毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

デジタル読取装置の取付

密かに?注文していたWixey社のプレーナー用リードアウトなる物が届きましたので早速デウォルトのプレーナーに取付けました。


USでもデルタやデウォルトはよく使われているようで改造なしで取付けられるようになっています。
スケールバーの取付は両面テープが標準となっていますが、基本的にペタペタ貼るのは嫌いなのでデウォルトのスケール板にM4タップを立ててネジ止めしました。(取付け用のM4ネジは付属していますのでやはりビス固定派の人もいるんでしょうね・・・笑)


デウォルト735のスケール板は平面ではなく中央が凹んでいるので1.5mm厚のアルミ板でスペーサーを作ってWixeyとの間に挟んでネジ止めしました。



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この読取装置はベッドからのカッターヘッドの高さ(すなわち切削後の設定厚み)を表示するだけでなく削った後の板の実際の厚みも簡単に計測する事ができます。また基準の板の厚みを”ゼロ”として次に削る板は何ミリ削れば良いかを表示してくれます。これは同じ厚みの板を何枚も揃える時に便利な機能です。


さらにありがたいのは老眼の目にはアナログスケールが大変見ずらいのですが、これを一挙に解決してくれることです!(笑)
まぁこれが一番の本機導入の理由なんですが、0.1mmの分解能で表示してくれるのもありがたいです。今までは厚さの精度が必要な時は切削後の板をノギスで毎回測って確認していました。
今度からはWixeyのキャリブレーションをきっちりしておけば、切削後の板厚とこの表示をたまに確認する程度でよさそうです。


アナログスケール板はインチ表示ですが、基本これは使わないのでノープロブレムです。
このWixey、US製ですが取付けネジはメートルネジ(ISO規格)を使っています。デウォルトもメートルネジですが我々に取ってはありがたいです。画面の表示はmmですが、もちろんインチ表示、さらに分数表示もできます。


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下の写真はデジタルリードアウト取付前ですがまあ、この目盛りはもともとインジケーター程度の物ですから大体の目安にしかなりませんが、デウォルトのはカーソルが金属なので下の目盛りが見えず、さらに使いにくかったです。


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ミニフォルテの目盛も同じような物ですが、デウォルトで使い勝手がよかったら導入を考えましょう。


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今日は午後からちょっと京の都へお出かけなので検証はまた後日ということで・・・


薪小屋完成

今日は朝から床になる竹を根太に固定、崩れ防止のポールも取付けて工事完了です。


のんびりやっているとHさんが軽トラでやって来て「さあ、薪取りに行くで! この薪小屋いっぱいにするんやったらまだまだ行かなあかん!!」



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ということでまたまた拾って来たのがこれです。


前回は躊躇してた大径の樫がごろごろ、しかしこの樫は目が通っているので案外割り易いです。(それなりに力と技は要りますが)


険しい山の斜面から重量物の丸太を降ろすのもだんだん上手になってきました!(と言っても投げたり転がすだけですが、無駄な労力を使わないように、それなりに到達地点を想定して狙いを定めて投げたり転がさなければなりません。笑)



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今日拾って来た樫のごく一部を試しに割って積んでみました。
これで前列だけですからほんのちょっとですね。(笑)


まぁ、ぼとぼちやるといたしましょう。


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サイドに一輪車を置くスペースが欲しいなぁ・・・





薪小屋工事その3

今日も寒いです。昼間の気温は昨日よりも上がるようですが風がかなりあるので体感温度は昨日とさほどかわりません。


お昼頃にいつも火曜日に布袋さんの工房に昼食を食べに来られるTさんが屋根に張る波板を軽トラで買って来てくれるのでそれまで積み上げる薪のくずれ防止用に布袋さん所有の足場の枠?を両側と中央に番線で固定します。横にするとフェンスのパイプとブロックのずれ防止用に打ち込んだ鋼管にちょうど固定できます。柱への固定にはちょっと足りないので木を継ぎ足しました。ある物を利用して臨機応変に対応します。あとはこの枠に縦方向に六つ割を何本か取付ければ完璧です。


Tさんが来るまで薪の下に敷く竹を向の竹林で調達しました。太さが不揃いですが積み上げる薪もいろんな太さ、曲がり、捻れ、なんでもありですので、うまく積めば大丈夫でしょう。竹の下には先日手に入れたレンガを敷いてその上に枕木を渡しておきます。


お昼前にTさんが波板を積んで来てくれましたので昼食後は待望の屋根張りです。


Tさんは元大工さんですので波板を張るのはお手のもの、まず水糸を張って、庇の出具合を揃えます。一番右端は風の影響を受け易く痛み易いので1枚だけ手持ちであったポリカを張りました。
おかげさまでとても奇麗に張れました!


