毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

マニアック

DeWALTのプチ改良

DeWALTのカッターヘッド昇降ハンドルですが、使い勝手はとてもいいのですが、問題はハンドルに付いているレバーが長いので、狭い当工房では機械の間を移動する時に腰にヒットすることが多々あります。(写真右下に外して置いてある黒い筒状の物です。)


そこで、このレバーを短い形状の”ノブ”に変更しました。
材は旋盤で何かを作った後の楓のφ40の丸棒から加工しましたが、かなり色の濃い楓ですね。
ポイントはカッコ良く、可愛く、使いよく・・・ではなくて、元の取付ボルトを使い、耐久性とスムーズに回転するようにボルトの通る穴にステンレスのパイプを圧入してあることです。


これでノブがDeWALTの取付台からほとんど飛び出ないので腰を打つこともなさそうです。
使用感は・・・もちろんグーです!


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300mm手押しの改良完成

天気が心配でしたが湿度は少し高いものの朝から晴れていたので、昨日組み立てたダストボックスと各パーツを屋外で塗装。
最近の水性スプレー塗料は改良されてなかなか良く出来ています。油性に比べるとエアロゾルの粒子が粗いので塗面の光沢や質感はまだまだ及びませんが、用途によっては十分使えるようになったようです。



今回はシナ合板の素地そのままで下地の処理もしていませんので、塗膜の薄い油性塗料だとアラがそのまま出てしまいますが水性塗料は塗膜が厚いのでごまかしが利きます。このようなちょっとラフな仕上げにはちょうどいいですね(笑)




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午後3時にはかんせ〜い!!


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早速、散孔材の橡を切削、
削りながら窓から見ていると調子良く落ちているようです。
削り終わりに後部の刃口からわずかな細かい削り屑が写真の程度こぼれるぐらいです。


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散孔材特有の細長い切削屑がダストボックスにきれいに捕集されていました。


大成功!!!


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300mm手押しの改良完了間近

整流板(セパレーター)の取付


Dainichyを下から見た写真ですが、内部の上方にある鋳物のリブに整流板を取付けるとちょうどいいのですが、リブは電気ドリルが入らない場所にあるので穴が開けられません。そこでベンチクランプ状の物を堅木で作り、整流板の合板とでリブを挟み込むようにしました。リブの上方にカッターがあり、切削屑は整流板に沿って下に落ちて来ます。Dainichyの脚部の空洞を利用してダクトにし、ダクトと整流板の隙間から吸引することにより、大きい(重い)切削屑は下に落ち、細かい切削屑だけがダクトに吸い込まれるという算段です。また、機械の内部が負圧になるので粉塵は機械の隙間から外には出て来ません。



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早速集塵ホースを接続し、跳び箱じゃなかった、ダストコレクターの引出しを装着して試し削り!
まだアクリの窓が付いてませんが大丈夫でしょう。


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削りくずがちゃんと引出しに溜り、室内には細かい粉が飛散しなくなりました。
一発で大成功!!


明日はパチン錠を付けたりアクリの窓入れ、取っ手の取付等、まだまだ作業はありますが完成間近です。
塗装もしなければ・・・


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続300mm手押しの改良


Dainichyに引出し式のダストポートを付けるのはかねてからの懸案ですが、今付いている馬は前後方向なので引出し式のダストポートを取付けるには少々無理があります。そこで先ずは横方向の馬を楓材で作って取り替えました。


Dainichyは200kg以上あるので取り替えも簡単ではありません。油圧ジャッキで片側ずつ持ち上げて仮の台をかまし、安全を確保した上で馬を取り替えます。



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前後の新しい馬が取付いたら油圧ジャッキで少し持ち上げて仮の台を外し、ゆっくりと降ろします。


この油圧ジャッキは昔乗っていたデリカの物ですが1.5tのキャパシティがあるので軽々と持ち上げてくれる力持ちです。


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今までの使用で大きいダストは下に落ちますが細かいダストが刃口やその他の隙間から空中にかなり飛散するので、やはりダストコレクターが必要です。細かい粒子だけをコレクターに吸い込んで大きな切削屑は引出しに落ちるようにしなければなりません。とりあえずアウトフィード側の下にダストコレクターのポート取付板を付けることにしました。


何せ、古いマシンでそこら中穴だらけの超オープン構造ですから、あちこち蓋をしたり、粒子を分離するためのデフィーザー等が必要ですが、最近シナ合板を大量に手に入れたので、ふんだんに使ってなんとかなりそうです。


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上部の穴も塞ぎますがここはテーブル高さ調整用のシャフトが出ているのとテーブルがわずかですが移動するのでちょっとやっかいです。脚部の内側の蓋はパッチン錠を買って来なくては行けないので荷造りバンドで仮固定しています。


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インフィード側も同様ですが、こちらはモーターが付いているのでさらに複雑です。


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跳び箱? 跳び箱ではありませ〜ん。切削屑を溜めるダストボックスです。脚の形に合わせて容積をできるだけ確保した結果です。前面の窓にはアクリル板を嵌め込みます。


内部には切削屑のみをダストボックスに落とすための整流板を付けますが、これは組立が出来てから実際に運転しながらのカットアンドトライとなります。


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《おまけ》
モータースイッチが全面下部の腰を屈めないと操作出来ないような低い位置についていたので、作業のじゃまにならず、見やすく、簡単に手の届く位置に移設しました。


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300mm手押しの改良

お待たせしました。Dynichyの改良です。(誰も待ってないって?)


