毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

製材は続くよ!

遅い台風の影響でうっとうしい天気が続きますが今日もせっせと製材です。
今日は工房に置いてある作業台代わりの紅椨の盤の下から出て来た古い材です。
黒檀はわかりますが他の材は埃をかぶって判別がつきません!
黒檀のブロックは割れも無く美しい良材でした。柾目に取るか板目にするか迷いましたが私の主な用途から柾目に挽くことにしました。
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黒檀は巾10cmで12mm厚が5枚、20mmと25mm厚が1枚づつ取れました。
たぶん15年以上前に買った物ですが今時こんな黒檀はなかなか手に入らないでしょうね。
あとは写真の水楢と柾目の欅、写真にはありませんがタモと銀杏の製材が完了しました。
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ウォールナッツ杢板の製材

主にオルゴールの天板に使うためにストックしているきれいな杢の出たウォールナッツを製材しました。
あまり巾を広く取ると製材時の歩留まりが悪くなるので杢のパターンや必要な巾との兼ね合いで板巾を決めます。貴重な材ですので製材のロスを少なくするためにバンドソーで挽く前に手押し鉋で平面を出し、木端を直角に整えます。
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バンドソーで所定の厚みに挽いたあと、プレーナーで厚みを揃えました。
桟木を挟んでPPテープで強く締め、養生しておきます。
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本体の箱となる材も製材しました。
こちらは主に柾目材を使用します。
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外壁の修繕

今日は天気も良いので以前から気になっていた工房西側の壁を修繕することにしました。
下は修繕前の写真です。合板の端が少しめくれたり、窓を付けるつもりで斜めに切ってあるところが浮いたりしています。
"before"
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この建物を建てた時に屋根に張ったアスファルトシングルのあまったのがあるのでそれを張りました。
右側は幅木も入れたので雨じまいも完璧です。左は巾が狭いので幅木は省略です。
色の薄いところははげているのではありません。竹林の木漏れ日です。
窓枠をペインティングするともっとかっこよくなるんですが・・・これは窓枠を外さないときれいにできないので一日ではちょっと無理ですね。また暇ができた時に・・・。
屋根や樋の掃除もして、ひとまず完了!
"after"

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パン好き仙人のバターナイフ

ベルトサンダーとスピンドルサンダーで整形のできたバターナイフの刃研ぎをします。
木工刃物の研ぎと同じ要領ですが少し丸刃になるように研ぎます。平面に研いでしまうと切ったバターが刃に張付いてしまい、切りにくくなります。
また、刃先にも緩く弧を付けておきます。アイススケートのフィギア用のブレードくらいです。
パンに塗る時に塗りやすくなります。ホッケー用では弧がきつすぎます。
写真は#240で、この後#400で研ぎ、最後にスコッチのスーパーファインスポンジ研磨剤で全体を磨きます。
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バターナイフの場合は使っているうちにバターでいい色艶になって来るのでオイル仕上は行いません。
仕上にサッとバフを掛けて完成です。バフを掛けると楓もグラナディロもピカピカになります!
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バターナイフ、ヘラ追加-2

表面の緩やかなカーブをバンドソーで挽いた後、スプーンの凹部を丸ノミで削ります。
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バターナイフの刃付けと面取り、ヘラの形もほぼ出来上がりました。
後は一番時間のかかる手磨きです!
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バターナイフに刃を付けていた時にちょっといやな音が!
3本が見事に割れてしまいました!
バンドソーで形を切ったり、スピンドルサンダーで外周を磨いていた時はまったくわからなかったのですが元の材の内部に割れが入っていたようです。
自然素材を扱う木工では木取り時にいくら注意していても加工するといろんな欠点が出て来る場合があります。
残念ですがこの3本はオシャカです。
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バターナイフ、ヘラ追加

四部休符の椅子が完成したのでブログを4日ほど休んでましたが(意味不明?)その間工房のそこら中に散乱している使えそうにない端材をせっせと薪にしていました。結構できましたが2日分くらいですね(高級銘木薪・・笑)

