毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

マニアック

プラネタリウム試作完成

注文していたLEDキットが届きました。
今日は久々の電子工作です。LEDは昔から寸法変わりませんが、この抵抗器の小さい事!
部品の実装密度はたいしたことありませんが、この基板の直径は32mmです。
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今時はこんな単純な回路でも多層基板ですから、昔のようにプリントパターンが走っておらず、裏面もドットだけです! しかし、真空管時代の40Wの半田ごてしか持っていない老人にはこのサイズが限界です。もちろん彫刻をやる時のヘッドルーペのお世話になりました。
昔はほとんど毎日のようにもっと複雑な回路の基板のハンダ付けをやってたものですが・・・
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ターンテーブルの上にぴったり取り付きました!
秋月電子通商さんのキットは基板の寸法から詳細な仕様まで購入前に確認できるので設計する上において何かと便利です。キットに付属の電池ケースは3連が付いているのでプラネタリウムには使えないので、別途単体のケースも3個注文しました。(@30です!ホームセンターよりずっと安いです。しかも品質も良い!)
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ターンテーブルをベースにセットしたところです。
ネジ巻き用のハンドルも取付けました。ドームはこの上にポン!と被せるだけです。
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早速の要改良点ですが
LEDの光は指向性が強く強烈なのでLEDの上にデフューザーを付けるといいのですが、適当な物がないので今回はこのままです。
またライトのスイッチがドームの中にあるので(上の写真の手前に写っているスライドスイッチです。)ちょっと不便です。本当はオルゴールを演奏すると自動で点灯するようにしたいのですが、そうするとターンテーブルの回転を検出するセンサーと電子回路が必要となります。
もしくはターンテーブルを透明アクリルで作ってその下から照らすようにする方が簡単かもしれません。(アクリルをマット面にすればデフューザーの機能もある程度持たす事ができる。)
次回の課題ですね。(次回あるのか?)
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音色磨き?

いけず小町はんの音色磨きです。
蓋をぴったりくっつけて演奏するとどうしても少しくぐもった音になるのと本体と蓋の接触具合でビビリ音が若干発生する場合があります。(よく鳴る箱ほどこの現象が現れるようです。)
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真鍮の小釘の頭を本体側に4ヶ所埋め込んで1mm弱の隙間を作る事にしました。
蓋と本体は印籠になっているので、隙間があっても問題にはなりません。
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もう一つの原因は蓋の裏に当るストッパーのロッドから出る異音のようです。
こちらは真鍮のロッドの先端にナイロンのキャップを被せました。本当は被せたくないのですが・・
リターンスプリングを強い物にすれば解消しますが蓋開閉の操作感が悪くなるのとふたの裏に傷が付きやすくなるので、やむなくナイロンキャップを採用しました。
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これで音色がクリヤーになってノイズも減少しました。

おおきにはばかりさん♫。 

トレブルテーブルの修理-1

一昨年の12月にお嫁に行ったトレブルテーブルが修理のために戻って来ました。
トラブルテーブルではありません、(念のため・・トレブルとは高音部の事を意味し、ト音記号の別名です。)
嫁入り先はすぐ近所だったのですがご主人様の転勤により昨年の秋に群馬県に引っ越しました。
かの地は空気が非常に乾燥しており、4度の展示会出展でも問題の出なかった五線譜の一番弱い所が乾燥による収縮で亀裂が入ってしまいました。
十分に乾燥した狂いの少ない ウォールナッツですが27cmしかないスパンで1.5mmも亀裂が入るというのは驚きです!(恐るべし群馬の乾燥度!)

またデザイン重視のあまり、組み方がセオリーに反したホゾ組となっていたので収縮の逃げ場がなく、割れてしまったようです。ウォールナッツは狂いが少なく、寸法も27cmなので大丈夫だろうと思ったのが甘かったようです。(反省!)
ホゾは強固にくっ付いていて外れないので切断しました!
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割れの入った部分です。もともと雇い実を入れて接合している部分はしっかり接着できていて、その近くが斜めに割れています。
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割れた部分を昇降盤で切り取ります。
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色味の似通ったウォールナッツ材を切り取った溝巾より0.2mm厚く挽いて接着します。
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外側の不要な部分を釘挽き鋸で切り落とします。
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内側をスピンドルサンダーで仕上げて両面を鉋で面一にします。
これでオイルを塗り直せば外観上はほとんど見分けが付かなくなります。
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いけず小町完成!

いけず小町はんが完成しました。
チェック柄の座布団にちゃっかり座って澄ましておりますが、なかなか様になっているようで・・・
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蓋を開けるとこんな感じですが、一見通常のオルゴールです。
音色は・・・桜の材の一木作りのためか30弁とは思えないほど引き締まった音を奏でてくれます。
響板の厚みに変化を付けたのも効いているかもしれません。

いけずだけとちごて音色もよろしおすえ! ほな4月の個展でお会いしまひょ。(小町)
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グレードアップ?

