毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

続ステンド入りオルゴールの製作

昨日接着しておいた枠の外周をバンドソーで曲線切りしてカンナとサンダーで形を整えます。


いよいよステンドグラスをはめ込む段欠き加工ですが、深さはステンドグラスの一番厚い部分に合わせます。


押さえ板の入る段も必要なのでルータースタンドで2段に彫り込みます。


ステンドの外周は多少の凸凹があるので現物を当てて当る部分をノミで修正します。


なんとかきれいに収まりました。



今日は来客があったのでここまでで作業は終了です。あぁ、日の暮れるのが早くなったなあ!


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ステンド入りオルゴールの製作

今度の二人展に出展するコラボ作品のステンド入りオルゴールの形がやっと決まり、製作に入りましたが、間に合うんでしょうか?


ステンドグラスはカットしたガラスを銅テープと半田でつなぎ合わせて作ってあるため、厚みや形状が部分によって微妙に異なります。そのためステンドグラスの入る蓋部分から製作に入ります。


・・・この部分が完成すれば後は目をつむっていても・・・つむっていてはできませんが、なんとかなるでしょう。


部材を正確に45°にカットし、接合部に隙間がないかを確認したら、周囲をテープで固定して外側の輪郭と内側のアールを墨付けします。



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側面の350Rは特製コンパスで描きます。


木創舎には3000Rまでのコンパスが用意してありますが、これを使う時は工房内を大掃除して、その辺のガラクタ(否、宝物です!)をすべてかたずけてから床の上での作業となります。(過去2回しか使ったことありません・・笑)


内側上下の160Rは今回用にテンプレートを作りました。


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内側のアールをバンドソーでカットしてスピンドルサンダーで仕上げてからいよいよ接着します。


4隅はビスケットジョイントを使用して接着しますが、横と縦の板巾が異なるため、コーナークランプやベルトクランプが使えません。(同じ巾で板取すれば使えますが、捨てる部分が多くなってしまいます・・・)


そこで新しい額縁用?締め具の登場です。 350×250mm以下の変形フレームに対応可能!


台形のフレームでも間に挟むテーパーの付いたスペーサーを作ればOKです。


うん、なかなかいい感じに締ります!!


(またまたジグが増えてしまった!)




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早速接着。下のティッシュペーパーははみ出した接着剤で台座と接着しないようにするためです。表面にはみ出した接着剤は水で濡らしたガーゼで拭き取っておきます。このまま明日まで放置して、外周の加工と内側にステンドグラスをはめ込むための段欠き加工をします。


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トリマー用部品収納箱

かねてからの懸案であったトリマースタンド用の部品収納箱をワークベンチの下の空きスペースに取付けました。


扉は高級ウォールナッツ!!・・のように見えますが、実はこれ、ウォールナッツを製材してもらった時に出た1〜3mm厚の薄板を合板に貼付けた自製化粧合板です。


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もう一枚できましたので、これは後日研磨盤用の部品収納庫に使います。


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トリマースタンドの各種フェンスやビット類がすっきり収納できました。


これで交換したビットもすぐにもとの場所にしまえるし、いちいち目的のビットを探す事もなくなりそうです。


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合板は工房のある敷地に捨ててあった12mm厚の構造用合板です。ステー、蝶番等はジャンク箱にあった在庫品なのでコストは実質ゼロ円です。


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洋カンナの刃研ぎ

二人展まであと一ヶ月を切りました。気合いを入れて最後の追い込みと木彫オルゴールの製作も急がれてますので、刃物の整備をして臨みます。今日は洋カンナの刃を研ぎました。


洋カンナや洋ノミは合わせ鋼ではなく全てが鋼で出来ています。そのため刃の厚みが薄く、分厚いものでも3.2mmしかないので和鉋の刃のように手でホールドして一定の角度で研ぐのはきわめて難しいです。


そこで専用のジグを使って研ぎますが、中央上の”ちびカンナ”用は市販品にないので自作の専用ジグを使います。


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まずはちびカンナからですが研ぐ面積が少ないだけに、角度を正確に固定してダイヤモンド砥石で研ぐとあっという間に研ぎ上がります。写真は専用ジグに取付けたちびカンナの刃と#8000の仕上げ砥石です。(仕上げ砥の方が時間かかります。)


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研ぎ上がりました。緑色に光っているのはお向かいの辛夷の葉が砥面に映っています。


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かくして、全ての刃を研ぎ終えました。防錆油で軽く拭いておきます。


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試し削りです。写真はエッジトリミングプレーンで木の木端や木口を直角に整えるためのカンナです。


しゅるしゅると調子良く削れます。


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削り屑の厚さを計測してみました。0.04mm(40μm) もっと薄く削れますが、薄い削り屑を出すのが目的ではないので実用的にはこれで十分です(笑)


測定器もマイクロメーターではなく、ノギスなので小数点下二桁目はちょっと?です。(温度で結構測定値が変わります。内部ICの温度ドリフトか機構の温度による寸法変化なのかはわかりません。この桁まで表示できるという事は0.1mmの桁は安定して測れていると考えられます。)


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すっくと一輪

なぜかお向かいの辛夷の木の根元に百合が育ってたのですが、今日きれいに開花しました!


葉が細くてやや下向きに咲いているのでテッポウユリの仲間のタカサゴユリではないかと思います。


それにしてもなぜこんな場所に?