国東へ持って行く作品の荷造りもほぼ終わったので在庫の減っているバターナイフと料理用ヘラの木取りとカットをしました。バターナイフはグラナディロとバーズアイメープル、ヘラは山桜と樺です。あまった山桜でスプーンも3本切り出しました。
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クォーターレストチェア完成

左右の脚ユニットを前後の貫で結合して割り楔を打ち込みます。
背もたれの四部休符の飾り板は支柱の両側からステンレスのコースレッドで止めて、頭をウォールナッツの角ダボで隠しましたが写真撮り忘れました〜!(角ダボの穴だけ写ってます。・・笑)
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脚が組み上がったので定盤の上に乗せてトースカンで脚のカットラインを毛書きます。
脚には転び角があるため、その分平面に対して隙間ができます。
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手鋸でカットラインに沿って慎重に切り落とします。
これで各足の底面が平面にぴったりフィットしました。
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座板の裏に駒止を固定するためのM6エンザートを捩じ込みました。
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駒止が無理なく取り付くか、また座板の収縮に対する逃げの量等を確認しておきます。
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全体を#400のサンドペーパーでもう一度磨いてオイルを塗布しました。
オイルの摺り込みと研磨を繰り返して座板を取付ければ完成となります。
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クォーターレストチェアの製作

記事タイトルがなぜか変わりましたが背もたれにこれを付けたかったわけです。
クォーターレストチェア、四部休符の椅子です。
背もたれは後の脚がそのまま上に突き出た形なので脚に転び角が付いている分、平行ではなくおまけに前後方向の角度もあり、かなりカーブしています。これは図面を起こしても合わない公算が大なので脚の仮組ができてから現物の寸法を拾って作図しました。
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左右の枠に五線譜を固定するためのホゾ穴を開けます。
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上下の貫とは蟻送りで接合します。
四部休符になるミズメの板にテンプレートを貼付け、2枚に割って両側に五線譜に固定するための溝を切ります。
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切り離した2枚の周囲をマスキングテープで固定してバンドソーで切り抜きます。
厚みは12mmなので普通だと糸鋸盤を使うんですが私はバンドソ−を使います。(この程度の曲線なら糸鋸よりバンドソーに自信があるので・・・笑)
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カットして行くとテープで固定した部分が少なくなるのでその都度、マスキングテープを追加しながらカットして行きます。
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できました!
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接着した時にずれないように1.6mmの真鍮釘を切った位置決めピンを打ち込んでおきます。
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椅子の製作-5

各部材の面取りをして、いよいよ組み立てです。
まず、前後の貫のホゾを木殺しして、前脚と接合します。
後の脚は割り楔を打ち込んで締めます。
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接合のできた脚にホゾ穴を開けますが脚の転び角と前後の傾斜角があるので角ノミ盤のベースに2方向に傾斜の付いた板を置いてホゾ穴を開けました。
左右方向は3.5°の転び角、前後方向は7°の傾斜が付けてあります。
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前脚はホゾ穴の角度が逆になるのでこの板を反転して使います。
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無事、角度付きのホゾ穴加工が終了したので仮組をしました。
背もたれの飾り板の寸法を実寸で取り、作成して現物合わせするまで左右の貫は仮組のままにしておきます。
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後脚が座板に当る部分を手鋸で切り取ります。
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だんだん椅子の形になってきました。
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正面から見たところです。
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椅子の製作-4

角度付き溝切りジグのフェンスを7°傾けて不要部分をカットして行きます。
今回は切り込み深さが31mmあるのでフェンスの蝶番にブレードが届かないようにフェンスとワークの間には捨て板を挟んでおきます。
3.5°の転び角が付いていますので墨線の傍にはこの分が残ります。
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貫の上下方向には3.5°の転び角があるので、その分を切れ端をクランプで固定して持ち上げ、溝切りジグのベースに対してワークが直角になるように調整し、ホゾの脇を墨線までカットします。
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テノンカットジグで長手方向をカットします。
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転び角と前後の傾斜角がピッタリ合うように胴突きをノミで削って調整しました。
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駒止を今回はブビンガで作って貫の内側に取付用の溝を角ノミで掘り込みました。
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背もたれの飾り板を除く全てのパーツが揃いました。
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