毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

マニアック

毎日、山ごもり
定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

オーバル続々と・・その4の5

ヒンジピンを実際に捩じ込んだ状態で側板の出っ張りを本体、蓋に合わせてカンナで削り、サンドペーパーで仕上げました。
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アクリル保護板の取付け桟を溝に嵌め込んで接着しました。
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アクリル板を本体の内面の形に合わせてカットしました。
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オーバル続々と・・その4の4

本体に側板をずれないように接着するために側板側にピンの位置を写します。
正確に側板に位置をマーキングするために専用の短いピンを作りました。本体から頭が2mmほど出る長さです。抜きやすいように太さは約1.9mmにしてあります。(位置決めピンは2mm)
2枚の側板に正確なピンの位置がマーキングできました。2mmのドリルで深さ8mmの穴を開けておきます。
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本体側に位置決め用のピンを落ち込みます。
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側板の正確な位置が決まったのでヒンジの穴を開け蓋を仮止めして蓋の側面にヒンジピンの中心をマーキングします。
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真鍮のφ4丸棒からヒンジピンを作りました。M4の雄ねじを切り、反対側にはスリ割りを入れました。
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蓋側にはM4のエンザートを埋め込んでヒンジピンを両側から捩じ込みます。
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開閉具合の調子を見ておきます。
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ヒンジがスムーズに作動するように調整したら蓋と側板2も位置決めピンを加工します。
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側板の接着完了です。明日まで圧着しておきます。
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オーバル続々と・・その4の3

バスレフボックスの基本加工がだいたいできました。
いよいよ本体のオーバルに側板を接着しますが、接着時のズレ防止のため、例によって位置決めピンを入れます。ピンは2mmの真鍮釘の頭を落とした物です。上下、表裏合わせて8本必要です。
今日は午後から所用のため本体側にピンの穴開けと巻き上げ用のアダプターを作りました。
接着は明日、落ち着いてやることにします。
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オーバル続々と・・その3の2

第三弾目はこんな形になりました!
昔、カナディアンハウスというのを別荘地などでよく見かけましたが正にあれですね。(笑)
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扉を少し開けてみると中には・・・
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扉の内部はなぜかワイナリー・・・(別にウィスキーでもビールでもいいわけですが)
いちおう、ワイン樽のつもりですが、これはオルゴールのゼンマイ巻上げ部になっています。
ムーブメントは30弁ORFEUSです。
そして樽と響板は水楢(ホワイトオーク)の柾目材です。
表の扉はなぜか欅のサンライズパターンですが、これはずいぶん昔に作ったジュエリーボックスの余り材です。
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裏側の写真です。
なぜか屋根に風見鶏が付いてましたがこれを回すとオルゴールの停止と演奏ができるようにしてみました。下の写真は停止状態で風見鶏のロッドの先に付いたピンがガバナの羽根車を止めています。
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屋根の風見鶏を90°回すとピンが羽根車から外れて演奏を開始します。
左下の茶色の丸棒はピンがグルグル回らないようにするための停止側のストッパーです。
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オーバル続々と・・その3

オーバルのおまけ第三弾です。
今度は形が半分しかありませんので底部の巾に合ったブロックを探して挟み込み、ウッドスクリュークランプで締めて頂部を接着します。
このクランプ、締める時の2本のハンドルの締め加減がけっこう微妙で実は少々使いにくいんですが、こんな変形物に対しては威力を発揮してくれます。
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イメージに合った部材がひととおり揃いました。
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オーバル続々と

さて次は黄肌の最後の端材です。半楕円のブロックの中身をくり抜きますがこれを全部フライスで加工するのは大変ですのでφ40の超硬襖錐(襖の取っ手の穴を開けるヤツです。)を使うことにしました。
フォスナビットと同じような物ですが実に切れ味がいいんです。これでX-Yテーブルを使って一定の深さに順番に開けて行きます。
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最終的にはX-Yテーブルの送りを5mmずつくらいに送って開けるとほとんど直線に近くなります。
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機械加工ができたので頭の方にも丸みを付けました。
中央に入れるハンドルとなるウォールナッツ材を切り抜きました。
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組み合わせると内部はこのようになります。
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外側はこんな形になります。
右のウォールナッツは片割れを”楽器風”の足に使ったので半分に切って"U"字型になりました。どの向きで使うか現在思案中です(笑)
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楽器風オルゴールが完成

楽器風オルゴール、完成しました!
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表板を外した内部です。
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ストッパー部の詳細です。
ストッパーの構造には見た目と操作性でいつも頭を悩ますんですが・・・今回はスライド式で上部で操作できることとノブの形状をオーバルの形にをコンセプトにした結果、かなりたいそうな物になってしまいました。ムーブメントを上下逆に取付ければ標準のストッパー金具で事足りるんですが、それでは演奏と停止のアクションが逆になってしまうので違和感があります。長いアームを金属にすると振動しやすくなるのでローズウッドで共振しにくいような形状で作りました。下の真鍮L形金具はアームの振れ止めです。
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オルゴールは楽器である!

