マニアック
9月19
8月30
啄木舎のTさんが製作中のスピネットの隅に30弁のオルゴールを取り付けられたんです。(Tさんもおるごーるウィルスに感染したようです・・・笑)とてもよく響くんですが一つ問題があるんです。
スピネットは元々可搬型のチェンバロなんですが運搬時に脚を外すとリューズ(巻き上げハンドル)がスピネットの底面から出たままなのでうっかり机の上に置いたりするとリューズを当ててしまうし持ち運びに不便なんです。
いちいちリューズをネジで取り外すのも不便なのでなんとか簡単に外せる方法を考えました。
まずムーブメント側に取り付けるパーツをφ8の真鍮丸棒にM3.5のタップを立ててその反対側にφ6のマグネットを圧入し、エンドミルでマグネットの径ギリギリまで2辺を切削しました。
途中経過なしにできてしまいましたが右が取り外し可能なリューズです。
リューズはφ10の真鍮丸棒から削り出し、奥にマグネットを圧入してあります。
締結はマグネット同士でピッタリくっつき、回転力はスプライン風の切れ込みで伝達します。
合体した状態です。
ムーブメントに取り付けた状態です。巻き上げ具合もガタなど全くなくいい感じです。
リューズを外すとこうなってムーブメント底面から11mmなのでスピネットの12mm厚の底板からは飛び出ません。ただし底板の穴は12mmに拡げないといけませんのでTさん、よろしくです。
スピネットは元々可搬型のチェンバロなんですが運搬時に脚を外すとリューズ(巻き上げハンドル)がスピネットの底面から出たままなのでうっかり机の上に置いたりするとリューズを当ててしまうし持ち運びに不便なんです。
いちいちリューズをネジで取り外すのも不便なのでなんとか簡単に外せる方法を考えました。
まずムーブメント側に取り付けるパーツをφ8の真鍮丸棒にM3.5のタップを立ててその反対側にφ6のマグネットを圧入し、エンドミルでマグネットの径ギリギリまで2辺を切削しました。
途中経過なしにできてしまいましたが右が取り外し可能なリューズです。
リューズはφ10の真鍮丸棒から削り出し、奥にマグネットを圧入してあります。
締結はマグネット同士でピッタリくっつき、回転力はスプライン風の切れ込みで伝達します。
合体した状態です。
ムーブメントに取り付けた状態です。巻き上げ具合もガタなど全くなくいい感じです。
リューズを外すとこうなってムーブメント底面から11mmなのでスピネットの12mm厚の底板からは飛び出ません。ただし底板の穴は12mmに拡げないといけませんのでTさん、よろしくです。
7月28
昨日製作したロングマイターフェンスにピットメジャーを貼り付けました。
私の昇降盤の構造上、長尺物をカットするときは左側を使います。起点が右となるので目盛りの数字が逆さまですがまあいいでしょう。(笑)
ピットメジャーの素材は鉄ですが鋼板の厚みは0.1mmくらいなのでハサミで簡単に切れますとは言え万一大切なチップソーに当たるといやなので"0"ではなく”1”mmの所でハサミで切ってフェンスの端から1mmずらせて貼り付けました。
ストッパーは目盛りが見やすいようにアルミチャンネルの端を鋭角に削りました。
小さな丸穴は別に目盛りには関係ありません。これはストッパーをなくさないように以前に開けた釘に掛ける穴です。(笑)
こちらはペティワーク用、基本が45°カットなので切断する板厚が変わると外側の長さは変化します。
したがってメジャーの表示は内側専用となります。そのためメジャーは下端を材料の下面の位置に合わせてフェンスの前面に貼り付けました。フェンスの上面に貼った方が見やすいのですがあくまで内側寸法ということで間違いにくいように前面のこの位置にしました。
0から105mmまでが欠落しているのは長さ2mのピットメジャーの1105mmまでを先の昇降盤用に使ってしまったためです(笑)、まあこんな長いフェンスで短い材料を切断することはないのでいいでしょう。
