがりました。
IMG_9276
 

オルゴール枠の大量生産-4

昨日接着しておいた300mm角の枠に契りを入れました。
朝一番に接着したので昼前にはカットも完了。
IMG_9263

釘切り鋸でカットした契りは枠の表面より0.1〜0.2mm高いのでノーズを取外したブルノーズプレーンで面一にしておきます。小鉋や豆鉋でもいいんですがこの方が切削面が直接見えるので都合がいいです。この作業をしておく事によって面が出ているので鉋仕上の場合、途中で引っかかる事がありません。そしてサンドペーパー仕上の場合は枠本体より契りの方が少し硬いので、いくら研いでも僅かに契りが本体の面より僅かに盛り上がってしまうのです。(目で見てわからない程度ですが・・・)

ここで今年の「木のかおり」展の件で市役所へ行っていた布袋さんが戻って来て、今年から道路の拡幅工事のため産業文化会館の前の広場がなくなる!とのニュースが入ったため、これは一大事と急遽F会長を交えて相談のため、今日の作業はここで打ち切りとなりました。
IMG_9268

コーナークランプ

今、フレーム(枠/額)を大量に作っていますがフレームの組立、接着時の必需品がコーナークランプです。
当工房で最も良く使うのがこのスチールベルト式のコーナークランプで各コーナーのパッドはアルミダイキャストのしっかりした造りの物です。スチールベルトで締めますから伸びがありません。その分確実に締め付けられますが唯一の欠点は重い事とスチールベルトの巻上げ時、引出し時に十分注意しないと巻き上げハンドルのスプリングバックで痛い目に遭います!
ベルトの長さは4m近くあるのでかなり大型の箱でも使用可能です。
スチールベルトの油が切れると締め付け時の動きが悪くなり、ワークに傷が付いてしまいますから定期的にベルトとコーナーパッドの円弧の部分に給油しないといけません。私は何回か使ったらシリコンスプレーの先にノズルを付けてパッドとベルトに少量吹き付けています。
IMG_9256

これもスチールベルト式ですがコーナーパッドは板金でできています。
構造的には同じですが鉄板に塗装してあるのでパッドとベルトの滑りが悪く、少し使いづらいです。ハンドルやネジも華奢で・・まあ値段相応といったところです。
IMG_9258

これはベルトがナイロン製で締め付けて行くとベルトがジワーと伸びます。
この特性がいい場合もありますので用途によって伸びのないスチールベルト製の物と使い分けています。
ベルトが古くなって来ると汚れや接着剤の付着によりパッドとの滑りが悪くなるのでベルトは常にきれいにしておかなければなりません。
IMG_9257

これはVeritas社のスピードナット式フレームクランプです。
硬質ナイロン製のコーナーパッドと1/4”全ネジボルトの組合せですがスピードナットの採用により、設定が非常にクイックにできる優れものです。奥行きのあるフレームの場合は写真のように2段に使った方がいいようです。
欠点は値段が高い事です。(笑)
IMG_9251

4つのスピードナットを平均して締めるだけでピシッと留が合ってくれます。
IMG_9252

下は木工をやり始めた頃に自作したコーナークランプです。
機能上はVeritasの物と同じですが蝶ナットをいやという程回さなければなりません!
中には蝶ナットを電動ドライバーで回せるように工夫されている方もおられるようです。
ボルト一本は何かに流用したようです。(笑)
IMG_9261

コーナーパッドは木材の引っぱり方向への強度を考えて3枚の木を貼り合わせて作っています。
当時としてはなかなかの出来映えですね!(笑)
IMG_9262

 

シロツメ草大作戦・・その後

薪小屋前の雑草地ですが、ほぼ毎日30分のローラー作戦の甲斐あってか、チガヤやギシギシ等の手強い雑草が少なくなりシロツメ草は増えて来たように思えます。
さて問題はこれからの暑くなる季節、こちらの体力が持つか奴らの勢力が盛り返すかの攻防にかかっています。
IMG_9266
 