オーバルボックスを作った時に出た端材(と言うにはあまりにも立派な材ですが)がたくさんあるので、まだまだ楽しめそうです。(笑)
先日の30弁ムーブメントを入れたラジカセ風の音響効果が思いのほか良かったので今度は50弁を入れることにしました。このウォールナッツは先日の黄肌より一回り大きいので50弁がスッポリ入ります。
今回は共鳴胴の効果を最大限に発揮させるべく内部スペースを大きく取りました。
正面となる前板はラジカセの時の裏板と同じ構造でビス止め固定でムーブメントは外部からは見えません。(通常の箱組ではこんな構造にすると必ず前板が収縮して割れてしまいますが今回の本体は前板と同じ木目の流れなのでその心配はほとんどありません。)
本体より心持ち大きめにカットした表板を本体にクランプして止め穴の中心を正確にマーキングします。このセンターポンチのおかげでとても精度の良い加工が可能になりました。今回もこの10本のM3ネジが何の修正もなしで見事にピッタリ合いました。
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本体に開けた下穴にM3エンザートを埋め込んでいるところです。
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本体に前板をネジ止めして前板をカンナで面一に削った後つなぎ目がほとんどわからなくなるまでサンドペーパーで調整しておきます。
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前板を本体から外して裏面を丸ノミ、プルシェイプ、四方反り鉋で彫り込みます。
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中央部で約6mm彫り込みました。
楽器によっては裏面にノミ後をわざと付けたり残したままの物もありますが平滑に削ってある物もあります。どちらが良いのかよくわかりませんが今回はサンドペーパーは掛けずに刃物加工のままとします。
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表面は滑らかな凸面となるようにカンナとサンドペーパーで仕上げました。
厚みは周辺部が約7mm、中央部で6mm弱です。
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トーンホールを加工して本体に取付け、試聴♫
・・・一言で言うとふくよかな音色です♩
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30弁マジックストッパーの試作

30弁用のマジックストッパーを試作しました。
これは通常のストッパーのようにノブやレバーが無くムーブメントを傾けることにより錘りの重力で働くタイプで18弁では何度か作ったことがあります。オリジナルはリュージュ社等の古い小型のムーブメントに使用されていた物です。
18弁の時は2mmの真鍮棒を焼き鈍して曲げ加工を行いましたが30弁では3mmのロッドを使いたいのでたぶんきれいに曲がりません。(30弁のムーブメントの振動エネルギーはかなり強くて18弁の時に使った6mm径の軽い錘りでは演奏中にビビリ音を発生する可能性があり大きな錘りを使うためには3mmのロッドが必要なのです。)そこで取付け部分を真鍮板で作ってみました。
下の写真は演奏状態で8mm径の真鍮の錘りは3mmロッドの右側にあります。
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ムーブメントを左に傾けると錘りが重力で左にスライドしてガバナの回転羽根に当たり演奏がストップします。
演奏する時は右に傾ければ錘りは元の位置に戻って回転羽根はフリーとなり演奏を開始します。
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取付けはオルゴールの機能や音色を損なうことなく簡単確実に取付けられる必要がありますがムーブメントに追加加工なしに確実に取付けるのはけっこう制約があります。
櫛歯を止めているネジは30弁では2本しかないので2本とも同時に弛めるわけにはいきません。
ネジ1本だけで正確な位置に再現性よく取付けるために取付金具の先端を左側のネジの頭にピッタリ合うようにヤスリで加工しました。
また写真では見えませんが取付板が櫛歯の振動を妨げないように微妙に面取りをしてあります。
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とても調子が良いのでもう一個作りました。
これは使えそうなので図面化しておく必要がありそうです。
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ボール盤の改良第二弾その4

ASTROボール盤の改良がほぼできあがりました。
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スポットライトも取付けました。
これがないと刃先がよく見えない!(苦笑)
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ボール盤本体のモーター、テーブル昇降用のモーターそしてスポットライトと3系統の電源が必要ですが電源ケーブル周りが煩雑にならないようにサービスコンセントを設けました。
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前面の操作パネルです。
左からスポットライトのプッシュスイッチ(なぜか防水仕様?です。)
昇降回路の電源スイッチが現在入荷待ちのため取付穴だけ開けてあります。
左から3番目のトグルスイッチは昇降用のUP-DOWN切換えスイッチ、一番右のツマミは昇降スピードのコントローラーです。(ずっと高速で使うことになると思います。)
スイッチが入荷するまでひとまずこれで待機です。
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