ストッパーの指標は真鍮板の切れ端で作りました。赤色の枠内の数字は頭の"1"を赤のマジックで消してあります(笑)
試しに350mm設定でカットした材は厚みが10mmだったので外側の実寸法はちょうど360mmとなりました。
実際の留め切りでは両端を45°カットしますがストッパーは外側にしか当たらないので内側寸法に板厚を足した寸法にセットしなければなりません。
外側寸法でセットするには最初から板厚の2倍を加えた寸法にセットしますが、実際にはそれプラス1~2mmとしてカットした後、片側をトリミングカットで実寸に合わせるのがいいようです。
私の昇降盤の構造上、長尺物をカットするときは左側を使います。起点が右となるので目盛りの数字が逆さまですがまあいいでしょう。(笑)
ピットメジャーの素材は鉄ですが鋼板の厚みは0.1mmくらいなのでハサミで簡単に切れますとは言え万一大切なチップソーに当たるといやなので"0"ではなく”1”mmの所でハサミで切ってフェンスの端から1mmずらせて貼り付けました。
ストッパーは目盛りが見やすいようにアルミチャンネルの端を鋭角に削りました。
小さな丸穴は別に目盛りには関係ありません。これはストッパーをなくさないように以前に開けた釘に掛ける穴です。(笑)
こちらはペティワーク用、基本が45°カットなので切断する板厚が変わると外側の長さは変化します。
したがってメジャーの表示は内側専用となります。そのためメジャーは下端を材料の下面の位置に合わせてフェンスの前面に貼り付けました。フェンスの上面に貼った方が見やすいのですがあくまで内側寸法ということで間違いにくいように前面のこの位置にしました。
0から105mmまでが欠落しているのは長さ2mのピットメジャーの1105mmまでを先の昇降盤用に使ってしまったためです(笑)、まあこんな長いフェンスで短い材料を切断することはないのでいいでしょう。
ストッパーの指標は真鍮板の切れ端で作りました。赤色の枠内の数字は頭の"1"を赤のマジックで消してあります(笑)
試しに350mm設定でカットした材は厚みが10mmだったので外側の実寸法はちょうど360mmとなりました。
実際の留め切りでは両端を45°カットしますがストッパーは外側にしか当たらないので内側寸法に板厚を足した寸法にセットしなければなりません。
外側寸法でセットするには最初から板厚の2倍を加えた寸法にセットしますが、実際にはそれプラス1~2mmとしてカットした後、片側をトリミングカットで実寸に合わせるのがいいようです。
工房村のHさんが取ってきた仕事を回してくれました。
工房で毎日暇そうにしている3人を気の毒に思ったのかどうかは判りませんが・・・ま、暇なのは私だけかもしれません(笑)
内容はある学校で使われる補助教壇ですが合計31個! これを盆明けまでに作らなければなりません。
同じ大きさの物を手加工で多数作るというのはけっこう難しいものでこれは工程を綿密に考えてかからなければなりません。教壇の外枠は留め継ぎですので内部の補強構造体とぴったり合わなくてはなりません。
出来上がりの寸法精度は外枠の木取りでほぼ決まりますから31個✖️4面=141枚の板を同じ寸法に留め切りする必要があります。いちいち寸法を測って毛書いていたのでは大変で誤差も大きくなるので昇降盤とペティワークのロングマイターフェンスを新たに作りました。
材はよく乾燥した柾目の水楢を使いました。これで1mまでの同じ寸法の材料がぴったり同じ長さにカットできます。
留め切り専用のペティワークもこの通り、ストッパーは共用です。
これ以上長いと集塵機の集塵袋に接触してしまいますのでこの設置場所ではこれが限界です。