この花が咲いた周りはとても華やいだ反面、一種独特の妖しく近付き難い雰囲気があります。


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木彫オルゴール量産

木彫オルゴールBOX型、チェスト型各10台製作のために全ての部材の木取りをしました。


表面には彫刻を施されるため、ほんのわずかな節があってもだめなので木取りはけっこう苦労しました。


材料はきれいなシナの乾燥材ですが、枝打ちした後の細かい節が結構あります。


見えがかりに来る部材はこれらを外して、なおかつ端材を極力出さないように木取るので手間がかかります。


なんとか全ての部材が揃いました。左半分がチェスト用、右半分はBOX用の部材です。


1ロット10台!というのは私にとって、少々苦痛ですが・・・(笑)


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端材の山も出来ましたが、こんなもんで収まれば上出来かな?と思います。小さなものなら十分使えるものもあります。


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バスケットトレー 完成

外側の面取り、研磨を終えた本体にオイルを塗り、乾燥中です。


なんとかカラッとした天気にならないものか! 一晩で指触乾燥には至るのですが・・・そこからが・・遅い!!


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ハンドルの取付けには少しアンティーク感のある真鍮のマイナスネジと飾りワッシャーを使ってみました。


(実際にはハンドルは本体に接着するのでネジは飾りと接着時の押さえ、補強の役割です。)


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形が整いましたが、ここでハンドルの微妙な形の修正や癖を直します。


一旦ハンドルを外して、本体外側をワックス入りのオイルで磨いてからハンドルを接着して、やっと完成です。


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クローバースツール

以前に作ってあった座板の孔と脚のほぞに接着剤を塗り、座板に厚入し、桜の楔に接着剤を塗って打ち込みます。


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ほぞの突き出た部分を切断し形を整ます。切った部分は平面ではなく、ほんの少し山形に丸みを持たせるように丸鑿で仕上げます。こうすることにより年月が経って座板が痩せて、ほぞがその分突き出てもあまり気にならなく感じます。


もう一度オイルで拭いて完成です。



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もう少し脚の転び角が大きい方が良かったかも。


これは工房で使う事にしましょう。


スピードナット

小箱の接合に留接ぎ(板の両端を45°にカットして接合・・組んだ時に木口が見えない。)をよく使いますが、接着時の締め具として写真上のベルトクランプを使っていましたが、今回フレームクランプも使ってみました。(写真下)


ずっと前に同じような構造の物を自作しましたが締め付け用の蝶ナットを回すのが大変でほとんど使っていませんでした。


このフレームクランプのナットはその名も”スピードナット”で、目的の位置までナットを回さずにスライドできます。


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ナットの構造は一見普通のローレットナットですが、よく見ると雌ネジに対して斜めにネジ径より少し大きい穴が開けてあります。ですからナットを斜めにすればネジの上をスムーズにスライドできます。目的位置に達するとコーナーブロックとナットの端面がぴったり合うことにより自動的にナットがネジにかみ合いますのでそのままローレットナットを回せば締め付けが可能です。


このクランプの良い点は操作性はもちろん、4つのコーナー各々を独立して締められる事です。ベルトクランプの場合は全体を一度に締めるので留めの微妙な位置調整が時としてやりにくい事があります。ベルトクランプに比べると大きな締め付け力はありませんが小箱や額縁なら十分です。


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今回はVERITASの既製品を使いましたがスピードナットは同社から単品でも入手できます。(OFFコーポレイション)


今度、時間がある時にコーナーブロックを手持ちのエンプラで作って何セットか作っておこうと思います。



※日本では一般的に「スピードナット」と言うと薄い鋼板をプレス加工して肉薄のプラスチック部品等に挟み込み、タッピングスクリューで締め付けるためのナットのことです。(車の内装部品の取付やや電化製品によく使われています。)


クローバースツールの脚−1

クローバースツールの脚、□45チーク材を旋盤で引きますが、ラフィングガウジで丸棒にした後、高い部分を鉛筆、低い部分をパーティングツールで基準径まで切り込んでマーカーとします。最初に座板に接合するほぞ部分を加工します。


パーティングツールで基準径になるまで切り込みを入れます。この部分は座板との接合強度に影響するので外パスで確認しながら慎重に切り込みます。


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パーティングツールで切った溝の深さまで慎重に削ります。座板のほぞ孔に対してゆるからず固からずで、わずかに先端が細くなるようにテーパーを付けます。


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コカコーラのボトルを思い浮かべながら大胆にそして慎重にスピンドルガウジで基準寸法まで削り込みます。


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形が整ったらスキューチゼルで仕上げ削り


今回の材はチークですが、チークは交錯杢理のためか、つながった切り屑が出ません。粉々になるので作業後は粉屋のイタチさながらでした!! 


チークは加工時のタール臭の割には痒くなったりちくちくしませんのでいいんですが、やはり桜や楓のように連続した切り屑がしゅるしゅる〜と出た方が挽いてて気持ちがいいですね。


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ペーパー掛けをして完成です。


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ほぞ部分に楔の入る溝を手鋸で切ります。縦挽き鋸で切ってから回し引きの厚い歯で切り込みます。


回し挽き鋸は歯の厚みが2mmあるのでこの用途にぴったりです。(本来の回し挽きとしては使った事ありません・・笑)


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