毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

永遠の少年たち

さてさて、本日は暑くもなく、寒くもない絶好の薪拾い日和です。
予てより下見をしておいた現場にSさんの軽トラでいざ出陣!!
しかし今回は目指す丸太は軽トラがやっと通れる林道の下の斜面ばかりなんです。という事は人力で車道まで担ぎ上げなければなりません!
写真ではそんなに急傾斜に見えませんが登るのも這って上がらなければ登れないような斜面の所々に伐採した丸太が切り株を杭代わりに寝かしてあります。
しかも斜面はブッシュはあるは落葉や枯れ枝でふかふか、全く踏ん張りが利かないんです。
IMG_1239

この丸太でも20kg以上あると思いますが担いで出せるのはこのへんまで、これより重い物や長い物はロープを掛けて2〜3人掛かりで引き上げました。
IMG_1236

軽トラに満載してご満悦! と言うかみんな息切れして動けないだけ?
というような感じですが午前中3往復しました!
IMG_1366

はい、満開の梅の前で今日のメインイベント? BBQパーティです。
午前中、仕事で来られなかったHさんが持って来てくれた牛肉とSさんが用意してくれた鹿肉、そして野菜と野山名産?の巨大椎茸
IMG_1380

鹿肉です。
予想していたよりもジューシーで柔らかい、しかもクセがないんです!
何でも昨年に取れた鹿は山にドングリが豊富にあったので柔らかくておいしいらしいです。
IMG_1246

肉で満腹になった所で恒例のやきそばです。
IMG_1248

焼きそばで毎回活躍するのがこの「千吉」草刈り鎌なんですがこの絶妙な曲がり角度と見た目が非常にワイルドでして山での焼きそばでは常に愛用してます!
IMG_1249

そして食後にもう一回薪拾いを行い、軽トラ4杯分の丸太をゲットできました。
皆様、お疲れさまでした。
今日は平均年齢、約70才の永遠の少年たちのすばらしい一日でした!!
IMG_1381


 

100弁オルゴールの製作-22

1台目の蝶番掘り込みの再調整です。
トリマーに長尺ベースをセットして8mmのストレートビットで一番深い高さに合わせてフリーハンドで慎重に高い部分を削ります。と言っても最大で0.2mmくらいです。
IMG_1340

彫り残った部分は突き鑿で同じ高さになるように慎重に揃えます。
何とかスムーズに開閉できるようになりました。
IMG_1348

傾斜バイスが完成したのでアクリル押さえの穴加工をして取付けました。
IMG_1355

これで一応加工は終了しました。
もう一度部品を全部バラして本体や細部の最終仕上をしてオイルを塗ります。
まだ脚部ができていませんが4月の展示会には脚部は間に合いそうもありません。
IMG_1357
 

傾斜バイスの改良

100弁オルゴールのアクリル板押さえに30°の傾斜穴を開けますが以前に製作したこのバイス台はいまいち使いにくいので全面改良しました。
他の用途で使う場合にはこのバイス台は有効なので元の形で使えるようにも考えました。
IMG_5060

ボール盤バイスは大きめの材料を掴むには好都合なんですがアクリル板押さえのような細いストリップ状の物は非常に掴みにくいんです。そこで既存のバイス台に専用の小物用バイスアタッチメントを取付けるように改良しました。
IMG_1349

これが小物用バイスの心臓部です。
写真上がワークを押さえる爪で先端はドリル穴開け時に両端をガッチリ押さえ込めるように二股にしてあります。そして爪の固定ネジ部はR5の円弧とM4のネジが入る長穴の加工をしました。ここに写真下のφ10の真鍮棒を加工した特製座金とローレットツマミ付きのM4長ネジが入ります。この構造によりワークを押さえる爪を適正で任意の角度にスムーズかつ確実に締め付ける事が可能です。
こんな長いローレットネジは売ってないので短いネジ部を切り取って長ネジを埋め込みました。
IMG_1351

こちらはバイス台後端の爪の角度調整用の可動ボルトです。
ボルトは普通のM6六角ボルトの頭を旋盤で球状に加工した物です。
IMG_1352

後端のボルトの高さ調整により爪の角度を変えたり分厚い物も平行に押さえる事ができます。
IMG_1353

場合によってはこんな角度で固定する事もできます。
IMG_1354

さっそく100弁オルゴールのアクリ押さえ板に穴加工をしました。
これは微妙なカーブが付いているんですが加工部分の両端近くでガッチリ押さえ込んでいるので非常に安定した加工ができました。
ワークを固定するのもボール盤バイスのように角度や位置に神経質にならずに簡単にできました。
IMG_1355
 

ミニルータープレーン

Veritasのミニチュアルータープレーンです。
写真は刃を後向きに付けてありますが、こうすると若干安定性は悪くなりますが入隅や止まり溝の加工もできます。本来は刃が四角い穴から覗く訳ですから確かにルーター、いやミニですからトリマーですね。刃巾は3mmです。
IMG_1333

構造上、刃を出しすぎると材料に食込みやすいので細かな仕上には向きませんがそれなりの仕事はしてくれますし、なんと言ってもこの止まり溝の仕上には充分に威力を発揮してくれます。
IMG_1334
 

100弁オルゴールの製作-21

昨日、響板と底板、アクリル受けの溝を掘りましたが前板と後板はダブテイルのピンが無い位置にデザインしてあるのでスルーの溝で良かったのですが側板はソケットの位置から当然外れるため途中で溝を止めないといけません。昇降盤や溝切りカッターで掘った溝は両端にアールが残っているので所定の位置まで同じ深さに仕上げないといけません。
IMG_1335