工房で毎日暇そうにしている3人を気の毒に思ったのかどうかは判りませんが・・・ま、暇なのは私だけかもしれません(笑)
内容はある学校で使われる補助教壇ですが合計31個! これを盆明けまでに作らなければなりません。
同じ大きさの物を手加工で多数作るというのはけっこう難しいものでこれは工程を綿密に考えてかからなければなりません。教壇の外枠は留め継ぎですので内部の補強構造体とぴったり合わなくてはなりません。
出来上がりの寸法精度は外枠の木取りでほぼ決まりますから31個✖️4面=141枚の板を同じ寸法に留め切りする必要があります。いちいち寸法を測って毛書いていたのでは大変で誤差も大きくなるので昇降盤とペティワークのロングマイターフェンスを新たに作りました。
材はよく乾燥した柾目の水楢を使いました。これで1mまでの同じ寸法の材料がぴったり同じ長さにカットできます。
留め切り専用のペティワークもこの通り、ストッパーは共用です。
これ以上長いと集塵機の集塵袋に接触してしまいますのでこの設置場所ではこれが限界です。
7月14
小さな円筒状の物に正確な溝加工をしたい時がありますが本式の物は手持ちミニ旋盤用のインデックスでも大き過ぎて使えません。
小径物でも掴めるミニインデックス(角度割り出し機)を作ってみました。材料はジャンク箱にあったドリルチャック、10mm厚のアルミ合金板、真鍮などです。
角度割り出し板は直径70mm、割り出し角度は30°ごとにクリックストップで止められるようにしました。
今回の用途はツマミやノブに滑り止め加工をするくらいですからそんなに細かい角度や精度はいりません。
7月8
6月23
先日から機械の整備ばかりしていますが本当はいろんな作業を控えてるんですけど今バンドソーのブレード待ちなんで全ての工程が待機中なんです。そんなわけで今日はルーターテーブルの整備をしました。
まず4本のボルトをゆるめてテーブルトップを外します。
開けてびっくり‼️切削屑の山でした。
記録では2014年10月から何もしてませんから5年越しの結果です。(笑)
まずは分解掃除からということでほとんど全てのパーツをばらばらに
各部の切り屑やホコリを落としました。
心臓部の主軸/モーターユニットのベースと隔壁スライド部の擦り合わせを調整しました。
6月20
一番左が刃高設定ゲージでコの字形のアルミブロックに2本の真鍮ボルトが固定してあり、あらかじめこのボルトの位置を必要な刃の高さにセットしておきます。
裏刃には偏心したピンの付いたネジがあり、刃をセットした裏刃をゲージに乗せてネジを調整すれば3枚の刃が所定の同じ高さに揃います。
次に送りローラーのスプリング圧の調整をしました。
適当な厚みの材を挟んで切削量がゼロの状態までカッターヘッドを降ろし本体と4本のスプリング押さえネジのナットの隙間が約1mmになるように調整してダブルナットを締め付けます。これでスムーズに送材できるはずです。
カリンの薄板を
今回の整備が完了したところで前から気になっていたこの派手な緑色を思いきって塗り替えました❗️
新しい色は落ち着いた木創舎グリーン?です。
ダストポート、ベルトカバー、ヘッド昇降ハンドルは黒にしました。これでかなり引き締まって見えます。
昇降ハンドルのノブも木製の手に優しい形に作り替えました。ベルトカバーの止めネジとギヤボックスのシャフトの部分だけ前の色を残してあります。(ワンポイントです^_^)
6月19
小型プレーナー、ミニフォルテの切れ味が落ちてきたので替刃の交換をします。
ミニフォルテは切削巾120mmですが、完全に調整されれば0.5mmの厚みまで削れる能力があります。
集塵プレートとベルトカバーを外してまず掃除です。
ベルトカバーの内部には恐ろしいほどの拙作屑が溜まっていました。
プロフィール
野山のおるごーる仙...
最新記事
最新コメント
リンク
記事検索
カテゴリー
アーカイブ