毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

スモークパーティ

今日は工房でスモークパーティです。
タバコを吸うわけではありません。薫製の方です。娘夫婦が結婚祝いにスモーカーをいただいたのでそのお披露目なんですが、本当はマンションでやると煙が充満して、部屋が煙臭くなる、近所迷惑 になるのでは?との心配から当工房のテラスが最適地ということで白羽の矢が立ったわけですが、まあ私的にはこの種のパーティは大歓迎でして・・・トントン拍子に実施が決まった訳です。

これがそのスモーカー「いぶし銀」なる物ですが伊賀焼の陶器で一応、「煙も匂いも外に逃がしません」というのが売りみたいです。
形を見ると本体と蓋の間に水封用の溝があってここに水を少量入れる事によって煙を逃がさずに内圧も少し上がって効率よく燻蒸できる仕組みのようです。
火力調節も不要でマニュアル通りに時間で管理すれば30分で本格的な薫製ができあがります。(大きな物は無理ですが)
55)

このいぶし銀はいちばん大きい物で網が3段重ねられます。これは一番上の網に食材を並べたところです。
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鍋を火に掛けて蓋をし蓋の隙間から煙が出て来たら溝に水を入れて水封します。
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規定時間経ったら火を消してそのまま20分置けばできあがりです。

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約30分でこのとおり!
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パスタも茹でて豪華な昼食となりました。
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このスモーカーなら室内でも換気扇の下でやれば問題なさそうですが、気分的には天気のよい日にアウトドアでやるのが気分的にも最高ですね!
 

石灯籠の枠完成

裏面に和紙を貼って灯籠の窓らしくなりました。
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嵌め込む相手は石ですから多少の凸凹があります。
がたつかないように嵌め込む方法を考えていましたがいい方法を思いつきました。
枠の上下に2カ所づつ鍋頭の真鍮木ネジをねじ込んで高さを調節します。
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木ネジの頭の高さは1.8mm、枠の高さは石灯籠の窓の高さより平均で3mm低くしてありますので木ネジの頭が少し潜るように枠に1.5mm深さの座グリをしてねじ込みました。
ドライバーさえ持って行けば現場でピッタリに調整できます。

この方法のもう一つの利点は枠の底面が石に付かないので水が溜まりにくく、木が腐りにくいということです。
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石灯籠の枠-3

西山高原アトリエ村から工房に戻って仕上げてあった枠に木材保護塗料を塗りました。
明日、塗料が乾いたら裏に和紙を貼って完成です。
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リュージュ18弁の箱

先日修理したリュージュ18弁のオルゴールを今日Kさんと一緒に取りに来られました。
お勧めのこのウォールナッツの小箱に取付けると、オリジナルのアクリルのコンパクトな箱に比べて、格段に良い音色で鳴ってくれたので、とても気に入っていただけたようでした。
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この箱は”小町はん”と基本的に同じ造りで、小さくても各部に良い音で鳴るような工夫を凝らしてあります。
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この30年以上前にしっかりと丁寧に作られた小さなムーブメントに収められた音をできるかぎり引出してあげられたので私としても非常に嬉しかったです。
末永く大切に聴いてあげて下さい。
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ムーブメントを取付けた写真を撮るのを忘れました!!
曲はW.A.Mozart 「魔笛」から”グロッケンシュピール”のメロディでした。 

石灯籠の枠-2

昨日仮組した外枠の内寸を測り、横枠を所定の寸法に切り揃えます。
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ホイールマーカーでホゾの深さをけがきます。
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ガイドをセットしてホゾの加工をします。
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横枠が取り付きました。
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縦枠のホゾも同様に行い、横枠と縦枠を相欠きで接合します。
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飾り枠を一旦外してバンドソーで曲線カットします。
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曲線部分の目違いを修正しなければなりませんが、一応組み上がりました。
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五月の工房

5月になりましたが朝晩の冷え込みはけっこう厳しいです。暑いのが苦手な私にとってはとても過ごしやすい気候ですが・・・

セントウソウ(仙洞草)だと思います。
仙洞とは仙人のいる場所という意味で私の工房にはふさわしい?
とても小さな花です。(5mmくらい)
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葉っぱの親子?
これは珍しい出方ですね!初めて見ました。(何の葉っぱかわかりませ〜ん。)
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お向かいの藤の花が咲きました。
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石灯籠の枠