先ずはインフィードテーブルの高さ調整ハンドルと切削深さ表示の改良です。


・切削深さ表示に指標がない
・ハンドルが硬い、小さいので回しにくい。


切削深さの指標はちょうど良い寸法の真鍮板の切れ端があったのでこれを加工してM3トラスビスで取付けました。
真鍮ミガキで磨いたのでピカピカです!


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ハンドル径は120mm、このハンドルに木製の280mm径ハンドルを作って取付けることにします。
材質は桜かモアビがいいのですが・・・桜はもったいない!モアビは280角で厚さ45mmの材がなかったので足元に転がっていたカリンを使いました(笑)
材の中心を出してバンドソーでφ285に挽き、取付け穴とハンドルらしく見せるためのφ45の穴を4つ加工します。
表になる面のセンターにフェイスプレートをタッピングビスで固定します。



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ウッドレースでハンドルらしくなるように挽きます。こちらは表面


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裏面は元のハンドルが付く面を残してやはりハンドルらしく挽きます。


カリンは硬いですが、切削加工はけっこう軽快に削れます。モアビのような刺激性もないし、匂いも悪くないです。


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ハンドルの形になったら、フェースプレートを外して裏返し、4つの穴をコールジョーで掴みます。


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フェースプレートのネジ穴がなくなるまでセンターを削り込みます。
φ280ですからちょうどゴーカートのステアリングと同じくらいの大きさです。


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元のハンドルにM6タップを立て、キャップスクリューで表から固定して完成です。


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ピッタリ取付きました。


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これで切削深さ調整が軽快に気持ち良く出来るようになりました。


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300mm手押しカンナ Dainichy

ワタナベ機械店さんのHPに我がDainichyと嬉しそうに試し削りをする私の写真がアップされました。


この材はサペリ(アフリカン・マホガニー)で、広葉樹としては柔らかく加工性も良い木ですが、Dainichyが我が工房に来てからはインディアンローズウッドやカリン等の幅広の硬い木も楽々こなしてくれております。


下の写真はブラックウォールナッツでサペリよりはかなり硬いです。


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http://homepage3.nifty.com/watanabekikai/
このページの一番下の方「へたくそなお仕事」コーナーです。


なお、ワタナベ機械さんには250mm手押しの100V仕様の在庫もあるようですので、動力は使えないが幅広の手押しが欲しいと思っておられる方は是非お問い合わせ下さい。


木工材料展のご案内

日頃お世話になっている中源銘木さんが4月25/26日の二日間、春期木工材料展を開催されます。


いろいろな樹種、大きい物から小さい材までの展示販売です。


材木に興味のある方はどうぞお立寄り下さい。
掘り出し物があるかもしれません!



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 優れ物

R-ホームセンターへ行った時についでに買って来たのがこのスポンジの研磨シート。


ずいぶん前に別のスポンジ状の物を使ったことがあるのですが、すぐに研削力がなくなって、使い物にならなかったので二度と買いませんでした。今回はこの "3M  MADE IN ENGLAND" についつい惹かれて買ってしまいました!


試しに曲面の研磨や狭い入隅などの研磨に使ってみるとシートがしなやかな割には丈夫で研削力もけっこう長持ちします。
ちょっと値段は高いのですがこれはけっこう使えます。
写真は試しに買って来た"FINE"(#240)と"SUPER FINE"(#320) ですが他に#120と#800、#1200もありました。


平面の研磨には向きませんが、曲面(特に凹面)や複雑な形状など平面度が必要ない場所には最適です。
もう一つの有用な使い道はオイルを塗った後のウエット研磨です。今までは使い古しのカラ研ぎペーパーを使っていましたがすぐに目詰まりするのと使い古しでも台紙が硬いので細かい部分等は磨きにくかったのですが、これは削りカスをスポンジが吸収してくれるのか、ウエット研磨でも目詰まりが少なく使い易いです。


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昇降盤の調整

注文していたテーブルソー用のソーゲージが届きました。


これはソーブレードとマイターゲージの溝の平行度をチェックするもので、この精度はテーブルソーや昇降盤の命です。
いくらマイターゲージの角度を正確に調整してもブレードと溝が平行でなかったら正確な切断ができないばかりか、切断面が焦げたりキックバックを受け易くなったりします。