屋根が張れると「できた!感」が大きいです(笑)
今日もインパクトドライバーのバッテリー切れでここまでで終了。
明日はコースレッドで竹を固定すれば完成です。これで毎朝薪割りが楽しめそうです。(笑)
作品制作にも安心して没頭できるかな?(汗)


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薪小屋工事その2

今日の工事は柱の補強と屋根の波板を受ける桟の取付です。


まず柱を乗せているブロックの後側に短い鋼管を打ち込みました。これでブロックがずれないので安心です。


次に横方向の加重に耐えられるように一番右の柱に斜めのステーを取付けます。
鋼管を地面に斜めに打ち込んでステーを番線で固定。これだけで横方向の力に対してもずいぶん強くなり、6本の柱の頭を繋げば結構強固な構造物となります。午前中の作業はここまでです。


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40cm間隔で桟木を桁に固定します。二人でやると非常に効率よく3倍以上早くできます。
鼻隠しも取付けて2時過ぎには終了しました。


今日はあまりに寒いので暖かいストーブの傍で早めのティータイムをして、室内の作業に・・・


明日は屋根が張れるかな〜。


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薪小屋工事その1

薪小屋の工事開始予定は明日(月曜日)からでしたが午前中の雨で布袋さんが手造り市の出店を取りやめたため、急遽午後から取りかかる事になりました。


先ずは柱の位置を決めて固定用の杭になる鋼管を地面に打ち込みます。
垂直に打ち込むのはなかなか難しいもんです。両端の基準になる杭を打ち込んだら水糸を張って間柱の位置を決めて同じように鋼管を打ち込みます。


柱になる半割丸太を打ち込んだ鋼管に番線で仮固定、桁の反対側の切り込みをフェンスの鋼管に引っ掛けて柱の頭にコースレッドで固定します。勾配もなかなかいい感じでここまでは設計通りですね・・・自画自賛


下げ振りで柱の垂直を確認しながら番線を締めて柱を固定、桁の反対側もフェンス側の鋼管にしっかり番線で固定します。


先日番線の縛り方の講習をHさんに受けた布袋さんと25年前に工房を建てた時に本で学んだ仙人とがやってますのでちょっと怪しい締め方ですが、この番線なる物、上手く締めてあれば20年、30年経ってもびくともしません! だれが考えたか知りませんが鋼線の張力を巧みに利用して木と木、鉄と鉄、木と鉄等、どんな素材同士でも簡単に締結できる優れ技ですね。
しかも必要な工具は「シノ」という回し易いように微妙な角度がつけられ、締め上げた鉄線の輪から抜き易いように先が細くなっている極シンプルな鉄の棒一本だけです。
(昔の鳶職は足場を組む時シノとハンマーくらいしか持ってなかったように思います。今は重いインパクトドライバーとラチェットレンチですね。)


上手な人がやると締め上げも2回転位で2本の鉄線がぴたっと付いて締っており、解体の時も簡単に外れます。


どうも番線を手で素材に巻く時にできるだけ隙間無く素材に密着させて巻き、締め付け用のループに無駄無く絡げるのがコツのようですが、実際にやってみるとなかなか難しいもんです!


