毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

マニアック

ボール盤の台製作-5

引出しの機械加工が完成しました。
下の2段は市販のスライドレールを使った通常の物ですが一番上はちょっと変えてみました。
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前板がカパッと開いて90°の位置で止まります。そしてこの板の上に物が乗せられるようになっています。いわば、ちいさなフォールディングテーブルです。
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さらに半分程引出せるようになっています。これは奥に入れた物が取り出しやすいようにです。
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特製の引き手もできました。
あとは各引出しの微調整をしてから本組み立て(接着)すればほぼできあがりです。
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ボール盤の台製作-4

先日、組立てた左右の枠を貫で締結して接着したのでその間に天板の取付け穴の加工をしました。
天板に開けた穴に合わせてセンターポンチを打ちます。
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エンザートをねじ込むためのφ7.8の下穴をガイドを使って垂直に開けます。
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エンザートを専用工具でねじ込みます。
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天板が取り付きました。
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天板の収縮に対応できるようにボルト穴と座グリは長穴にしてあります。
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引出しの枠の機械加工ができました。
表板は楓、側板と裏板は楠です。
表板と側板はアリ型追い入れ継ぎ、裏板は片胴付き追い入れ継ぎです。
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ボール盤の台製作-2

ホゾ穴の加工が終わり、仮組しました。
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天板を乗せてみました。
天板もミズメの一枚板(33mm厚)ぜいたくやな!(重い!!)
しかし一番下のベースに使ったミズメは角ノミで穴開けするとき煙が出るほど硬かった!
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ボール盤の台製作

25年以上使い続けている北川鉄工のボール盤ですが当初から実にいい加減な台に乗せて使っています。
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実はずっと前から気にはなっているんですが特に問題もないので使い続けていました。
下の台は楠のブロックなんですが直径60cmくらいあった丸太の一部で枝分かれした部分?
製材してもあまり使えそうになかったのでずっとボール盤の台になっていたわけです。
欠点は周りの掃除がしにくい、収納スペースがない、見た目が不安定といったところです。

今回、思い立って専用の台を作る事にしました。
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必要な材を揃えて木取りしました。
材は水目です。これだけでかなりの重量です!
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今日はホゾの機械加工が完了しました。
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曲面用面取りガイド製作

昨日試作した材料を使ってさっそく曲面面取り用のジグを作りました。
まずピンとなるφ8の真鍮棒を95mmの長さにカットし、先端から40mmだけフライスで1.5mm削ります。これはピンの高さを調整して固定する押しネジの先端が当る部分です。こうしておけば押しネジで付いた傷でピンの動きが悪くなる事がありません。
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ピンの高さを調整して固定するカラムは高さを50mm取り、ピンのブレや振動が出ないようにしました。材は滑りのいい山桜です。フェンスに取付けるためのベースは昨日使った欅です。ベースとカラムは嵌め込んで接着しています。
ピンの固定とストッパーにはジャンク箱にあったちょうど良い寸法のローレットネジを使いました。
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トリマースタンドのフェンスに装着したところです。
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ピンの先端部分です。ピンの高さを調節してビットの先端より1〜2mmの位置に固定します。
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さっそく曲面の面取りをしてみました。・・・Good!!
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 これを応用すればピンルーターマシンも自作できそうです。

曲面用面取りガイドの試作

額等の外周の飾り面を加工する時、通常はコロ付きのビットを使いますがたまにベアリングなしのビットを使いたい場合があります。
外周が直線のときはフェンスを使えば問題ないのですが曲線の時は加工できません。
そこで曲面用の面取りガイドを考えました。
要はフェンスの替わりにビットの中心上方に円柱状のピンを固定すればいいわけです。(ビットに付ける訳ではないので回転するる必要はありません。)
実際にはビットを上下させる事があるのでピンもそれに応じて上下でき、かつ簡単確実にロックできなければなりません。またワークを押し付けて使いますからピンの剛性も考慮しなくてはいけません。
今回は試作で用途は額縁の面取りに限定していますので旋盤のジグとして使っている両端にM6のタップを切った真鍮棒を使いました。長さがフェンスの上端から今回加工するビットの上端までのジャストサイズだったので10mm厚の板にボルトオンしてフェンス上のストッパー固定ネジを利用して取付けました。
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額の曲面をこのピンに沿わせて加工します。
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曲面にきれいに面取りができました! もちろん直線部分でも同様に使えます。
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これは額以外でもいろんなシーンで使えそうなのでピンの可動方法やもっと小さなアールの面取りにも使えるような汎用性のあるジグを作る事にします。
 

昇降盤による凹板製作

3月末に作った試作のジグを使って新しい作品を作ってみることにしました。
以下のサイトはジグ試作時の記事です。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/as2438/article/edit?id=13975339 
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木目のきれいな端材を選んでせいほうけいにカットしてセンターを出し、加工しました。
左から山桜、水楢、橡、チシャが各2枚です。(端材なので寸法、厚みはまちまちです。)
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山桜
IMG_サクラ

