毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

デジタルハイトゲージ

先日、蝶番を発注した時についでに?買ってしまったデジタルハイトゲージです。
特徴は
1)デジタル直読(あたりまえ!)
2)リーチが長い(オーバーハングが50mm近くあります。これは用途によっては不便な時もありますが手押しカンナのインフィードテーブルや刃高調整には便利です。)
3)プランジャ(測定子)がスプリングで常に押されているのでセットしたままビットやブレードの出具合をを調整しながら読み取れる。
4)ベース下部にはマグネットが埋め込まれているので鋳鉄のテーブルの場合は両手が自由になる。
5)オートシャットオフ機能
6)値段が安い!(税込み¥2,900)そのかわりオールプラスチック製ですが、バリ等もなくきれいな仕上がりです。プロの現場には向かないでしょうが我々の使用頻度であれば十分でしょう。
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計測部分のクローズアップです。
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ベース下部に埋め込まれたマグネット
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トリマーテーブルやルーターテーブル上での使用はとても便利です。
ただし、私の感覚ではプランジャーのリターンスプリングが少し強すぎて鉄鋳物のテーブルではマグネットで固定されているため問題ありませんがアルミや樹脂の場合は本体を手で押さえていないと0.02〜0.04mm程度の誤差が出ます。解決策はハイトゲージのベース部に錘を付けるかスプリングを弱い物に交換、あるいはその両方を実施する事ですのでわりと簡単にできそうです。
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問題はトリマーやルーターを手持ちで使う時ですが、オーバーハングが大きいためにベースの小さなトリマーでは計測できません。
そこで3mm厚の鉄製フラットバーを下部マグネットを利用して取付けてみました。
マイナス側は7mmまで計測できるので7mm以下の厚さであれば挟んだ状態でゼロ校正すれば測定には不都合ありません。
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これで一応使えますが・・・ちょっと使いにくいです・・・。
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測定子の先端は円盤状のフラットな物とボールポイントがネジで交換できますが・・・これが収納できるようになっていない!!(これは絶対に失える!)
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早速アームの先の方にM3のタップを立てて、ここに収容できるように改良?しました。
タップ穴がもう一つあるのは予備です。後日ビットに優しい真鍮で作るかもしれませんので・・。
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50弁新型ケースの製作-2

New宝箱の部材を規定の寸法に正確にカットし中心線を墨付けしました。
手前はウォールナッツ、奥の2列はササフラスです。
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枠の溝入れと曲線カット、響板の寸法合わせができました。
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薔薇のステンド入オルゴールの製作-6

いよいよステンドグラスの取付です。
2mm厚のEVAスポンジを4mm巾に切ってステンドグラスの周囲に緩衝材として嵌め込みます。
きつい所は伸ばしながら押し込みます。桟を木ネジで止めて完成!桟は塗装前に合わせてあるので楽々完成です。
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これは表から見た所です。なかなかきれいに収まったと思います。
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本体に取付けて出来上がりです。
同時進行の72弁と50弁のオルゴールも続々完成しました。
明日から毎朝だれも来ないうちに表面をワックスで磨きながら試聴する楽しみがふえました。(笑)
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50弁新型ケースの製作-1

またまたオルゴール製作ですが今度は50弁用を2種類作ります。
一つは先日作った宝箱に似た形ですが若干意匠が異なります。
天板は同じ形ですのでまず凹面の加工をしておきます。
今までは昇降盤で始めから横ズリをしましたがブレードへの負担が大きいので今回は縦に何本も溝を切る方法でラフな凹面を作りました。
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こうしておけば横ズリは10回程度で終わります。
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スクレーパーとサンドペーパーで仕上げて完了です。
中央はウォールナッツ、左右はササフラスという木です。
ササフラスはアメリカ東部に産するクスノキ科の広葉樹で根から石鹸等の香料となるササフラス油が採れるらしいです。材にも芳香があり、切削中はちょっと楠に似た臭いが漂いますが楠ほど強烈ではありません。楠もよく響く木ですが、このササフラスも変わったところでテイラーの一部のギターに使われているようです。(テイラーのは北米ではなくタスマニア産のようです。)
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これで6台分の材料を木取りしました。
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薔薇のステンド入オルゴールの製作-5