オルゴール枠の大量生産-3

昨日、専用ジグを作ったので研磨作業がはかどります。
500×400mmの枠3面分の研磨が完了して直角部分の糸目を取ったところです。
これで接着して、次のサイズにかかります。
IMG_9227

いつも通りの組み立て接着後昇降盤で契りの溝を入れますが胡桃は刃物の切れが悪く、切り終わりにはかなり大きな返りが残ります。いつもはノミでさらえますが今回はブルノーズプレーンのノーズを外して返りをカットしました。
IMG_9233

刃の出具合さえ調節しておけばノミより簡単です。
IMG_9234

続々と組立が完成して来ました。
500×400mmが3面と400×300mmが5面です。
IMG_9236

契りをカットして検品すると何とウォールナッツの3.2mm厚の契りのこんな所に虫穴が!!!
IMG_9239

契りを切り取った部分をさらに細く切って穴の形に合わせて削り塞ぐことにします。
IMG_9240

接着剤を付けて軽く叩き込みました。
IMG_9242

釘引き鋸でカット、これでほとんどわかりません。
IMG_9243

あとは外周を仕上げれば完成です。
IMG_9245
 

飾り面仕上用ジグ

先日からメルヘンオルゴール用の枠の製作に取りかかっていますが今回は数が多い事もあって効率よく精度の高い仕事をするためにはやはりジグが必要です。
枠(額縁)の内面には飾り面を取りますが、内面は枠を組立てて接着してから仕上げるのは厄介で特に入り隅の部分は大変です。
そこで内面は接着する前に仕上げておきますが各ピースが同じ形状に揃っていないと後の修正に無駄な時間を費やすことになります。
特に今回使ったクイーン・アンビットは微妙なカーブなのでフリーハンドで仕上げるとどうしても接合部分に目違いが生じてしまいます。

まず檜の正確な直方体を作り、直線部分は昇降盤で、曲線部は外丸鉋でクイーン・アンビットの断面と同じカーブになるように削ります。
IMG_9210

墨線近くまで来たら少しづつ削ってビットのカーブにぴったり合うようにします。
表裏、リバーシブルに仕上げて#240と#400のサンドペーパーを貼付けて使います。
IMG_9208

両側面に桜の板のガイドを取付けて完成です。
使い方はガイドを基準面に沿わせて力を平均にかけてサンディングするだけでルータービットで加工した面も型くずれせず、両端もダレません。
IMG_9213

小さい方の枠はチャンファー(45°の大面)を取ったので45°用の研磨ジグも作りました。
右の2点がそれです。こちらは裏表使えないので2つ作りました。
IMG_9212

こちらは平面部分をガイドとして、45°の面に押し付けながらサンディングします。
フリーハンドで研磨すると面が小さいのでどうしても45°の角度が微妙に変わってしまいますがこのジグを使えば端から端まで正確な45°に研磨できます。
IMG_9215

サンドペーパーをセットしたジグの断面です。
IMG_9217

サンドペーパーは細くカットした2枚をこのように挟んで左の三角の桟をビスで締めて固定します。
45°に固定される中央の研磨板に桟の溝が切ってあるのでビスを締めても桟や研磨板がずれる事はありません。
ペーパーを2枚挟むのは実際に必要な左の一枚だけだと研磨板の角度が変わってしまうためです。幅広のサンドペーパーにビスの穴を開けてもいいんですが、めんどくさいので・・・
IMG_9219

45°研磨ジグの全てのパーツです。3つの木のピースは一本の栗の直方体から切り出しました。
IMG_9220
 
livedoor プロフィール
ギャラリー
  • シンワノギス復活!
  • シンワノギス復活!
  • 新しいノギスが到着!
  • 新しいノギスが到着!
  • 新しいノギスが到着!
  • 新しいノギスが到着!
  • 新しいノギスが到着!
  • 新しいノギスが到着!
  • 新しいノギスが到着!
最新コメント