ソーブレードをできるだけ高く出し、マイターゲージの溝にソーゲージをセットしてブレードの一番手前にスライドさせダイヤルゲージの目盛りをゼロにセットします。


先ずソーブレードをゆっくり手で回してブレードのブレを確認します。
これは1目盛り(0.001インチ=0.0254mm)以内だったので充分な精度です。


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ソーゲージを奥にスライドさせてダイヤルゲージの目盛りを見ます。
写真では8目盛り+なので8×0.001=0.008インチ(約0.2mm)だけ奥の巾が広いという事です。
一応許容範囲内ですが今研ぎに出している400mmのブレードを付けると計算値では0.26mmとなるので調整しておきます。


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主軸のベアリングを固定している4本のボルトをメガネレンチで一旦ゆるめ、スプリングワッシャーが少し効く程度に締め直します。主軸のベアリング受けのブロックを玄翁で軽く叩いてダイヤルゲージの指針がゼロを示すようにします。


ソーゲージを手前にスライドさせてゼロであればOK、ずれていたらこの操作を繰り返して手前と奥の差がなくなるまで調整します。


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4回の調整でブレードと溝の平行が出ました。
ベアリング固定ボルトをしっかりと締め付けます。


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左側のマイターゲージ溝も右と同様に確認します。
こちらはぴったり合ってました。もっとも右と左で差があると調整のしようがありませんので諦めるしかありませんが・・・
この昇降盤のテーブルは左右の溝の平行度が精度よく加工されている事がわかりました。


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次は平行ガイドの調整をします。テーブルを上げてソーブレードを引っ込め、ソーブレードの時と同様に平行ガイドの溝への平行度を見ます。平行ガイドの2本の固定ボルトをゆるめて手前は少し強めに奥のボルトはゆるめに締め直します。


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手前と奥の指示値が同じになるように平行ガイドの奥の方を木ハンマーで軽く叩いて調整します。


調整ができたら2本のボルトをしっかり締めます。


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このソーゲージを使うと非常に簡単に精度よく調整できました。 30分足らずで完了!
主軸は滅多にずれる事はないと思いますが、平行ガイドは常に側圧がかかり、まれにキックバックを受けた時等は大きな力がかかりますのでけっこう狂うようですがこれで気軽に短時間で精度よく調整できそうです。


ポイントはこのユニークで精密ななスライダーの構造にあるようです。
写真のように2ほんのピンを溝の両側に置き、その上にバーベル状の大きなピンを置き、ソーゲージを乗せます。


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ソーゲージの裏には5本のV溝があり、溝と対象物の距離により使い分けます。


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とても良くできた測定器です。ちなみに機構部品はすべてUSA製とマニュアルに強調してありました。(笑)
たしかにこのユニークなピン類はとても美しい旋盤加工がされていました。ダイヤルゲージは台湾製かもしれませんが、でも動きはとてもスムーズでバックラッシュもありません。


アタッチメントを使ってトースカンと組み合わせれば旋盤の調整や測定にも使えそうです。


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300mm手押しのカスタマイズ-1

Dainichyの安全カバーの戻りバネが強すぎて特に幅広材の場合、回転軸に近い部分を押すことになるので強い力で押さないと動きません。これでは安全どころか、危険なのですぐに改良しないといけません!!


柔らかめのバネをR-ホームセンターで探して来ました。


元のバネは線径が3mm、R-ホームセンターには同じ巻き径で線径が1.6、1.8と2mmの引っぱりバネがありました。
今回は引っ張りバネでなくトーションバー的な使い方をするのでバネの硬さと先端を自分で加工する事を考えて1.8mmの物を購入しました。


両端の輪になっている部分をプライヤーとラジオペンチで伸ばして必要な長さにクリッパーでカット。


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きれいに収まりました。 戻る力もバッチリ! ソフトに確実に戻ります。
押す力も非常に軽くなりストレスを感じません。
線径の選定とバネの巻き数が多かったのも良かったかもしれません。


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次にこの星形のフェンス固定ノブですが、ノブの位置が低く、角が立っているので回す時に指が痛い!
ヘタをすると前のロッドの間に指が挟まれます。


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そこで一回り大きめのノブを水目の端材をウッドレースで挽いて作り、星形の鋳物のノブに被せてネジ止めしました。



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これで回し易くなり、冬でも冷たくありません!!
角度調整レバーのノブも合わせて木に替えるかな? また今度ですね(笑)


そういえば昔乗っていたマニュアルシフトの車は自分で作った木製のノブに交換していました。シフトパターンは自分で彫刻・・これがないと車検とおりませんので・・(笑)・・シフトパターン見て運転するか?それこそ危ないやろ!
私はエンジンブレーキを多用するのでギヤシフトの回数は普通の人の5倍以上と思います。あのメーカー純正のゴム風プラスチックは夏はべとつくし、冬は冷たく触るのもいやでした。もちろんステアリングホイールはナルディのウッドに交換してました。(今の車はエアバッグ等が付いていて自分で交換できませんが)


話がそれてしまいましたが、Dainichyはまだまだ改良するところがあります。どんどん改良して働き易い環境?で大きな仕事をしてもらいましょう。


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