何はともあれ、柱と桁が施行できましたので今日はここまで・・・本当は屋根を打ち付ける垂木まで行きたかったのですがコースレッドを打つためのインパクトドライバーのバッテリーがあがりましたので今夜充電して明日に備えます。


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両端の柱の振れ止めとブロックが後にずれないようにブロックの後にも短い鋼管を打ち込んでおく必要がありそうです。


薪小屋の準備

先日半割にした檜の丸太を割った面の平面度が気になるため、手押し鉋を掛けました。
これで平面度もバッチリ、だれが作ったんや?ヤクザな仕事やな!と言われずに済みそうです・・・(笑)


柱、桁とも2100mmの長さにカットして、桁の方は鋼管や柱との治まりが良くなるように両端に切り欠きを入れます。
鋼管側にはずり落ちないようにストッパーも付けておきます。



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柱は下部に防腐剤を塗っておきます。



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今日は午後から布袋さんと一緒に小屋の屋根をを掛けるフェンスの周りを整理し、上部のトタン板を切断して、段差が無くなるように右半分に鋼管を追加しました。腐った丸太を引っ張り出して裏返しておくと、くだんのまん丸ジョウビタキ君が来て朽ちた木の周りを忙しく飛び回っています。きっと虫がいるんでしょう。(笑)



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ちょうど左官屋のAさんが取り壊したレンガとブロックをトラックに積んでやって来ました。聞くといらないらしいので渡りに船とばかりに全部譲り受けました。
よく見るとロイヤルホームセンター¥135のシールの付いたままのが何個か混じっています。庭に素人が敷いていただけのようで割れや欠けもなく洗えば新品同様です。126個あるので〆て¥17,000なり!! もちろん、これも活用しましょう。
りっぱな薪置場ができそうです。 Aさん、ありがとうございました。



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さあ、後は土曜日にHさんが持ってきてくれる地面に打ち込んで杭にする鋼管を待つばかりです。


工房の整理と料理へら

欅の薄板で反り、捻れ、波うちと三拍子揃った幅広の板が出てきました。


巾は50cmくらいありますが、手押し鉋に掛かるように15cmに切っても波打ってるので元の厚み15mmがなくなってしまいます。しかたがないのでストーブの餌にするべく長さを30cm程度に切断して鉈で割ったところ、まっすぐには割れず、緩いカーブやS字に割れる物も・・・その中から形の良い物を選んで料理用のヘラにすることにしました。


割れたカーブを生かして、サインペンでさっと形を入れてバンドソーでカットしました。



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なんかホッケーのスティックみたいなのもありますが使い易いかどうかは・・・使ってみないとわかりませ〜ん。(笑)


でも目切れしてないので丈夫なはずです・・・。


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こんな事をしながらやっているので工房の整理がなかなか進みませ〜ん・・・(汗)


今度時間のある時にでもカンナと小刀で形を整えましょう。







薪小屋作り

先日手に入れた薪ですが雨に打たせては乾かないし、カビが生えたり最悪腐ってしまってはもったいないので、共同保管場所として薪小屋を作ります。と言っても敷地のフェンスの足場用鋼管を利用して屋根を掛けるだけなのですが、間口8m、奥行2mですからけっこうな工事になります。片方はフェンスの鋼管が利用できますが反対側(入口側)は柱を何本か立てなければなりません。


材料置場を整理していたら、奥の方から長さ2m超ある檜の丸太が6本見つかりました。10年以上前に幼稚園の施設を作った時に余った物で材木屋さんからタダ同然で引き取ったものです。太さが15cm程度あるので小屋の柱には太すぎる!
背割りが入れてあるので半割にすることにしました。半割にした片方を軒桁にちょうど使えますので一挙両得です。


背割りに直角に手押し鉋を掛けて基準面を作り、バンドソーで挽けば一番早いのですが、2m超の材を掛けるためには製材ルームの片付けからしなければできないので(笑)屋外で手持ちの電動鉋と特大丸鋸で割ることにしました。


先ずは電動鉋で基準面を作ります。


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背割りに沿って丸鋸で挽いていきます。


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段差を電動鉋で平にします。


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2m15cmの半割丸太が12本できました。


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今日の小屋作り作業はここまでです。本業の作品作りもしなければなりませんので、少しずつ進めて行きます。


リップフェンスの改良

バンドソーで薄物を挽くためのリップフェンスを改良しました。


今までは通常のリップフェンス、つまり背の高い平行ガイドですが、バンドソーにはドリフト現象というのが必ずあり、ブレードの研磨具合や機械の癖によって決まるのでフェンスのセットが面倒で、また一旦墨線から外れると修正のしようがありません。