スコッチヨークにシルクハットが付きました!
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ハンドルを回すと・・・ばぁ〜

彼の名は「サー・ウイリアム・トムソン」英国紳士です。
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いけず小町の座布団

今度は朴と橡の角材で市松模様を作ります。
朴と橡を交互に貼り合わせて平面と直角を出します。
角材は9.5×11mmですが、4面をプレーナーを通して直角をきっちり出しておきます。仕上がりに大きく影響します。
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昇降盤のブレードを1.6mmの薄刃に替えて9.5mm巾にクロスカットします。
それでも19回カットすると30mm(約3コマ分)は大鋸屑となってしまいます。
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クロスカットしたパーツには切った順番に番号を振っておきます。
精度の良いカットが出来たとしても機械の誤差や癖があるので隣同士の方がしっくりと合います。
また、一コマづつずれるとはいいながら木目や色味のグラデーションも自然になります。
(これ、バラバラにしてしまうと元通りの順番に合わせるのは木目の目立たない木を使っているので至難のわざです。)
交互に一コマづつずらすと9.5mmの市松模様になります。
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例によってはみ出た接着剤で締め具にくっ付かないようにサランラップを敷いて圧着します。
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はみ出たコマを切り落とせばチェッカーフラッグのできあがりです。
コマの数を奇数にすれば左右対称、偶数にすれば非対称となります。
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周囲にゆるやかなアールを付けて、飾り面を取り、「京のいけず小町」さんの座布団になりました。(笑)
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ちょっと、いけずなオルゴール

突然タイトルが変わりましたが、そう、まぎれもない寿司桶の続きです(笑)
なぜ、「いけず」なのかって?
それはちょっとストッパーが普通とは違うんです。
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「いけず」オルゴール用のストッパーの全部品です。
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ストッパーを組立てたところです。
独立したアクチェーターが2つあります。
今日はこのストッパーユニットの製作に丸一日を費やしました!(とても充実した一日でした・・笑)
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本体にセットするとこうなります。
どんな「いけず」をするのか?・・・気になる方は4月の〈オルゴールと木工展〉へどうぞおこしやす!!

さてさて、基本動作がうまく行ったので一旦全部のパーツをバラして仕上げ、オイル塗装を施し、最終組み立てとなります。
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寿司桶風?オルゴール

蓋の矢絣が接着できたので表面を旋盤で緩やかなアールに削ります。
今回は4種類もの異なる樹種が交互に混ざり、木目も交錯しているので引っ掛けてしまっては苦労して作った矢絣が元も子もなくなってしまいます。そこで大事を取ってスクレーパーで挽く事にしました。
スクレーパーはキャッチの確率が低い安全な刃物ですが切れ味が若干悪いので通常は仕上には使いません。今回はラウンドスクレーパーをグラインダーで慎重に研いで、刃先を#2000のダイヤモンド砥石でキラリーンと光るまで研ぎ上げた物を使いました。細かい削くずを出しながら少しづつ削るとスクレーパーでもかなり奇麗に仕上がりました!
サンドペーパーも#400から掛けられるので(通常は#120から)かえって早く出来ました。(笑)
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まずまずの出来映え(自己満足)
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本体と蓋をマスキングテープで固定して蝶番を取付ける面を欠き取ります。
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蝶番を所定の位置にテープで固定して木ネジのセンター穴をマーキングします。
皿頭のネジは取付け位置の融通が一切効かないので正確なセンターを出さなければなりません。
しかし少し前に買ったこのセンターポンチが威力を発揮してくれます。太さがほぼ0.2mm刻みで揃っているので実に具合がいいんです!
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当初は変な物買ってしまったな!と思っていたんですが、このような加工にはうってつけで最近はとても重宝しています。・・・笑
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蝶番がきれいに取り付きました。
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寿司桶オルゴール?

蓋に入れる寄せ木のピースを作るために10mm角の朴と橡の角材を用意し、長さ25mmに45°カットします。まったく同じ形の細かいピースをたくさん切り出すために昔に製作した額縁の留め切り用のジグを使いました。
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10mmの角材なら7本一度にカットできます。
細かくカットされたピースが飛び散らないように先端もガッチリ固定します。
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左側の押さえアームは本来額縁のもう一方の辺を固定してトリミングカットするためのものですが、こんな所で役に立つとは思いませんでした。(笑)これで細かい部品も安定して安全にきれいにカットする事ができました。
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サランラップを敷いてピースを接着すると矢絣ができました!
矢羽根の中央に入れてあるのは2mm厚のウォールナッツです。
本当はもっと細かいパターンにしたいんですが・・・それこそ専用のジグが必要となります。
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こうして見るとパターンがやはり少し大きいですが今回は我慢しましょう。
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バンドソーで慎重に切り抜き、隙間が出来ると台無しなのでヤスリと木片に貼付けたサンドペーパーで少しづつ削っては蓋の凹部に合わせます。根気のいる作業です。
ピッタリ合ったところで接着剤を凹部に均一に薄く塗って貼り合わせ、クランプで締めて一晩置きます。
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今度は寿司桶オルゴール?

桶に入っているのはにぎり寿司にあらず、30弁のOrfeusが一貫です!
30弁のOrfeusuはどうも特定の周波数でのブーミーな低音が気になっていました。そこで今回は硬めで締まりのある音がする山桜で挽いてみました。もちろん響板(底板)も一体加工ですが、特定の周波数で鳴りにくいように中央部と周辺部では厚みを変えてみました。これは挽きものならではの得意技ですね。一定の厚さに挽くのは難しいですが、なだらかなカーブを付けて中央部と周辺部の厚みを変えるのは超簡単です。(笑)まずムーブメントを取付ける中央部の厚みをキャリパーで確認しながら4mmに決めて、外周部に向って徐々に厚くなるように挽きます。(外周部の厚みは約7mmです。)
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手持ちの桜材が53mm厚しかなかったので蓋は別の材から取りました。共木だったので違和感はないと思います。
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但し20mm厚なのでチャックの掴み代がなく、両面からサークルカッターで溝を切ってその溝をエキスパンデッドチャックで掴んで外周を挽き、糸鋸盤で内周を切り抜きました。
この段付きの窓に寄せ木細工を入れる予定です。
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