まず所定の位置に鑿を入れて
IMG_1330

徐々に掘って行きます。
IMG_1331

最後は一定の深さになるようにミニルータープレーンで底をきれいにします。
IMG_1332

止まり溝の加工が完了しました。
IMG_1336

響板がピッタリ収まりました。
IMG_1337

楠の鏡板の蓋は接着して不要な部分をカットすればほぼ出来上がりです。
この枠はレイル&スタイルビットで加工してあるので組立は超簡単、接着強度もバッチリです。
IMG_1338

2台目は前板と左右側板にごくゆるやかな曲面を加工するのでそのための墨を入れておきます。
IMG_1339
 

100弁オルゴールの製作-20

蝶番の取付ができました。
蓋の開き角度と閉まり具合をすこし調整する必要がありそうです。
3枚ヒンジというのは3枚のわずかな高さや角度で微妙に影響し合うのでけっこうやっかいなんです。
IMG_1326


2台目の方はダブテイルの加工が完了して急ピッチで進んでいます。
IMG_1325

今回のトーンホールは6本のスリットにしてみました。
これは裏面でスリットの加工前に35mmのディッシュビットで深さを9.5mmさらえてあります。
IMG_1327

機械的な基本加工がほぼ完了しました。
IMG_1329
 

100弁オルゴールの製作-19

伝統工芸師、鍛金のNさんにお願いしていたドライブシャフト先端のコレットの角穴加工ができて来たので早速シャフトの止めネジや表面の加工を施してドライブシャフトに取付けました。
角穴はゼンマイ巻き上げハンドルの先が入る部分ですが対辺7mmで深さが12.5mmもあるので私の金属加工技術では荷が重いのでNさんにお願いしたのですがさすがは鍛金の名人!、私が旋盤で開けたφ6の穴を基にタガネで入口から奥まで正確な7mmの角穴が加工されていました。私がやると多分入口が広がって、奥に行くと平行度が悪かったりでハンドルがスムーズに入らなくなるんですがハンドルを90°ずらせて入れても気持ち良く入るんです!
で、肝心の角穴の写真を撮るのを忘れました! また次の機会に(笑)
IMG_1320

ハンドルを本体の右側面から突き刺したところです。ハンドルの回転がベベルギヤを介して香箱のゼンマイを巻くようになっています。
IMG_1317

ベベルギヤのアップです。
IMG_1318

ぐるぐる・・・
IMG_1324

巻き上げた後、ハンドルは引き抜いてここに収納します。
淀みなくスムーズに演奏できる事が確認できたのでもう一度バラしてアクリル板や蝶番の取付等の最終工程に入ります。
あっ、その前にストッパーレバーが少し短くて操作しにくかったのでもう少し長めの物に作り替えなくてはなりません。
IMG_1323
 

100弁オルゴールの製作-18

蓋が組み上がりました。
枠の表側には3.5°の傾斜を付けますが一から鉋で削るとけっこう大変なのである程度まで手押し鉋で削ります。手押し鉋盤のテーブルの左端に長尺の角材をクランプで固定して傾斜を付けます。
本当はインフィードテーブルとアウトフィードテーブルの異なる高さ分だけ角材の厚みを変えないとダメですが最後は手鉋で仕上げるのでまあいいでしょう。またこの方式では削るに連れて角度も変わって来ますが今回は正確な角度は必要ではないし4辺の角度が揃っていれば良しとします。
IMG_1313

手鉋で仕上げますが全ての辺に勾配が取ってあり直交する辺が横ズリになる心配がないのでとても楽に鉋掛けできます。4隅の留の稜線がきれいに出れば終了です。
IMG_1311

前面と両側面の曲線加工を行い、飾り面を取って蓋ができました。
 IMG_1315

工程の合間を縫って2台目の製作にかかりました。
2台目はごくシンプルな形状で材は鬼胡桃、蓋の鏡板は楠を選びました。
IMG_1316

100弁オルゴールの製作-17

蓋の鏡板の内側を4mmだけ裏鋤きしました。
IMG_1298

表面は枠に嵌め込むためのパターンをルータースタンドで掘り込みました。
IMG_1299

枠の内側に鏡板の入る溝を昇降盤でカットしてトリマースタンドで両面に飾り面を取りました。
IMG_1300

フレームクランプで仮組して、角部の寸法や接合部の状態を入念にチェックします。
IMG_1301

本組立の準備として鏡板と枠の接合部以外にオイルを塗布しました。
明日はいよいよ接着です。
IMG_1303
 

100弁オルゴールの製作-16

今日は朝から小雨・・・こんな日はアクリル板の加工日和です!(静電気が起きにくいので)
ケースに曲線が入るとアクリル板の加工が現物合わせになるので非常に面倒なんですが、今回アクリル板へのケガキをちょっと思いついた方法でやってみました。
アクリル板は加工時に傷が付かないように両面の保護紙をめくらずに行いますが内部に電池式のLEDライトを入れると切断ラインがくっきりと照らされるのでその上にR定規を当てて鉛筆で保護紙にケガけば写真のようにドンピシャです!
IMG_1290

きれいに収まりました。
IMG_1291

共鳴箱を形成する底板をネジ止めするための桟を溝に嵌め込んで接着します。
IMG_1293

裏板はウォールナッツの7mm厚、ムーブメントのメンテナンスのためにネジ止めとします。
単なる裏蓋ではなく、音響的にはかなり重要なパーツです。
IMG_1292
 
プロフィール

野山のおるごーる仙...

ギャラリー
  • 久々の昇降盤整備
  • 久々の昇降盤整備
  • 久々の昇降盤整備
  • 久々の昇降盤整備
  • 久々の昇降盤整備
  • 美山コンサート終了
  • 美山コンサート終了
  • 美山コンサート終了
  • 美山 朝の散歩
最新コメント