そこでブレードのわずか手前で一点だけ接触するように並行ガイドに鉄パイプを取付けました。
ちょうど直径40mmの鉄パイプにクロームメッキした物が手元にあったのでこれを平行ガイドに固定しました。
材料を沿わすだけで力はほとんど掛かりませんのでパイプに2カ所M4のタップを立ててM4ビスで取付けているだけです。



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横から見るとブレードのわずか手前、こんな感じです。


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早速200mm巾のアパを5mm厚に挽いてみました。
横からガイドに押し付けて挽くので振動せずに安定して切削できます。またコントロールもしやすいです。


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上から下まで5mmに奇麗にリッピングできました。


これで薄板を製材する時のロスが少しでも軽減できそうです。


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薄板のリッピング以外にも墨線の入れられない変形材の2分割等に威力を発揮します。


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ウォールナッツのコブ材もこのとおり、きれいなブックマッチが取れました。


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ミニフォルテの整備完了

ミニフォルテ整備の続きです。昨日仕入れてきた低頭のキャップボルトでステンレスの押さえ板を取り付けました。
L-レンチで締めますのでせまい場所でも簡単、確実に締め付けられます。


削る材との位置関係はこのようになります。


右から入口側送材ローラー、入口側の押さえ板、中央がカッターのナイフ、続いて出口側押さえ板、出口側ローラーです。


2枚の押さえ板は薄い材が浮き上がらないよう押さえると同時にナイフで削った切削屑が飛散してローラーと材の間に入らないようにするプロテクターの役目もあります。


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ここで一旦中断して、スペアのナイフを購入のためにワタナベ機械さんへ行きました。


ミニフォルテはすでに生産中止になっていますが、ワタナベ機械さんにはなんとナイフの在庫がありました!
送材ローラーもまだ入手可能ですが、ひとつ良い事を教えてもらいました。


通常、入口側のローラーが早く傷んで磨り減るため、出口側と交換して、調整しろが無くなったら新品に交換すればいいとの箏。・・・なるほど車のタイヤローテーションと同じようなもんですなぁ!


(しかし、ワタナベさん、客にそんな事教えたら儲かりまへんで! いやいや、だから信頼しておつきあいできるんですわ、ワタナベさん、ありがとうございます。)


で、工房へ帰って早速送材ローラーを入れ替えて、高さ(圧力)を再調整しました。



写真中央のダブルナットのかかっている右側の調整ボルト(入口側)にまだ余裕があるのがわかります。
左(出口側)は磨り減った方のローラーに入れ替えたので調整代がもうありません。


次回、送りが悪くなったら両方交換ですね。


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ナイフの交換は付属のジグを使って3枚とも刃の出具合を同じにセットしてからカンナ胴に取付けます。



一番上が裏刃で中央のスローアウエイのナイフをこれにセットし、刃の出を調整します。
下のブロックが3枚の刃ので具合を同じにするための専用ジグであらかじめ真鍮ネジを調整して左右の間隔をあわせておきます。ねじのピッチが粗いのでけっこうシビアですが一度合わせばそう変えることはありません。私は13.8mmにしています。



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ナイフを裏刃にセットしてジグに置き、ナイフの刃が真鍮ネジに当るまで裏刃左右のネジを調整します。


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高さ調整の終わったナイフと裏刃をカンナ胴のスロットに差し込み、4本の押しネジでしっかりと固定します。


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試しにウォールナッツの薄板を削ってみました。


杢の出ている中央の部分が少し欠けましたがまずまずの仕上がりです。


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厚みは・・・1.09mmでした。素直な木目や柾目の材なら0.5mmでもいけそうです。


まあ、今のところここまで薄く削る必要がないので・・・一応合格とします。


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カバー等を元通り取付けて元の置き台の上に乗せ、完了です。


送材もスムーズで、心なしか音も静かになったようで満足です。(このカンナはインダクションモーターなのでもともと静かです。ナイフが良く切れていると切削時の音も低いです。)


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