毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

工房日記

毎日、山ごもり
定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

漆室の製作-3

底板と左右側板の仮組です。
締め具は20年も前に作ったVeritasパネルクランプ金具を使った2mまで締められる自作品です。
内面に養生テープで固定してある合板は接着時に底板に対して側板の垂直を確保するためのジグですが長さが足りなかったので底板と同じ長さの細い合板を接着してあります。右側の側板さえ直角が出ていれば左側は右側板に平行であればいいわけです。また合板の右下隅は接着剤が付かないように少しだけ45°にカットしてあります。
IMG_2382

一応、左側板の垂直も確認しておきます。
左側板下中央の丸孔は室内に入れるスペースヒーターの電源コードを通す穴です。
IMG_2384

締め具の状態です。
IMG_2383

天板も乗せてみました。
接着後、コーナーの内側には△の補強材をすぐに接着するので断面が△の材を先に作っておくことにしました。よって実際の接着は明日となります。
IMG_2385

漆室の製作-2

底板と側板を接合するためにビスケットの溝を加工しました。
IMG_2370

仮組してみました。・・・でかい!
天板と側板は留で接合しますが、いつも使っているポニークランプは900mmなので長手方向は締められません。明日、圧着方法を考えて接着する事にします。
IMG_2367
 

野山お茶工房の続き

この晴天続きで干していたクロモジがよく乾きました。
葉っぱと枝に分けて枝は鋏で2〜3cmに切り揃えました。
今年の新茶はいちおうこれでおしまいです。
IMG_2366

漆室の製作

蒔絵師のSさんから漆室の製作依頼をいただきました。 1100W×700D×900Hとかなり大きい室です。
これだけ大きいと無垢材では湿度による収縮、膨張と変形が心配なので合板を使う事にしましたが開閉部は引き戸という事で、これは合板では耐久性が望めないので前面の木口部分のみをタモ材で作って合板に接合する事にしました。
まずタモ材に引き戸のレール溝を加工しておきます。下部は引き戸による摩耗対策としてアルミのアングルを埋め込むことにしました。適当な不等辺アングルは市販されていないので等辺アングルををカットして使います。上枠は深さ8mmの溝を切りました。
IMG_2362

この敷居と鴨居を合板にビスケットで接合します。
IMG_2360

長さを揃えてビスケットジョインターで接着しました。
IMG_2363

天板、底板、左右の側板が揃いました。
天板と側板は合板の切り口を見せないように留で接合するので45°で寸法を合わせてカットしました。
IMG_2364

久々の端材工作

この不思議なモビール・・・これに毛糸で編んだ人形を吊り下げたいけど高さがたりない・・・ということで・・・
IMG_0660

今回新しく作ったのがこれです。
ベースは山桜、アームはタモとウォールナッツでそれぞれレッキとした端材です。(笑)
タモとウォールナッツの接合部がひ弱そうに見えますが変形三枚ホゾでガッチリ接合してあります。
アーム下部とベースは蟻送りで下からM4トラスビスで閉め込むようになっているので分割可能です。
久々の端材工作でした。(笑)
IMG_2359
 

竹切り続編-布袋工房の修復の続き

昨日、いちおう完了したんですが前面の軒先が短いのが気になって今朝、布袋さんが来るのを待って余っていたトタン板をカットして前面に継ぎ足しました。全部張り替えたのはこちら側の2列だけでしたが見栄えを良くするために前面だけ4列を張りました。もちろん雨に対しても有効です。
これで見た目だけでなく雨仕舞いもばっちりですね!今夜は安心して眠れそうです。(笑)
IMG_2335
 

工房の夏支度

製材工房の屋根はトタンの波板とポリカボの波板を交互に張ってあります。
これは光を取り入れるためと冬場の天気の良い日は陽光が暖かいのですが、夏場は頭から首筋に炒るような日射しが当たって暑いんです!そこで夏場はこのスダレを伸ばせば熱射をさえぎり、光もソフトになります。冬場はスダレをクルクルと巻き上げて梁に固定してあるわけです。
そろそろ暑くなりそうなので今日はスダレを引き出しました。
IMG_2336
 