蝶番が入荷しました。(早い!!)
ステンドグラスがけっこう重いので最近よく使っている極小ピアノヒンジ(長蝶番)ではなく、アンティーク仕上で肉厚の真鍮蝶番を使いました。
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但しこの蝶番は180°開きのため、蓋が95〜100°で止まるようにしなければなりません。
箱内部にはステーを付ける余裕がないため、後部に蓋受けのストッパーを作って取付けました。
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こんな感じで止まります。
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なかなかいい感じに仕上がりました。
蝶番を一旦外して軽く研磨し、2回目のオイルを塗布しておきました。
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続々オルゴールの製作

昨日、バランスが気になった蓋の両側面を2.5mmづつ狭く削り、4隅に緩やかなアールを付けました。
これでけっこういいバランスになったのでは?と思います。
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アクリルの保護板を切り出します。72弁、50弁用の箱も同時進行です。
四角い形だと楽なんですが左右に曲面があるだけで合わせるのにとても時間がかかります。
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まずまずきれいに合いました。
取付け穴を加工してアクリル保護板は完成です。
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表面に傷がないか等を確認しながら#600のペーパーで再度軽く磨きます。
一回目のオイル塗布完了です。
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薔薇のステンド入オルゴールの製作-4

ステンドグラスを止める桟を作りますがイレギュラーな形なのでかなりやっかいです。
今回は一台きりですが蓋の内面の溝のカーブをトレーシングペーパーに写して4mm合板でテンプレートを作りました。(左の2枚です。・・上下で微妙にカーブが異なります。)
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止め桟はけっこう上手くできましたがステンドグラスは厚みが一定ではないので桟の裏側の当る部分をヤスリ、丸ノミなどで少しづつ削って合わせます。ガタが出てはいけませんから削っては合わせる根気のいる作業です。
ピッタリ合ったところで木ネジを打ちました。
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頭(蓋)が少し重いような気がします。(重量ではなく大きさのバランス)
明日の朝の涼しい(そうでもないけど午後よりはましです。)間に対策を考えることにします。
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72弁オルゴールの製作-6

塗装前最終工程の蝶番付けですが、この寸法の蝶番が在庫切れで1本しかありませーん。
という事に昨日気がついて昨夜注文しましたが世間は昨日まで盆休みですので届くのは3〜4日かかりそうです。
在庫の一本で寸法確認はできるので溝の加工は完了しました。
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72弁オルゴールの製作-5

天板の上部に丸みを付けるため鉛筆で描いた予定の線まで鉋で削ります。
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大胆かつ慎重に削って行きます。
特に杢のある部分は逆目を起こすと大変なので・・・
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時々横から見て削り具合を確認します。
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鉋での削りが終了しました。
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#240、#400のサンドペーパーで手磨きし、#600を軽く掛けて蓋の上部は一応完成です。
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例によって蓋を切り離し、ほぼ形が整いました。
後は蝶番の取付が終わればいよいよ最終工程のオイル仕上です。
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薔薇のステンド入オルゴールの製作-3

内面の加工が終わり響板の寸法も側板のカーブに合わせてカットしました。
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箱の枠を接着する前に仮組して専用ストッパーを作っておきます。
右上のは標準の72弁用ストッパー金具ですが、これはアクチエーター部分が短いので使えません。
写真下の専用の物を1.2mm厚真鍮板で作りました。
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ムーブメントを取付けてストッパーの動作を確認しておきます。
ついでに試聴も兼ねて!♪♬♩♫  うん、ハイブリッドの響板、なかなかいい感じです!
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接着後バンドソーで側面のカーブをカットしますが、今回は切り落とす部分に厚みがあるのでサイカチの箱のようにはいきません。
そこでケガキ線を2本入れて外側のケガキ線まで適当な間隔で切り込みを入れます。
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切り込みを入れておく事で切断された材がしなってくれるのでストレス無くカットできます。
その代り、この作業で出る端材が使えなくなってしまうのが少々残念ですが・・・
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きれいに曲線カットができました。
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