水楢
IMG_ミズナラ

チシャ(拡大)
IMG_チシャ1-4

橡(拡大)
IMG_トチ1-4
 
硬質の木の方が独特のパターンがきれいに出るようです。
さてさて、これを何に使うかですが・・・ 

コーナークランプ

今、フレーム(枠/額)を大量に作っていますがフレームの組立、接着時の必需品がコーナークランプです。
当工房で最も良く使うのがこのスチールベルト式のコーナークランプで各コーナーのパッドはアルミダイキャストのしっかりした造りの物です。スチールベルトで締めますから伸びがありません。その分確実に締め付けられますが唯一の欠点は重い事とスチールベルトの巻上げ時、引出し時に十分注意しないと巻き上げハンドルのスプリングバックで痛い目に遭います!
ベルトの長さは4m近くあるのでかなり大型の箱でも使用可能です。
スチールベルトの油が切れると締め付け時の動きが悪くなり、ワークに傷が付いてしまいますから定期的にベルトとコーナーパッドの円弧の部分に給油しないといけません。私は何回か使ったらシリコンスプレーの先にノズルを付けてパッドとベルトに少量吹き付けています。
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これもスチールベルト式ですがコーナーパッドは板金でできています。
構造的には同じですが鉄板に塗装してあるのでパッドとベルトの滑りが悪く、少し使いづらいです。ハンドルやネジも華奢で・・まあ値段相応といったところです。
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これはベルトがナイロン製で締め付けて行くとベルトがジワーと伸びます。
この特性がいい場合もありますので用途によって伸びのないスチールベルト製の物と使い分けています。
ベルトが古くなって来ると汚れや接着剤の付着によりパッドとの滑りが悪くなるのでベルトは常にきれいにしておかなければなりません。
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これはVeritas社のスピードナット式フレームクランプです。
硬質ナイロン製のコーナーパッドと1/4”全ネジボルトの組合せですがスピードナットの採用により、設定が非常にクイックにできる優れものです。奥行きのあるフレームの場合は写真のように2段に使った方がいいようです。
欠点は値段が高い事です。(笑)
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4つのスピードナットを平均して締めるだけでピシッと留が合ってくれます。
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下は木工をやり始めた頃に自作したコーナークランプです。
機能上はVeritasの物と同じですが蝶ナットをいやという程回さなければなりません!
中には蝶ナットを電動ドライバーで回せるように工夫されている方もおられるようです。
ボルト一本は何かに流用したようです。(笑)
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コーナーパッドは木材の引っぱり方向への強度を考えて3枚の木を貼り合わせて作っています。
当時としてはなかなかの出来映えですね!(笑)
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飾り面仕上用ジグ

先日からメルヘンオルゴール用の枠の製作に取りかかっていますが今回は数が多い事もあって効率よく精度の高い仕事をするためにはやはりジグが必要です。
枠(額縁)の内面には飾り面を取りますが、内面は枠を組立てて接着してから仕上げるのは厄介で特に入り隅の部分は大変です。
そこで内面は接着する前に仕上げておきますが各ピースが同じ形状に揃っていないと後の修正に無駄な時間を費やすことになります。
特に今回使ったクイーン・アンビットは微妙なカーブなのでフリーハンドで仕上げるとどうしても接合部分に目違いが生じてしまいます。

まず檜の正確な直方体を作り、直線部分は昇降盤で、曲線部は外丸鉋でクイーン・アンビットの断面と同じカーブになるように削ります。
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墨線近くまで来たら少しづつ削ってビットのカーブにぴったり合うようにします。
表裏、リバーシブルに仕上げて#240と#400のサンドペーパーを貼付けて使います。
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両側面に桜の板のガイドを取付けて完成です。
使い方はガイドを基準面に沿わせて力を平均にかけてサンディングするだけでルータービットで加工した面も型くずれせず、両端もダレません。
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小さい方の枠はチャンファー(45°の大面)を取ったので45°用の研磨ジグも作りました。
右の2点がそれです。こちらは裏表使えないので2つ作りました。
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こちらは平面部分をガイドとして、45°の面に押し付けながらサンディングします。
フリーハンドで研磨すると面が小さいのでどうしても45°の角度が微妙に変わってしまいますがこのジグを使えば端から端まで正確な45°に研磨できます。
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サンドペーパーをセットしたジグの断面です。
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サンドペーパーは細くカットした2枚をこのように挟んで左の三角の桟をビスで締めて固定します。
45°に固定される中央の研磨板に桟の溝が切ってあるのでビスを締めても桟や研磨板がずれる事はありません。
ペーパーを2枚挟むのは実際に必要な左の一枚だけだと研磨板の角度が変わってしまうためです。幅広のサンドペーパーにビスの穴を開けてもいいんですが、めんどくさいので・・・
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45°研磨ジグの全てのパーツです。3つの木のピースは一本の栗の直方体から切り出しました。
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ホンダ発電機が復活!

昨年暮れにダウンしたメイン発電機のホンダEBR2300CXがやっと復活しました。

建機修理業者に依頼していた部品が入り、さっそく取付けてガソリンを入れ、リコイルスターターを引くと一発で掛かって100Vが出力されました。(エンジンはもともと調子良かったんですが)
これで製材室以外の電力は燃費の比較的良好なこの発電機が使えるようになったのでやれやれです。
騒音もスバルの3.5KVAよりは低いので落ち着いて作業できそうです。
(スバルの車のエンジンは静かなんですけどね〜、燃費はどちらも悪いですね!・・・笑)
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