工房の地主さんから石灯籠の木枠の製作を依頼されました。
写真が古くなって桟の一部が欠けたり接合部が外れたりしている枠です。
材質は杉、接合は留め形3枚継ぎの変形で真鍮釘で止めてあります。
この枠を2面ずつ作ります。
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杉はこの枠に使えそうな材の在庫がないので、水濡れに強く、丈夫な欅の柾目材を使うことにしました。
所定の寸法に木取りした角材を4本ずつまとめて養生テープで固定し、溝切り用のブレードを付けた昇降盤で溝をカットします。
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3枚継ぎの一番上の部分だけを留め切りします。
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反対側も左右対称にカットします。
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枠の周囲の接合加工ができました。
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飾り桟を固定するためのホゾ穴を角ノミ盤で加工します。
フェンスにストッパーとなる角材を固定して4種類の枠の正確な位置に角穴を開けます。
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角ノミで加工した角穴です。
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角ノミで掘った穴を突きノミできれいにさらえておきます。
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外枠の加工ができあがりました。
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リュージュオルゴールの修理

Kさんからの依頼で古いリュージュのオルゴールの修理をしました。
18弁の小さなオルゴールですがKさんの知り合いの方の思い出の品らしく、もう一度いい音で聴きたいらしいのですが、巻上げハンドルを紛失されたようで、先ずハンドルを作って巻いてみなくては状態がわかりません。
(写真では櫛歯の本数は19本ですが一番右の歯は使われないので18弁です。)
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このオルゴールは多分30年以上前に製造された物と思います。
上の写真のようにストッパーはシリンダー式、そしてムーブメントの止めネジは真鍮のマイナス皿ネジなんですが今時の転造ではなく、旋盤で加工された物です。この頃の物はネジも美しい・・・!
頭の半分が黒いのはネジの上に貼ってあったチューンノート(曲名を書いたシール)の糊のためです。
旋盤の刃物痕の目も細かいし、マイナスのスリ割りの溝も実にきれいに切削されています。
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巻上げハンドルのネジは18〜30弁の一般的なM3.5だったので今までに何度も作っています。
今回はこの古いリュージュのイメージに合わせて作ってみました。

チューンノートは1.英語、2.ドイツ語、3.フランス語の表記で「魔笛」です。
これが電動工具のマニュアルだと1.英語、2.スペイン語、3.フランス語、4.ドイツ語となるわけですが、輸出国の台数の多い順序なんでしょうか?
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うん、なかなかいい感じですね。
ハンドルがちょっとピカピカですが10年もすれば本体の色合いになじんでくるでしょう。
ムーブメント自体には不具合が無く、注油だけで完了しました。
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このオルゴールは非常にコンパクトなアクリルの丸いケースに収められていますが底部の袴の一部が欠けているのでムーブメントをそれなりの木の箱に収納すればけっこういい音で鳴ってくれると思います。(それはご本人の予算の都合もありますので・・・あくまで推奨です・・笑)
 

焼き肉パーティ

今日は工房村の住人、我らが布袋さんの退院祝いという事で焼き肉パーティです。そして絶好のバーベキュー日和です!!
工房村の気心の知れた住人が9時に集まって、まずは買い出しと会場作り、これが多くを言わなくても阿吽の呼吸で出来るというのがすばらしいですね。
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鉄板焼き、網焼きおまけに獅子鍋まであります。
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肉が終わると烏賊、エビと野菜
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もう満腹やわ〜という所で焼きそばなんです。
布袋さんの焼きそば職人、なかなか決まってます!
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えっ、これは斧で何してるの?
エビの頭や尻尾を砕いて焼きそばに混ぜたんですが、これが絶妙な香ばしさとエビの旨さを焼きそばに与えてくれるんです。
えっ、普通包丁でやるやろ?って、いや、ここでは使える物は何でも活用するんです!
7人中5人はもう食べられへんと言ってましたが出来上がると全員が食べてました!
完食です!めでたしめでたし。
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炊飯器の点検修理

明日の夜は個展の搬入なので出展する物を全て確認して箱詰めしなければなりません。
オルゴールは全部一度鳴らしてチェックします。
炊飯器のオルゴールのストッパーの調子が少し悪かったので調整するべく、アクリル板の止めネジを外したのですがアクリル板が外れません!炊飯器の胴が収縮して食い付いたようです。
傷をつけないよう、ピンセットとケガキ針を使って何とか外しました。
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アクリル板と胴の隙間が大きいとみっともないのでアクリル板の寸法は0.5〜1mm程度小さくしてあるんですが、それよりも胴が収縮してしまったようです。このままにしておくと最悪、胴が割れるのでアクリル板の外周をサンドペーパーで少しづつ削って0.5mmくらい隙間ができるようにしました。
乾燥した材で製作してからほぼ2年なのでもう、落ち着くと思いますが大きな挽きものの場合は10年以上経った材でも木の内部は完全に乾燥していないので難しいですね。
木地師さんは荒木取りをした材をろくろで大体の形に挽いて何年か寝かして材が安定してから仕上げるらしいです。(でも一品物の創作の場合は寝かしてるうちにインスピレーションや熱意が消えてしまいますから・・・やっぱり難しい・・・。)

とりあえずはストッパーの調子も良くなったので出展OKです。
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