竹切り続編-布袋工房の修復完了

今日はお昼にTさんが屋根に張るトタンの波板を軽トラに積んで持って来てくれました。
昼食後、早速屋根張り開始、新しく張り直した壁側の2列だけですから1時間余りで張り終えました。
布袋さん、これで一安心ですね。もう雨が降っても大丈夫!
IMG_2329
 

竹切り続編-布袋工房の修復-壁張り

屋根の縁もかなり傷んでいたので壁を張る前に垂木を25cm延長して張り出しました。もともとほとんど出っ張りがなかったんですがこれでは雨の降り方によっては漏水するし壁の傷みも早くなるので30cmほど庇を付ける事にしたわけです。
IMG_2315

先ず6尺の塩ビ波板を下側から張っていきます。昨日、下地をきれいに仕上げておいたので波板もきれいにラインが揃いました。青と白を交互に張った理由は単に買いに行ったHCに在庫が無かっただけですがなかなか面白いパターンに仕上がりました。(笑)
IMG_2316

次に上部の板を張っていきます。ポイントは下の板とのつなぎ目のラインをぴったり合わせる事です。
これによってプロの仕事?に見えます!
IMG_2318

最後に後部の斜めになった部分を傾斜に合わせてカットしました。
IMG_2319

後部の斜めの部分の雨仕舞いをどうするか悩みましたが布袋さんがどこからか引っ張り出して来たこのグリーンの雨樋、これを桟木に打ち付けて一件落着! 
これが周りの竹林の色に合ってなかなかいい感じに仕上がりました。
さて、後は屋根に張るトタンの波板を買って来て張れば完成ですね。
IMG_2321
 

竹切り続編-布袋工房の修復

先日から刈り取った竹の梢を畑に撒く灰を取るために燃やしましたがすざましいその熱で布袋工房の壁の波板が溶けてしまいました! 余りのみすぼらしさに(その前からかなりみすぼらしかったんですが・・・笑、いや失礼)これはちょうど全部張り替えた方が良いと言うメンバー全員の意見で壁の張替工事に取りかかりました。(みすぼらしいBeforeの写真を撮り忘れました!)
先ずは溶けて変形した波板を全て取外し、建物の補強と下地造りのために上部の梁になる丸太と下部の丸太を番線で柱に縛り付けます。中央の柱は固定してあった杭が腐って用をなしていなかったのでブロックを塚石代わりに置いて新しい丸太の柱に交換しました。波板の壁を早くきれいに張るためには下地工事が一番肝心できれいな平面になっていないと上手く張る事ができません。
こんな時、建築士のH現場監督がいると本当に心強いです。
IMG_2310

90cm間隔で間柱を建て、水平方向に波板を打ち付けるための桟をコースレッドで取付けました。
雨もパラ付いて来たのでブルーシートを掛けて今日の作業はここまでです。
IMG_2311

Beforeの写真がありました!
これは一日目に燃やしている時なのでまだ波板は元の形状を保っていますが4日目には右上の塩ビの波板が溶けてビロ〜ンとめくれて垂れ下がり、波がなくなって塩ビの平板?になってたんです。
IMG_2252s
プロフィール

野山のおるごーる仙...

ギャラリー
  • ディスクオルゴールの製作-2
  • ディスクオルゴールの製作-2
  • ディスクオルゴールの製作-2
  • ディスクオルゴールの製作-2
  • 名曲喫茶プリマヴェーラVol.2
  • 名曲喫茶プリマヴェーラVol.2
  • オルゴールとスピネットの饗演
  • オルゴールとスピネットの饗演
  • オルゴールとスピネットの饗演
最新コメント
記事検索
アーカイブ
  • ライブドアブログ